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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (452)

  • 新型コロナの影響で飲食業が厳しいのは売上減のためだけではない。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社で働く営業職のサラリーマン。新型コロナ(COVID‐19)感染拡大で客数・売上が減って飲・外が大打撃を受けているけれども、地味にダメージを受けている衛生対策について、「どうにかならないかな…」と思うところがあったので残しておく。 社員堂(製造業)の受託案件で、そのクライアントA社は事務部門の一部がテレワークになっているが、新型コロナの影響では数は微減といったところ。数はランチタイムで平均300。喫時間は11:30~13:00 座席数は300強。A社と協議のうえ決められた新型コロナ対策は1)アルコール消毒等衛生対策の徹底 2)密を避けるための喫時間の延長 11:00~14:45 3)喫スペース(テーブル)へのアクリルボードの設置(管理は弊社)であった。これらを徹底してくれれば、社員にも働きかけて数維持は約束するという話であった。はじめての試みなので、様子を見な

    新型コロナの影響で飲食業が厳しいのは売上減のためだけではない。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/11/12
    見えない壁がのしかかってくる
  • 超高齢化社会、中途採用面接のリアル - Everything you've ever Dreamed

    体調不良でダウンした同僚の代理で、中途採用面接に立ち合った。調理技術とリーダー経験を求められる現場責任者の枠だ。事前のエントリーシートで面接者のデータを確認してから面接に臨んだ。ヒアリング等細かいことは採用担当者が行うので、僕の役割は、その隣で意味ありげに「なるほど」といってうなずいたり、ちょっと気になる発言があったときに目を見開いて興味を浮かべているような表情をする実質マスコット的なものである。いらなくね?と自分の存在に疑問をおぼえるが、面接は2名以上で行うという規定があるので仕方ない。 入室した面接者が挨拶をした瞬間、僕は違和感を覚えた。手元にあるデータと渡された履歴書を見比べて、その違和感の正体を確認してから、隣りにいる採用担当に「地雷だぞ!」と視線を送ったが気付かない。急に寒くなりましたね~なんて、すでにフランクな感じで話しかけている。面接者は58才男性。資格経歴職歴は我々が望んで

    超高齢化社会、中途採用面接のリアル - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/11/05
    今後は担当者より若い人を採用する機会が減ってくるのではないかと
  • 会社には絶対にしくじってはいけない選択がある。 - Everything you've ever Dreamed

    社長からランチに誘われた。サシである。「来たな」と覚悟を決めた。社長は気になる人間をランチに誘って振るいにかけるとは社内では有名で、僕がサシ・ランチに誘われるのは入社3年で初めてである。我が社は社長派と常務派で争いが続いている。若返りをはかりたい社長と古参の上層部の対立である。 つまり、サシ・ランチはただのランチではなく、踏絵なのだ。社長からの質問に対して的確に答えなければ、最悪、失脚。僕と社長とのランチを聞きつけた古参社員から、ちょっと耳に入れておきたいことが、と話を持ちかけられた。その人は、もともと常務派で僕のことを目の敵にしていたけれども、とある案件でしくじって、トカゲの尻尾のごとく切られて、今は僕の部下として働いている。元々の敵である僕の部下になってしまったうえ、60を越えて初めての新規開発営業の仕事をさせられているせいで、すねてしまい、日常的に反抗的でヤル気のない不良債権と化して

    会社には絶対にしくじってはいけない選択がある。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/10/23
    社長が魔王に見えてきた
  • 閉店を惜しむ客がいるのに潰れてしまう店のリアル - Everything you've ever Dreamed

