ブックマーク / kame710.hatenablog.com (39)

  • 2023.1.6 「合理」と「本性」 - カメキチの目

    (『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』というの感想で、 「次回からふかく感じいった三つのこと…」と書いて休んでいました。 再開したので続きを書きます。 ①「合理」と「性」②「デフォルト設定」③「インフォスフィア」の三つ。 きょうは①) ーーーーーーーーーー 「合理」 「合理的」とか「合理性」とかよくいう。 それは経済と相性がいいと、には述べられていた。 経済学での「人間」は、「合理的」に考え行動するものとされている。 つまり、人間は「合理的」存在ということが前提に経済学は成りたっている。 (人間だけが「合理的」というだけでなく、資主義の市場には見えないところで「合理」という 「神の見えざる手」が働き、需要と供給の関係により「合理的」に商品の値段は決まるとされる) ところで、 経済学は、昔は「近代経済学」と「マルクス経済学」しか聞かなかったが、 現代は「行動経済学」というものが

    2023.1.6 「合理」と「本性」 - カメキチの目
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    keystoneforest 2023/01/08
    合理的とは、無駄がないとか筋道に適っているとか、そんな意味だとすると、合理的に行動することと生きることを一致させるのは難しそうです。安きに流れようとする歩みを何とか正そうとするのが精一杯でしょうか、、
  • 2022.3.18 ウクライナ攻撃に思ったこと三つ - カメキチの目

    ① コロナが、人間をあざ笑っている。 (コロナ禍のつぎの災いはこれだった。人間が人間を殺す。コロナどころの残虐ではない。 人間とは現在のプーチン、ロシア政府だけではない。 人間は「高等生物」だというけれども、あらためてコロナと同じ生物の一種にすぎないことを痛感した。 しかも個人的にどれほどやさしくても、かざした「大義」のために他人を殺せる。 《コロナにはプーチンたちだけを標的にしてほしいが、残念ながら「下等」なのでプーチンと庶民の 区別はできない。それはロシアの攻撃のようだ。口先では軍事施設のみ…と言いながら、一般市民が 住んでいるところも見境なく標的にする。 「人間の良心」をあざ笑う) ーーーーー ② 1月21日に書いた「ヒトは…自分たちが地球の主人公にふさわしくないことに…」 という『アイの物語』の人工知能ロボット「アイ」の言葉を想わざるをえない。 (このSF空想未来小説は、進化をとげ

    2022.3.18 ウクライナ攻撃に思ったこと三つ - カメキチの目
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    keystoneforest 2022/03/21
    つくづく人は楽観的な生き物なんだなと思っています。クリミア半島のこととか政敵を毒殺しようとしたこととか、これまでのプーチンのやり方を見過ごしてきたことが今回に繋がってしまったのかもと思ってしまいます。
  • 2019.11.4 「国」? - カメキチの目

    カメキチの目 ■ 今年の3月12日、「日航123便墜落」という記事を 書いた。 その歴史的な航空機の墜落事故。 国は、事故原因は(「流行語」になるようにまで繰り返された) 「圧力隔壁」とか「金属疲労」だとの35年前の発生 当時からの言い分を変えてはいない。 (同じことをくり返し聞かされていると、人は初めは疑っていても《とくに 相手が国のような権力者ならば逆らってもムダだと諦め》信じるようになる) そのときから疑わしいといわれたそれらの原因が、 くつがえさせられそうな新たな発見、証言が出てきた 現在にいたっても、ぬぐえない疑問や不審な点に 答えるよう、遺族をはじめ、さまざまな立場の専門家 、ジャーナリストなどの関係者が求めているのに、 国は知らぬ存ぜぬ、忘れたと言って隠すどころか、 果ては事実の存在さえなかったかのように、事故の 全体像を闇のなかに葬りさろうとしている。 「歴史の偽造」をはか

    2019.11.4 「国」? - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/11/04
    日航機墜落についての話、recocaさんの記事も読ませていただきました、、、あまりにショッキングな内容ですね、、、
  • 2019.9.17 サスペンス  - カメキチの目

