プリキュアは苦戦、スーパー戦隊は好調と明暗が分かれたバンダイナムコホールディングスの2022年の第1四半期決算。その要因となったのは「不正アクセス事件」と「主力玩具の動向」でした。 不正アクセス事件の影響を受けた「デリシャスパーティプリキュア」 2022年3月に発生した東映アニメーションの不正アクセス事件。ランサムウェアによる被害によって東映アニメーション制作のアニメは中断を余儀なくされ、テレビ放送および映画公開の延期など大きな損害が出ました。 「デリシャスパーティ・プリキュア(・はハートマーク)」は5週間の放送延期となり、「3人目キュアヤムヤムの登場が5週遅れる」「追加プリキュア『キュアフィナーレ』の登場も約1カ月遅れる」などの影響が出ることとなり、それに伴いバンダイ側の玩具の販売スケジュールも変更となりました。 プリキュアシリーズは、テレビアニメ放送と玩具販売のスケジュールが密接に連動
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