水曜日、午後４時、喫茶店にて。 - Everything you've ever Dreamed

その喫茶店に入ったときに覚えた違和感の正体は、注文するときに分かった。注文を取りに来た店員の男の子は、ニット帽、ダボダボのジーンズ、クマの顔が描かれたエプロンという格好をしていたので、僕は勝手に10代の男の子だと思っていた。だが、彼は、20代後半か、もしかしたら30代前半の立派な青年だった。彼は「ブレンドコーヒーですね。ブレンドコーヒーですね」と場違いな大声で注文を繰り返した。そのとき僕は彼に障がいがあることを知った。 市役所の近くにある喫茶店。店内には子供が描いたような水彩画がいくつもかけられている。カウンター席には僕のあとに入ってきた老婦人。奥のテーブル席で、流れてくるバート・バカラックを聴きながらコーヒーを待っていると、ドアの開閉を知らせるベルが鳴った。若い母親と保育園児くらいの男の子の二人連れが、入口そばのテーブル席に腰をおろした。 「ブレンドお待たせしました」店員の彼がコーヒーを

[Delete_All]

昨夜書いたブログです。障がいを持っている人がトラブルにあっているときに起きた、心震えるような出来事についての文章です。

[mory2080]

後日「おじさん、それ宿題？僕も手伝ってあげる」コーヒー1杯で長居する客を撃退した少年に店員達が敬礼。

[haruchin-puripuri]

みんな自分のできることはできて当たり前で、それができない人には「なんでできないんだ」てなるけど、人間の能力はとても多様で。 この男の子のような魔法の力が私も欲しい。力じゃなくて勇気なのかも。

[key_llow]

敬礼のくだり、創作臭さそのものより、障碍をもつ人ををイノセントな存在へ勝手に漂白してしまう健常者の欲求のようなものを感じてちょっと(個人的)に受け付けなかった。

[mangakoji]

違和感あるなと思ったら、著者だった。TVでもこういう投稿再現番組があるので、野暮だとは思うが、やっぱりゲンナリした。ぼくは著者の様には生きられない。つらすぎる。

[kei_mi]

“エプロンのクマもまっすぐ男の子を見つめていた”

[maxk1]

「あの男の子」で一瞬？になった

[fish_after_fish3]

ボブ・グリーンのエッセイみたいな話は実際にあるのですね。

[honsaki]

＞経験と学習であらゆる問題を解決できるようになったと自負しているけれども、それ以上に、面倒から目を逸らすのが上手くなっているだけ　＞あの敬礼を受けられるような人間になりたいと思った。…胸打たれました。

[roshi02]

仕事の休憩時間にちゃちゃっと読んで僕も泣いたよ。

[seenone]

俺は泣いたよ。

[neofreudian]

「無益な暴力はおやめなさい」とバカなオトナを諭す「カシコさ」ではなく「そんなにミルクがイヤなら僕が貰ってあげるよ」という「愛」の魔法だと思った

[halpica]

短い文章なのに起承転結があって上手いな

[oclife]

いい話だ

[pink_pink_yu]

いかん、泣いてしまった

[rascalrascal]

フミコフミオ先生、お下劣抜きもあるんだ。

[color-hiyoko]

映画のワンシーンみたいだ・・☕️🐤

[saitoudaitoku]

いい話。国語の教科書かと思った

[sekreto]

けーれーって突然叫ぶ、しょうがいのある同級生を思い出した。皆に幸アレ。

[Baybridge]

中島みゆき「ファイト」の１番の話が先日バズってたよなと思ってしまった私は心が汚れている。

[nobodyplace]

“僕らが愚かだから、男の子の普通の行動が、魔法に見えたのだ” 僕なら出来ても「クレーマー婦人を強く諫めて余計揉める」ぐらいだろうなあ。上手な接し方はやはり「魔法」では無いだろうか

[sennich]

面白かった

[matsudama]

子供

[fotobiginesu]

いつもうまいけど、今回は特に構成が光る名記事だと思った。さすが著作を上梓するだけのことはあるな（謎の上から目線）

[kenzy_n]

日常には魔法のような瞬間が潜んでいる

[out5963]

手伝ってあげたいと思っても､そのまま声をかけずに､通り過ぎる自分を思い出した｡ちゅらい

[RRD]

客はみんな立ち上がって拍手したんだろ。そこまで書かなきゃ。そう思われるだろう、ってことには敏感だったのに、この人はどうしてこんなになっちゃったんだ？

[mayurin2018]

障害を持っている人も持ってない人も上手に付き合っていけるといいと思います。