    カメキチの目 働いていたとき、仕事やめたら、好きな山登り もっとしたい、日全国鍋釜もって旅したい、料理を 覚えたい(ホントです)、ボランティア…と思っていたら できなくなった。 で、テレビ読書の比重が圧倒的に高まった。 これまでにも書いたように、サスペンス番組を (刑事ドラマなど)けっこうみる。 ---------- こういった物語はたいてい事件・事故が起き、 被害者・加害者双方が生まれ、主人公(多くが刑事です。 ところがこういうドラマを長くみているとわかりますが、この頃は各テレビ局が 趣向を凝らし、独自性を打ちだしたものが目だって増えてきました。 同じ警察ものでも、おなじみ捜査一課の刑事ばかりでなく、「死体の声を聞く」 ということで、遺体に目を向けた科学捜査や検視・解剖などの担当者、また以前は オマケ的存在でしかなかった弁護士が主人公になるなど変化してきました) の活躍を中心に、登場

    2019.9.17 サスペンス  - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/09/23
    「出来のいいサスペンス」は悲しい結末になろうとも、救いがある。つまり希望が持てる。そんな余韻を感じさせる作品、、、そうですよね。共感したり感情移入できたりすることを通して作品世界を味わえる気がします。
  • 2019.9.14 『なつぞら』 - カメキチの目

    カメキチの目 働いていたときは、朝、テレビをみる余裕は なかった。時間がなかった(少しでもあれば寝たかった)。 いつごろからかビデオ録画ができ、便利になったが 朝ドラをみたいと思ったことはない。 しかし、入院していたときヒマつぶしにたまたま みた『いもたこなんきん』が気に入り、退院してから 自由な時間がたくさんできたのでみるようになった。 ---------- 『なつぞら』がもうすぐ終わる。 (みておられない方、すみません) そう思って空を見あげると、もう夏空も終わり 秋の空だ。 朝ドラは朝ごはんのとき、みながらべる(テレビを みながら何かするのは「行儀わるい」と子どもがいるころは言ったけど)。 『なつぞら』のよさは、ともかく安心してみられる (べられる)ことだ。 クセのある(別な言い方をすれば「個性が強い」)人はもちろん 出てくるし、登場人物は誰も心根がやさしく主人公に 温かい。とき

    2019.9.14 『なつぞら』 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/09/16
    そう言えば、もう9月も後半にさしかかりましたね。なつぞらが終わると、今年も残りあとわずか、、、人生も終盤に入り、時間の流れがどんどん速くなっていく気がします。
  • 2019.8.18 水のみ鳥 - その後 - カメキチの目

    カメキチの目 2月1日の記事に「水のみ鳥」を書いた。 いまも毎日、快調にのんで(動いて)いる。 つまり、くちばしと尻をシーソーのように動かす 物質、赤い液体(ジクロロメタン)はまだ大丈夫ということ。 蒸発したり、腐ったりはしていない。 (蒸発、腐敗が心配だった) ジクロロメタンは温度計の赤い部分と同じだから、 暑さを感じて上下する。 水のみ鳥は冬、春を越し、いまは夏。 ときどき、ピーちゃん(水のみ鳥の名前)の動きを 見る。観察する。 (化学的な原理にもとづく単純な動きだとわかっていても、姿かたちが鳥に なっているので「感情移入」しやすい。女性はとくにそうらしい。 ツレはよく「ピーちゃん、おはよー」「きょうもよく動いたね。おやすみ」と しゃべりかける。そういう気もちがあるので《私とちがい》よく見ている。 動きの小さな変化にも敏感) その小さな変化があった。動きが変なのだ。 鈍(どん)くさい。

    2019.8.18 水のみ鳥 - その後 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/08/19
    手足や羽や顔らしきものがついていれば生きているように感じてしまう。それが動いていればなおのことです。感情移入して、つい話しかけてしまう、、、ニンゲンって無邪気なのか、ただの寂しがり屋なのか、、、
  • 2019.7.25 ニュースなど三つ - カメキチの目