    取引先の飲店から突然、閉店の連絡を受けた。脱サラしてはじめた洋店。「コロナが憎いよ」店主は無念さを隠そうともしない。メニュー改訂やテイクアウトで半年間粘ったけれども、客足が戻ることはなかった。材を卸させていただいていた業者目線でも、そこそこ繁盛していた店だと思う。「夕方まで手が離せないから納品は昼は避けてくれ」と言われていたし、何回かべた料理はどれも美味しかった。 僕は、なんていっていいかわからず、軽い気持ちから「最後に閉店イベントをやらないのですか?」とたずねてしまった。これが良くなかった。鎮火していた店主の心を再点火させてしまった。「閉店の貼り紙を出した途端に、以前はよく来ていたお客がやってきて、店がなくなると困る、惜しい、想い出がなくなる、と言ってくれてる。それは嬉しい。でも普段から来てくれてればウチだって閉店しないですんだんだよ。お金を落としてくれるのが客。死に際にお別れの

    閉店を惜しむ客がいるのに潰れてしまう店のリアル - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/10/16
    互いにこんなはずじゃなかったという気持ちを残す
  • 「キミにしか出来ない仕事」が「誰にでも出来る仕事」に堕ちるとき - Everything you've ever Dreamed

    「キミにしか出来ない」と言われて任されたはずの重大な仕事が、対応したあとに「誰にでも出来る仕事」と貶される…。20数年間のうだつのあがらない会社員生活で、何度かこのような《誰でも出来る仕事ハラスメント》を受けた。悲しくて悔しくてやりきれない経験はもうこりごりなので、「キミにしか出来ない仕事」は出来るだけ回避してきたけれども、自分の思うようにいかないのが人生である。 8月。社長の強い意向で今春開設した東京営業所を、社長の強い意向で早急に閉鎖することになった。新型コロナ感染拡大により先行きが見えなくなったからだ。社長の決断は早い。そして社長案件は様々な意味で特別。社長以下の幹部が出席する部門長会議。会議室の空気は重く、しん、と静まり返っていた。営業所開設のときは、社長案件ということで「我先に」と手をあげた者が誰も手をあげない。目をとじて腕を組む者。真剣なまなざしで資料をめくる者。呆けて壁のカレ

    「キミにしか出来ない仕事」が「誰にでも出来る仕事」に堕ちるとき - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/10/13
    繰り返されてきた円環の理
  • COVID‐19は営業ノルマを廃止するチャンスになるのか社長との対話のなかで考えてみた。 - Everything you've ever Dreamed

    「営業ノルマを廃止しませんか?」ボス(社長)に対してこのような大胆な提案をしたのは、ボスから、アフターコロナでもウィズコロナでも名称はどうでもいいのだけれど、時代の変化にあわせて今後の営業活動計画を見直すよう言われて、出しても出しても「こんなもので当に結果が出せるのか」「時代がどう変わるのか正確に見通せ」とモグラ叩きのごとくボコボコに叩かれ、いよいよ後がなくなったからである。ヤケクソである。 僕は品会社の営業部長。営業という仕事を四半世紀やってきた。その四半世紀はノルマとの戦いでもあった。ノルマには功罪ある。功は、目標の明確化やモチベーション維持など。罪は、強引すぎる営業につながる可能性があること、ノルマ自体が数値を達成したときにブレーキをかけ、意図的に次の期へ数字を繰越すといったストッパーになりうることなど。特に高ノルマが強引な手段や不正につながり問題となったケースを何度も見てきたの

    COVID‐19は営業ノルマを廃止するチャンスになるのか社長との対話のなかで考えてみた。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/09/11
    変化に人も社会も追いついていけない状況
  • 社内抗争に敗れた上司が僕の部下になった。 - Everything you've ever Dreamed

    弊社は、社内限定で「役職」ではなく、「さん」付けで呼びあうことになっている。実際は、「役職」でも「さん」でもどちらでもオッケー!というユルい感じで運用されている。そんなユルユルな社風の我が社でも、多くの会社と同じように、派閥抗争がある。社長派と常務派に分かれての抗争だ。僕自身に意識はないが、社長面接で中途入社して幹部になった経緯から、社長派と目されているため、常務派から目の敵にされている。社長から特別可愛がられているわけではなく、むしろ都合良く、便利屋のように使われているので、メリットはない。面白くもない。 常務派はうまくいっていないらしい。最近も派閥内の権力闘争に敗れた人がいる。僕ら部長クラスの上席にあたる統括部長だ。彼は、自分の地位は未来永劫に安泰と勘違いして、診断書の出せない謎の長期入院しているうちに、所業悪行が暴露されて、立場を追われた。哀れだ。とはいえ会社の功労者、このまま追い

