不振が続く欧米。成長の鈍化が顕著になってきた新興国。世界経済の牽引役が不在となる中、「尖閣問題」をきっかけとした中国との関係悪化で、日本経済と企業の眼前にはさらなる暗雲が立ち込めている。果たしてリーマンショック以来の世界同時不況が再来するのか。視界不良の中、企業はどのような戦略を描けばいいのか。日経ビジネスが総力編集した「徹底予測2013」の中から一部の記事を抜粋して紹介する。 「電子書籍端末『Kindle(キンドル)』は日本でいったいいつ出るのか」 こうした噂が途切れなく飛び交い、常にその動向が話題に上る。2012年の中盤から後半にかけ、メット・メディア関係者の間で、米アマゾン・ドット・コムの動向に注目が集まった。 ついにベールを脱いだのは10月24日。登場したのは米ロサンゼルスで9月6日に発表した電子書籍専用端末「Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)」、そして
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