「ゆるキャラ」ブームが続く中、豊川市に現れた新顔がひそかに注目を集めている。豊川市子育て支援センター(諏訪3)のオリジナルキャラクター「こりんちゃん」。着ぐるみなどはスタッフの手作り。同センターの取り組みをPRしたいとの熱意が込められている。 着ぐるみのデビューとなった今月12日の豊川市諏訪地区の夜店イベント「おいでん横丁」で、こりんちゃんはひときわ異彩を放っていた。 2頭身の体は夜目にも目立つピンク色。大きな目と真っ赤な頬の愛きょうのある笑顔から、たちまち子どもたちの人気者になった。ただ一部からは「こりんちゃんて、なんなの」と率直な質問も飛んだ。 正体は「天使」。子どもたちをハグするための大きな羽と、頭頂部にある「心のサイン」を受信するハート型のアンテナが特徴だ。 生みの親は、プリオ5階にある市子育て支援センターの河辺美恵子所長。子育て相談などを行う同センターのPRに役立てようと