    カメキチの目 最近のニュース、話題で感じ、思い、考えたこと。 ① とても悲惨な放火事件があった。 アニメーションのことはあまり知らないが、わりと 近いところで起きた事件でもあったし、それに 『けいおん!(軽音)』というアニメ漫画で車両全体が 飾られた2両編成の電車に乗ったことがあり、 亡くなられた人も制作に携わっていたかも…と想うと たまらなくなった。 こんな事件を起こした者の心、精神は絶望的なもの に違いない。 たとえ心、精神を病んでいても、他の人(世の中)に 恨みを抱きたくなる社会を変えようという光が 感じられる(希望がある)ならば、こういう犯罪も減る のではないだろうか。 個人の心、精神を社会に還元する気はないけれど、 社会・世の空気を吸わずして人は生きられない。 遠い子々孫々のことを考えず、借金づけに奔走、 自分の「今」の欲得・利益しか目にない世の中。 ② 笑い。 ニュース自体は「

    2019.7.25 ニュースなど三つ - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/07/31
    吉本の問題とジャニーズの問題、根っこはつながっているような気がします。テレビ画面では本当の芸は伝わらないのに、テレビ上での評価を芸の善し悪しに結びつけて考えている、、、そんな気がします。
  • 2019.7.28 「山中暦日無し」 - カメキチの目

    カメキチの目 山 中 暦 日 無 し (さんちゅう れきじつ なし) 「唐詩選」より (中国・唐代の詩。正確には「禅語」とはいえないのかもしれないが、禅語の にあった) 「偶(たまたま)松樹の下(もと)に来たり 枕を高くして 石頭に眠る 山中 暦日無し 寒(かん)尽くれども 年を知らず」 『心が晴れる禅の言葉』赤根祥道・著より【引用】 地位があがるにつれて、…自動車の中で昼をとり(ほど忙しくなる)… 人生の幸せがその中にあるとは、どうしても思えない。 ぶらりと旅に出て、老松の枝ぶりのよいのが見つかった。ここで一服しようと、横になる。そのうち、ぐっすりと眠ってしまった。今日が何日なのかもう忘れてしまった。寒さが消えたから春になったらしいが、一体、(自分が)何歳になったのかも忘れてしまった。… この言葉に触れてから10年あまりになる。 その前に障害者となり、「これからどうするか?」 「どう

    2019.7.28 「山中暦日無し」 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/07/30
    自動車の中で昼食をとるほど忙しくなる……自分の時間が取れないほど忙しいのか、昼休みを犠牲にしてでもまとめて自分の時間を取ろうとしているのか、そもそも自動車の中で昼食を取るのが好きなのか。どうでしょう?
  • 2019.7.15  『生物多様性』③ ときには自分のいまを… - カメキチの目

    カメキチの目 ③ ときには自分のいまをふり返り、 心の声を聴いてみる 【引用】 イ 豊かさの転換が必要 このあたりで豊かさの物差しを変える必要があると思うのですね。同じものの量が多いのが豊かだとする数量主義的な発想ではなく、質の違ったものがいろいろあることが豊かなのだ、多様性とは豊かなことなのだと、発想を変えるべきなのだと思うのです。価値を測る物差しを複数もち、それぞれの物差しに関しては量がそれほど多くなくてもいいとする、そういう豊かさに方向転換すべきだと私は思っています。… 多様とは豊かなことなのです。ただしそういう豊かさを味わえるためには、受け取り手側が多様な価値に対して開いている、つまり自分自身が多様である必要があります。… ロ 生物学的世代間倫理 生物多様性の問題は、この多様な世界を次世代に残すべきであるという次の世代への配慮が関わってくる問題です。だから功利主義、つまり現に生きて