    社内抗争に敗れた上司が僕の部下になった。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/08/22
    木下藤吉郎エフェクト
  • 夏に揺れる。 - Everything you've ever Dreamed

    駐車場でときどき見かける、オバハン運転の高級外車の危なっかしい運転にムカつきながらやってきた、いつものスーパーの夏野菜コーナー。特売を報せるアナウンス。キンキンに効いたエアコン。入り口のドアが開くたびに侵入してくる猛烈な熱気。目の前にはナス、トウモロコシ、トマトが信号機のような色合いで並んでいる。 僕の傍らにいた1人の女性がキュウリを手に取った。僕と同じ年代だが、ノースリーブの白く細い腕とたくましいキュウリのコンビが妙にエロティック。僕の視線は、甘い蜜をみつけたアリになって白い腕を舐めるようにはい登る。そして白い腕を持つ女性と目があってしまう。僕は彼女を知っていた。彼女の目も僕を補足していた。その目はあの夏の日と同様に、僕を睨みつけていた。 1994年、大学3年の夏休み。僕は隣町の山の上にあるゴルフ場のレストランでアルバイトをしていた。自転車で山道を登って通うのは一苦労だったけれども、仕事

    夏に揺れる。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/08/20
    あの夏と、この夏の狭間で揺れ動く
  • 死について考えている。 - Everything you've ever Dreamed

    先月、俳優の三浦春馬さんが亡くなられてから、ずっと、死について考えている。特別、三浦さんのファンでもないのに、時間があると、つい、彼のことを検索してしまっている。検索できるかぎりの動画やインスタは全部見たはずだ。理由ははっきりしている。当初報じられていた彼の死にかたが、20数年前の父のそれと酷似していたからだ。報道を信じるなら、そのまま、と言ってもいい。おそらく、「そこ」に至るまでのルートは人それぞれだが、決めてしまったあとのルートは、作業的になってしまうのだろう。スターであれ、庶民であれ。10代の終わりに父を亡くしたとき、死と自らそこへ向かう心理については散々考えて僕なりに結論を出している。「人の気持ちはブラックボックス」というのが僕の辿り着いた結論だ。人の気持ちはブラックボックスで、それがどういうものなのか推測はできるけれども、中身を知ることは出来ないのだ。遺書があったとしても、そこに

    死について考えている。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/08/13
    身近にあり、避けては通れない事象
  • かつて「必要悪」を自称した元同僚が面倒くさすぎる客としてあらわれて心が死にました。 - Everything you've ever Dreamed

    去る7月30日の朝、何の前触れもなく突然、目の前に地獄の門がひらかれて死んだ。前の職場を自己都合で辞めてから流浪の人生を送っているはずの、5年ほど音信不通であった「ゆとり世代」の元同僚くん(通称「必要悪君」)が、客として僕の前に現れたのだ。それ以来頭痛と目まいに悩まされている。回避する術はなかった。というのも彼はメールで商談していた相手の同行者としてあらわれたからだ。メールの「当日は私の上司が一名同行する予定です」という一文が地獄の門をひらく呪文と見抜ける人はいないだろう。 「よっ!」と軽い感じに手をあげる元同僚くん。動揺を見せないように「お、久しぶりじゃん。このご時世なのでマスクのままで失礼するよ。換気のために窓は開けさせてもらうから」と面談ルームへうながし、名刺交換。元同僚くんは競合他社の営業主任になっていた。珍獣を雇用する余裕のある会社なのだろう。「お久しぶりです。課長。今日は後輩の

    かつて「必要悪」を自称した元同僚が面倒くさすぎる客としてあらわれて心が死にました。 - Everything you've ever Dreamed
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    kenzy_n 2020/08/13
    帰ってきちゃったのか
  • 突然アシュラマンのごとく - Everything you've ever Dreamed

