「AWAZUKU HOUSE」 普段はなかなか意識することがないかもしれませんが、私たちが暮らすマンションなどの集合住宅も、誰かが考えデザインしたものです。 直接住まい手の要望を取り入れながら設計できる個人住宅とは異なり、多くの場合、誰が住むかわからない状態で設計される集合住宅。設計者はどんな思いを込めて、デザインを決めていくのでしょうか? 集合住宅を手掛けた建築家にその思いを伺うシリーズ企画をお送りします。 今回お話を伺ったのは、愛知県岡崎市を拠点に活躍する建築家ユニット・studio velocityの栗原健太郎さんと岩月美穂さん。お二人は個人住宅の設計で培った経験を活かし、公営団地「KOWA PUBLIC APARTMENT COMPLEX IN MIHAMA」(愛知県知多郡美浜町)と、庭付き一棟貸しの集合住宅「AWAZUKU HOUSE」(愛知県額田郡幸田町)の2つの集合住宅を手掛
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