    2019.7.15  『生物多様性』③ ときには自分のいまを… - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/07/16
    「人間の名に値する」人間が一体どれだけいるだろうかと思いつつ鏡に映る自分をしみじみと眺めてみました、、、
  • 2019.7.11 『生物多様性』② 好き好き至上主義 - カメキチの目

    カメキチの目 ②好き好き至上主義 (これは著者川さんの造語) 「多様性」ということを考えると、いろいろあり、 中にはどうしても好きになれないゴキブリのように 「これはどうも…」と言いたくなるものもある。 (「好き嫌い」はべものへの好みのようなものもあり人それぞれですが、多くの人が嫌うヘビも、飼うほど好きな方もいます。ゴキブリが平気な人も。 生物の一種である人間自身が多様な存在。 「なんで自分はこうなのか?」と若いときはよく悩んだけれど、「生まれついての 才能のなさ」も「努力嫌い」も、私という人間にあらわれた「多様性の一つ」、 つまり「個性」なのだと、このごろは心底おもうようになりました。 だから卑屈になる必要はまったくないのだと) 「多様性を尊重しなければ…」と気軽に言うけれど、 「多様性」の内には、自分の嫌いなものも含まれて いる。 「好きな(自分が価値ありとする)ものだけ」を相手に

    2019.7.11 『生物多様性』② 好き好き至上主義 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/07/12
    嫌いなもの。コリアンダー、ブルーチーズ、ムカデ、蚊、整理整頓、ジェットコースター、高いところ、尖ったもの、あいつ、、、ん?あいつのことはひょっとしたら尊敬できるようになるかもしれません(^_^;
  • 2019.6.21 『原発ホワイトアウト』 - カメキチの目

    カメキチの目 若いときは、(よくいわれるが)時間に「追われている」 という感じだった。 働いていたときはなんやかんやとあり、じっくり何かについて考えるということはむずかしかった。 (人は忙しくしているとき、働きざかりは、何かの刺激を受けての反応なのなら 「感じる・思う」ことくらいはできても、「考える」のは疲れるし 面倒くさいので、そこまではあまりしない《少なくとも私はそうだった》。 逆にいうと、「考えない」ために忙しくしているのかもしれない) ボゥーとする時間さえもったいなく感じられる。 私は気で、「寝ている分だけ生きている時間が 失われる」とさえ思っていた。 仕事しているときの事故で身体に障害を負った。 あのとき身体の状態は、SOSを発するまでは行かず とも、「休め!やすめ」といっていたのかもしれない。 (「過労死」する状態というのは、すでに「休む」ということが頭に入らなくなっているい

    2019.6.21 『原発ホワイトアウト』 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/06/22
    そもそも自分を持っていない。そんな人だから自分の言葉でしゃべるとボロを出す。だから自分の言葉で語らず、きれいごとを並べた選挙演説をする。それで当選してしまえるのですから…。これは一体誰のせいでしょう?
  • 2019.6.7 ソーラーパネル - カメキチの目

    カメキチの目 テレビに映しだされたモンゴルの大地。 背丈の低い草しか生えていない広大な荒涼とした土地が果てしなく続いていた。 そのなかにポツンとテントの住居(「ゲル」という)が一つ。 ラクダを放牧している人が住んでいるのだ。 そのゲルのそばには1㎡に満たないような小さな太陽光パネルがおかれていた。 羊飼いのモンゴルの男性は器用にスマホを操っていた。 (ちょっと「チグハグ」な気がしてクスッとしましたが、これまでも地球各地で役だたされ、愛用されているスマホの「偉大さ」を感じざるをえませんでした) ---------- 電気エネルギーを使わないことには、現代人の便利で快適な生活は成りたたない。 (いまはエコ、安全ということで太陽光など自然の力を利用した発電システムが増え、また配電の方法もよりムダのないものへと工夫・改善され、蓄電池の進展とあいまって驚くほど進歩しています《旅していたら、ときどき巨