    生き馬の目を抜くような会社で生き残るためには、成果を出すのはもちろんのこと、状況に応じてアシュラマンのように「顔」を切り替えていかなければならない。笑っていいときと笑ってはいけないときの見極めを誤るだけで出世コースから外れることもある。社内でオッサンが仏頂面になっているのは、仕事に集中しているのではなく、顔の選択をしくじらないための自己保身に他ならない。 先日、上層部の1人に呼び出された。「急遽2週間ほど入院するので後は頼む」と言われた。後は頼む、と言われたが、引き継ぐ業務はなかった。65才の彼は、社内ナンバー3である。業務全体を統括する立場にあるが、統括をしている様子はないので、名誉職なのだろう。 3番目の男が入院してから社長出席の部門長クラスの会議がおこなわれた。いつもなら「はじめてくれ」と切り出す社長が「ちょっと皆に話がある」と話しはじめた。真剣な表情。僕は「話を聞いています」という

    突然アシュラマンのごとく - Everything you've ever Dreamed
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    kenzy_n 2020/06/24
    時には阿修羅が如く
  • コロナの時代の愛はどうだ - Everything you've ever Dreamed

    新型 コロナの前からアルコール消毒をする人だった。ウチの奥様だ。彼女がアルコールを手指に吹き付けるのは、我が家では当たり前の光景だった。僕が神経質すぎやしないか?と笑うと、彼女は「管理栄養士の職業病かも」といって微笑んだ。穏やかな時代だった。手指のほか、家電や家具の手が触れるところ、ドアノブ、冷蔵庫のドアなどが対象だった。僕も、40歳をこえると、ドアノブ軍団に入れられた。僕が触れたところは消毒、消臭。手洗いを終えると光の速さで飛んできて僕の手のひらにアルコールをシュッシュした。そして、彼女の正しさは2020年に証明された。 母もアルコール消毒をする人だった。もっとも、その習慣が定着したのは、父が亡くなったあと、葬儀屋で働き始めたころだ。そこで手洗いのあとのアルコール消毒を学んだのだろう。もっと昔、たとえば僕が小学生低学年の頃は、今のようにアルコール消毒をする習慣は一般的ではなかったと思う。

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    kenzy_n 2020/05/06
    愛には距離が必要か
  • 明石順平著『ツーカとゼーキン』は絶望から目を逸らす危険性について書かれた現代の黙示録だった。 - Everything you've ever Dreamed

    明石順平著「ツーカとゼーキン」を読んだ。絶望しかないが読んで良かった。そのタイトルから、現在の税制批判についてのかと思いきや、「日の財政再建は不可能、円が暴落して、借金踏み倒されてゲームオーバーになる」という、絶望的なビジョンが語られていた。 ツーカとゼーキン 知りたくなかった日の未来 (インターナショナル新書) 作者:明石 順平 発売日: 2020/04/07 メディア: 新書 著者は「財政あきらめ論者」の立場から、日がなぜ壊滅するのか、その後の再製のために書いたと述べている。おそらく大半の読者は僕と同じように財政あきらめ論者ではない。だが、著者はそういった読者に対し、現在の日に厳しい状況とその後に訪れる壊滅を説明するために、和同開珎前からの通貨の歴史と紙幣の誕生、そして、歴史的に繰り返してきた、困ったとき(お金が足りなくなったとき)に、お金を多く発行して、価値の下落を招くとい

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    kenzy_n 2020/05/06
    いつか来るかもしれない日に
  • 森博嗣『お金の減らし方』はお金の教科書ではなく、価値ある人生を送るための参考書だった。 - Everything you've ever Dreamed

