今月30日が期限の緊急事態宣言が解除された場合の対応について、東京都は、飲食店などに対して、午後9時までの営業時間の短縮を求めた上で、午後8時までは酒類の提供を認める方向で、政府と最終調整に入ったことが分かりました。 政府は今月30日が期限の「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」について、全て解除する方向で調整に入っています。これを受け東京都は、飲食店などに対して、営業時間の短縮要請を現在の午後8時までから、午後9時までに緩和した上で、午後8時まで酒類の提供を認める方向で政府と最終調整していることが関係者への取材で分かりました。 ただ、感染のリバウンドが危惧されることから、酒類の提供を認めるのは、感染対策の徹底など都の認証を受けた店で、時間や人数などの条件を付けることも検討しています。 東京都など1都3県の知事は、宣言解除後の緩和策について、自治体に判断を委ねないよう、政府が基本的対処