    2019.6.7 ソーラーパネル - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/06/09
    電気を生み出したり空気を温めたり光合成を促したり昼と夜を分けてくれたり、、、太陽の恵み、素晴らしいですね。今日もとても良いお天気です(^_^)
  • 2019.4.12 桜 - カメキチの目

    カメキチの目 桜を写していたら、あらためて思った。 なんでもそうであるように、背景(まわり、環境)もいろいろで、しかもそれぞれにもれることなく光があたっている。そうして、(写真のばあいは)一枚いちまいがあるのだということを。 (人間も一人ひとりに家族があり社会があって、陽もあって。それらに照らされて自分の人生があるということも) ちりとてちん

    2019.4.12 桜 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/04/14
    花のアップ、迫力あります。なんだかミツバチになったみたいな気分、、、美味しそう(^_^)
  • 2019.3.29 『植物のこころ』 - カメキチの目

    カメキチの目 植物にこころ? 『植物のこころ』(新書)を読んだ。一般向けのものだからわかりやすく、とてもよかった。 私は高校に「生物」という科目はなかったので、中学の理科第二分野ていどの生物知識しかなかったのに若いとき、「生物学的次元で人間をとらえてはいけない」とエラそうなことをよく思っていた。 (私の若いころは頭の中は「人間」や「社会」のことだらけ。人間以外の生きものは目に映ってはいても、そこから先へ進むことはなかった) 若いときは、それほど「人間主義」「ヒューマニズム」(いまは死語?)という言葉に酔っていた。 「ヒト」は霊長類に分類された生きものの一種にすぎないというのに、「生物ピラミッド」の頂点に位置しているということで、ほかのいろいろな生きものより優れていると無意識のうちに思っていた。 (いや、そう「思いこむ」ような社会と時代の状況が当時の日にはあったのだろう。「高度経済成長期」

    2019.3.29 『植物のこころ』 - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/04/01
    「植物から教わること、、、ともかく先ずは生えてみて、たまたま生えたところの環境に合わせて体の形を決める」ということ。決して強くはない生物だからこそ選び取った生きる力を感じます。
  • 2019.3.22 たたらを踏む - カメキチの目

    カメキチの目 「たたらを踏む」という言葉がある。 それなんじゃ?と若い方は思われるかもしれません。 「語源由来辞典」より 【引用】【たたらを踏むの語源・由来】 たたら(踏鞴)は、金属の精錬・加工に必要な空気を送り込む大型の送風器「ふいご(鞴)」のことで、足で踏んで空気を吹き送る。たたらを勢いよく踏むさまが、空足を踏む姿と似ていることから、勢い余って踏みとどまれず数歩あゆむことを「たたらを踏む」というようになった) 先日、マンションのエレベーターに乗ったとたん、たたらを踏んだ。 そのときは、扉が閉じようとしていた。 しかし、杖をついていても間にあいそうだったので、あわてて乗った。すべり込みセーフ! 「セーフ」はよかったのだけど、先客がおられた。 その人はこっちより若そうな60代の男性でおひとりだったが、私は他人がいると気をつかい、ちょっと緊張する。 小さくなろうとして(ドラえもんのようにほん

    2019.3.22 たたらを踏む - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/03/24
    障害があっても、その障害を前提にして周りの方を変えていくことができれば、少しでも暮らしやすい社会になるのでしょうか。大事にならなくて良かったですね。
  • 2019.3.19 プラビータ! - カメキチの目

    カメキチの目 NHKのBSで『世界ふれあい旅』という15分番組がある。 そのときは、(朝ドラ)『まんぷく』のあとにやっていたから、続けてみた。 たった15分でこの地球の各地とふれあうことができ、世界じゅう、どこの人もみんな温かいなぁと朝っぱらから思わせてくれ、いい気もちになる。 番組スタッフが出あった人々に話しかける(が、それは画面には映らない)。たまに相手が仕事などで急ぐ用があって無視されることもあるが(「やらせ」番組でないのでしかたない)、たいていは笑顔で応じられる。 ーーーーーーーーーー 先日は中米のコスタリカだった。首都のサンホセをぶらりと散歩。 グーグル画像さんからお借りしました。 コスタリカといえばウチではコーヒー豆の産地。 身体に障害がのこったケガの退院後、リハビリで近所を歩いていたとき、仕事していたとき車の運転中によく缶コーヒーを飲んでいたからかよく飲みたくなり、自販機をみ