    森博嗣著「お金の減らし方」を読んだ。帯カバーに「人気作家によるお金の教科書」とあったが、そういうものを期待して読み始めると、膝カックンをされるような、痛快な内容で、面白かった。 お金の減らし方 (SB新書) 作者:森 博嗣 発売日: 2020/04/07 メディア: 新書 書は、お金をネタにした、「価値」についてのだ。お金の稼ぎかたについては、前提となる条件が違いすぎて、著者のいっていることはほとんど参考にならない。「アルバイトのつもりで書いた小説が当たって何億も稼いだ」「小説は好きではない」「ポルシェが欲しいので買った」「家は現金で買った」…。あっさりとこんなことが書かれていて、正直でとても良い。 書における価値とは「当にやりたいこと」「当に欲しいもの」を手に入れることである。自分が楽しめることに価値があり、お金は手段にすぎないということでもある。そんなの当たり前じゃないか。と

    森博嗣『お金の減らし方』はお金の教科書ではなく、価値ある人生を送るための参考書だった。 - Everything you've ever Dreamed
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    kenzy_n 2020/04/30
    SNSに疲れた(憑かれた)時に読みたい
  • 20年間引きこもっている友人から家にこもることの厳しさを教えられた。 - Everything you've ever Dreamed

    在宅勤務の気分転換のつもりで散歩へ出掛けたら、友人Fとばったり会った。Fは近所に住む幼馴染で僕と同じ46才、小中高12年間同じ学校に通っていたが、クラスや部活で一緒になったことはない。それでも仲が良かったのは、ピアノを弾いている、という共通項があったからだ。普通科県立高校でピアノ男子というのは珍しい存在で、放課後にピアノで遊んだことは、僕の人生のなかでも美しい思い出になっている。残念ながらFは大学卒業後に入った会社で心身を壊してしまい、そのまま自宅に引きこもっている。夏を思わせる強い日差しのなかにいるFは、白く、細長く、バースデーケーキのローソクのように溶けてしまいそうに見えた。 「引きこもりも散歩するのか」「散歩は昼間。朝と夕方より知っている人間に会う確率が低いから」声に、なんでお前がいるんだよ、という非難の気配があった。僕ら40代の男が真昼間に近所で顔を合わせることは少ない。だが、それ

    20年間引きこもっている友人から家にこもることの厳しさを教えられた。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/04/27
    変化は辛い
  • 新型コロナとの戦いは人間の弱さとの戦いかもしれない。 - Everything you've ever Dreamed

    午後3時、在宅で働いていると社長から連絡があった。話を要約すると、「弊社従業員の家族の近くで新型コロナ感染者が出て、現場が混乱している。クライアントの信頼を失って、担当事業部長が対応に苦労しているから手を貸してくれ」 午後4時現着。現場は弊社が事提供を行っている施設。対応している弊社事業部長に話を訊く。今朝出勤してきたパートスタッフ(女性)の「飲店で働く父親の同僚が検査の結果、新型コロナに感染した。父親に濃厚接触の疑いがある」という話を現場責任者から報告を受け、当該パート(症状なし)を家に帰らせるよう指示をしたあと、速やかにクライアントに連絡を入れたとのこと。 対応は間違っていない。当該パートは厨房従事者用の駐車場で帰宅させたので施設内には入っていない。厨房内の拭きあげ消毒作業も終えている。なぜこれがクライアントの信頼を失う結果になるのか、わからなかった。後に確認ミスが発覚する。今振り

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    kenzy_n 2020/04/16
    見えないものとの競争
  • 岩田健太郎著『「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門』は、究極の「いつ読むか?今でしょ!」本である。 - Everything you've ever Dreamed

    「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書) 作者:岩田 健太郎 発売日: 2014/11/13 メディア: 新書 岩田健太郎医師の著作。僕は、ガチガチの文系で、ウイルスの知識がほとんどないまま、誤魔化し誤魔化しで46歳の今日まで生きてきたけれども、昨今の社会情勢からウイルスの基的な知識がないとさすがに厳しい…となってきたところで手に取ってみたのが書である。内容はウイルス(の知識)について、ではなく、感染症に係るリスク・コミュニケーションについての著者の経験をまとめたものであった。望んだものではなかったが、結果的に読んでよかった。望んだもの以上であった。まさに、今、読むべきといえる。 書のテーマは「リスク・コミュニケーションを効果的に行うために必要なこと」である。リスク・コミュニケーションとは社会的なリスクに関する情報を、関係主体間で共有、意思疎通を図

    kenzy_n
    kenzy_n 2020/04/09
    フムコリズム
  • 夫婦ふたりで切り盛りしてきた小さな料理屋が静かに暖簾をおろした。 - Everything you've ever Dreamed

