人気キャラクター「アンパンマン」と「キューピー」を合体させた図柄の子供服を販売目的で所持したとして、大阪府警生活経済課は2日、同府羽曳野市の服製造販売「アルプ」社長(71)ら2人を著作権法違反容疑で現行犯逮捕した、と発表した。社長は「『アンキュー』という私の会社のオリジナルデザインです」と容疑を否認。府警は同日、社長を体調不良のため釈放し、今後は任意で調べる。 発表では、社長と同社役員の女(43)(逮捕)は1日、会社倉庫と店舗でアンパンマンのデザインを改変した図柄入りTシャツとタンクトップ各1枚を所持した疑い。府警は、倉庫と店舗から衣服など約1900点を押収した。 社長らは約5年前から、改変したキャラクターのデザインをあしらった衣類を府内や兵庫県内のショッピングセンターなどで販売。押収品の中には「ポケットモンスター」の「ピカチュウ」とキューピーを合体させたデザインもあったという。