【七飯】13日午後8時50分ごろ、渡島管内七飯町のJR大沼駅構内で、長万部発函館行き普通列車(1両)が駅到着後、運転士がホーム側の車両右前方のドアを開いた際、逆側のドアも20センチ程度開いていることに気付いた。運転士はドアを閉め、乗客11人にけがはなかった。JR北海道は同型式の車両16両の緊急点検を実施している。15日は通常運行になる見通し。...
寒い冬に体が温まる鍋やすき焼きの具材として人気のシイタケ。北海道はその一大産地です。ただ、近年は生産量が大きく減少しているのをご存じでしょうか。2021年の生産量は5631トン。直近5年でピークだった2017年と比べて3割近く減っており、マイタケやナメコといった他のキノコ類と比べて落ち込みが顕著です。今回はシイタケ生産の現場を訪ね、生産減少の背景を探りました。(経済部 高橋智也) 「おいしいシイタケには繊細な温度管理が重要です。ほんの数度の違いで生育に大きな影響を及ぼします」。2023年12月に取材に訪れた札幌市清田区の農園「清田しいたけファーム」。代表の嶋川正洋さんが、ビニールハウス内でシイタケの生育状況を確認しながら教えてくれました。
【倶知安、ニセコ】国際リゾート地のニセコ地域(後志管内倶知安、ニセコ両町)で、政府の入国規制緩和に伴う海外からの集客回復を背景に、人手不足が深刻化している。特に宿泊施設などの接客関連部門の有効求人倍率が8~9倍前後となるなど、新型コロナウイルス禍前よりも高い水準に達している。各事業者はスキーシーズン最終盤の春の段階から、早くも次の冬を見据えた外国人材などの確保に懸命で、冬季限定スタッフの一部を通年雇用に切り替える動きも出ている。 ニセコ地域などを管轄する岩内公共職業安定所倶知安分室管内では、サービス業の有効求人倍率が「接客・給仕」部門で1月に9・33倍、2月に7・76倍に上る。「飲食物調理」部門も4~5倍台で推移。同分室によると、同地域の宿泊施設や飲食店の求人が多く、求職者数を大幅に上回る。 両部門ともコロナ禍で外国人客が激減した2020~21年に1倍を切る時期もあったが、22年から急回復
セイコーマート 全国コンビニ満足度 4年連続1位 セブン、ローソン抑える (06/12 06:55、06/12 07:39 更新) 道内を中心に展開しているコンビニエンスストアのセイコーマートが、11日発表された全国的な顧客満足度調査のコンビニ部門で、セブン―イレブンなどを抑えて4年連続の1位となった。お買い得感のある品ぞろえが高評価につながったという。 サービス産業生産性協議会(東京)が毎年、インターネットを使った全国規模の満足度調査を行っている。コンビニ部門は大手9チェーンが対象で、それぞれ300人以上の利用客に「どの程度満足していますか」など21の質問をして、100点満点で点数化した。 セイコーマートの満足度は71・8点で、2位のセブン―イレブンが69・7点、3位のローソンが67・0点だった。同協議会はセイコーマートについて「オリジナルの店内調理品など、コストパフォーマンス(価格に比
ジンギスカン食べ放題ピンチ 豪産羊肉が価格急騰 豪ドル高、対中輸出増で (05/26 08:30) 競り場で値が付けられ、加工場に向かう羊。中国などでの需要が増し、道内価格にも影響が出ている=5月12日、オーストラリアのシドニーに近いタムワース 北海道の郷土料理である「ジンギスカン」の材料の羊肉が値上がりしている。道内主要スーパーの小売価格は、昨夏より7割上昇。最大輸入元であるオーストラリアの豪ドル高に加え、羊肉の鍋料理の人気が高まる中国の大量買い付けで、輸入価格が高騰しているためだ。関税もなく、豚や牛より安く手に入る庶民の味はどうなるのか。道内の飲食店や食肉加工の業者らによる現地視察団(歌原清団長、12人)に同行し、豪州の現状や今後の動向を探った。 「輸出国トップは中国になった。その量は10年前の4倍。今後も中国の買い付けが強まる結果、日本を含む各国への輸出価格は上がっていくだろう」 シ
貨物新幹線「軌間可変」で 北海道新幹線の減速回避に新アイディア 札大教授構想提唱 (01/18 09:57) シンポジウムで新たな貨物新幹線構想を提案する千葉教授(左) 北海道の物流の課題について考えるシンポジウムが17日、札幌市内のホテルで開かれ、札幌大学の千葉博正教授が、将来的に北海道新幹線の青森―札幌間を高速走行する貨物新幹線「フリーゲージ(軌間可変)フレート」構想を提唱した。北海道新幹線は、青函トンネル内で貨物列車とすれ違う際の減速が運行上の大きな課題になっており、その解決に向けた新たなアイデアとして注目されそうだ。 千葉教授によると、新構想は、現在試運転中で、新幹線と在来線の二つのレール幅に対応できるフリーゲージトレイン(FGT)の技術を転用。新幹線区間で高速走行が可能なコンテナ貨車を開発し、札幌以北へも直通運行させる。「新たな施設も最小限で済み、従来の鉄道貨物施設やネットワーク
食べるな危険!猛毒魚 南方系ソウシハギ、猿払で水揚げ (10/11 16:00) 猿払村漁協のサケ定置網で混獲されたソウシハギ=同漁協提供 【猿払】猿払村知来別前浜のサケ定置網に9日、「ソウシハギ」がかかった。宗谷総合振興局によると、管内で南方系のソウシハギが確認されるのは珍しいという。関係者は釣りなどで捕獲した場合は口にしないよう注意を呼び掛けている。 ソウシハギはカワハギ科で、相模湾以南の熱帯海域に分布する。内臓にはフグの数十倍の毒性がある「パリトキシン」という猛毒を含み、食べると手足のしびれや呼吸困難などを起こし、死に至ることもあるという。青い波状の線や黒い斑点があり、体が細長いのが特徴。 猿払村漁協によると、同日朝、カワハギに似た約30センチの魚が混獲され、その毒毒しい色合いから「怪しい」と感じた職員が調べたところ、ソウシハギと判明、廃棄した。同漁協によると、カワハギや同科のウマヅ
先住民族マオリ女性の入浴拒否 北海道・石狩管内の温泉、顔の入れ墨理由に (09/12 06:25) ニュージーランドの先住民族マオリの言語指導者で、日高管内平取町で6日まで開かれたアイヌ語復興を目指す講習会の講師を務めた女性が、石狩管内の民間の温泉施設で顔の入れ墨を理由に入館を断られていたことが11日、分かった。講習会関係者は「入れ墨はマオリの尊厳の象徴であり、大変残念」としている。 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。講習会関係者ら約10人で8日、札幌市内でのアイヌ民族の行事を見学後、入浴と食事のため温泉施設に行った。その際、ブレワートンさんの唇とあごの入れ墨を見た温泉側が「入れ墨入館禁止」を理由に入館を断った。同行したアイヌ民族の関係者らが温泉側に「多様な文化を受け入れることが必要では」と再考を求めたが聞き入れられなかった。 同温泉は、入り口に「入れ墨入館禁止」の看板を設置。入れ墨
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