    新型コロナウイルス感染拡大を受けて、僕の生活圏に緊急事態宣言が出るらしい。すでにサービス業を中心に影響が出ている。僕の周辺でも、先月の終わりに、ときどき顔を出していた料理屋がひっそりと営業を終えた。昭和40年頃から営業している、オヤジさんとオバちゃん二人で切り盛りしてきた、昼はラーメンからカツ丼、焼き魚、夜は酒とおつまみを出す、カウンターとテーブル2卓の小さな店だ。愛想も換気もよくない、安いわけでも特別旨いものを出すでも、その土地の材を出すわけでもない、いかにもかつかつでやっているような、そんな店だ。 オヤジさんは80近い高齢だが、まだまだ元気だ。「常連さんが来てくれるうちは…」と頑張っていたが、先月からの売上ガタ落ちで辞める決心がついたらしい。何十年もやってきた店。積み重ねてきた年月の重さに似つかない、入り口に貼られた一枚の紙切れ、「閉店のお知らせ」。政治家は「自粛のお願い」と簡単にい

    夫婦ふたりで切り盛りしてきた小さな料理屋が静かに暖簾をおろした。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/04/06
    どこかしら気骨のある老主人のお店は減りつつある
  • 在宅勤務のおかげでパパになれました。 - Everything you've ever Dreamed

    私事で恐縮だが、奥様のいる自宅で在宅勤務を続けていたらパパになった。知らせはつい先ほど。突然のメール「パパさんいますか?」。9時から18時まできっちり仕事をやったあと、暇を持て余した僕は、会社アカウントを援護射撃するために作ったツイッターアカウントで、適当に見つけたアカウントをフォローして遊んでいるところだった。プロフには「会社経営者 億り人」と記載。彼女からメールが届いたのはそのときだ。 彼女は僕がフォローして数秒以内にメールを送ってきた。奇跡としか思えない。アーメン。「パパさんはどこ住みですか?」という簡潔なメール。僕は営業で培ったヒアリング技術を駆使して、相手が二十歳の女子大生であることを突き止めた…というより向こうから教えてくれた。これが噂に聞いたパパのアレか。圧倒的積極性じゃないか。だがこちとらだって百戦錬磨の中年男性、易々とやらせはせん。 相手の年齢を知った僕はフレンドリーな口

    在宅勤務のおかげでパパになれました。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/03/30
    ままならず
  • 水曜日、午後4時、喫茶店にて。 - Everything you've ever Dreamed

    その喫茶店に入ったときに覚えた違和感の正体は、注文するときに分かった。注文を取りに来た店員の男の子は、ニット帽、ダボダボのジーンズ、クマの顔が描かれたエプロンという格好をしていたので、僕は勝手に10代の男の子だと思っていた。だが、彼は、20代後半か、もしかしたら30代前半の立派な青年だった。彼は「ブレンドコーヒーですね。ブレンドコーヒーですね」と場違いな大声で注文を繰り返した。そのとき僕は彼に障がいがあることを知った。 市役所の近くにある喫茶店。店内には子供が描いたような水彩画がいくつもかけられている。カウンター席には僕のあとに入ってきた老婦人。奥のテーブル席で、流れてくるバート・バカラックを聴きながらコーヒーを待っていると、ドアの開閉を知らせるベルが鳴った。若い母親と保育園児くらいの男の子の二人連れが、入口そばのテーブル席に腰をおろした。 「ブレンドお待たせしました」店員の彼がコーヒー

    水曜日、午後4時、喫茶店にて。 - Everything you've ever Dreamed
    kenzy_n
    kenzy_n 2020/03/19
    日常には魔法のような瞬間が潜んでいる