    2019.3.19 プラビータ! - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/03/20
    人を信頼するという感情は勇気と似ていると思いました。
  • 2019.3.8 地方が消える  - カメキチの目

    カメキチの目 前回、『目からウロコの自然観察』というを読んで思ったことを書いた。 自然は人間じたいがその一部、「自然」的存在なので、能・DNAに自然への感性が組みこまれているのだろう。 しかし、人間は同時に「社会」的存在だから、仲間・同類から離れては生きてゆけない。 私の生きているのは日という国。 ーーーーーーーーーー 子ども時代をすごした故郷を思ったり、旅で「シャッター通り」を歩いたり、酔いそうになる大都会の雑踏を行くとき、ふっと思う。 「過疎、過密」「地方と中央」「一極集中」…。 この偏りを、この国の政治や経済のリーダー、エライさんはどう考えているのだろうか(考えてないか)。 この偏りは、国土でしか生きられない人々(国民)の生活の質、その差・不平等に歴然とつながっている。 (「生活」というのは、いってみればその土地で暮らしている人にとっては身近な「現実世界」であり、そこに長く住ん

    2019.3.8 地方が消える  - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/03/09
    商店街の小売店を駆逐したスーパーマーケットやコンビニが経営難に陥って撤退していくと、あとはネットですか?どんどん巨大資本に飲み込まれていって、最後はどこに行き着くのでしょう。。。
  • 2019.3.3 『目からウロコの… - カメキチの目

    カメキチの目 自然観察』(唐沢孝一)というを読んだ。 自然ゆたかなところだけでなく、街でも体験できる自然観察をあらわしたものである。 (新書版で一般向け。カラー写真も豊富。とてもわかりやすく、読んでいて楽しくなります) おもしろい話がいっぱいあるなかで、二つだけ紹介します。 ① JR山手線駒込駅のツバメ 著者はおととしの6月、山手線駒込駅でツバメ3羽がぶじ巣立ったと知った。 もちろんツバメが巣立ったことじたいはなんでもないのだが、筆者をふくむ自然観察グループが1984年ころから東京都心でツバメの繁殖を調査したところでは、1980年代(まだ国鉄時代)には、山手線も中央線も、ほとんどの駅で改札口付近の頭上に巣があったそうだ。 (しかし、気づいたときにはツバメの繁殖は見られなくなっていたとのこと) 筆者によれば、繁殖、すなわち巣をつくってヒナを産んでヒナが巣立つまで育てるためには、 ①物であ

    2019.3.3 『目からウロコの… - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/03/06
    街を知るには歩くのが一番ですよね。自分の住んでいる街でも一本違う路地に入ればちがう世界に出会えることがあります。わたしも東京に出かけたときは、社会見学のつもりでできる限り歩くようにしています。
  • 2019.2.8 『老いの空白』② - カメキチの目

    カメキチの目 「老い」を考えるにあたって、著者は最初に問う。 【引用】 「〈老い〉はほんとうに「問題」なのか あたりまえの視点 これが「問題」だとは、わたしはおもわない。わたしが、そして身のまわりのひとが、なんらかのかたちでこれを引き受けてゆかざるをえない、ただそれだけのこと… (老いのさまざまな「問題」)が、これは「課題」ではあっても「問題」ではない。…」 ヒトをふくむ生物の一生において「老いる」というのは、別の言葉でいえば「老化」。 誕生から始まった「生きる」の果の姿で、生理的な自然現象、あたり前の姿だ。 ぷりぷり・もちもちが、シワシワ・ザラザラへ。 だから、どのように「老いる」「老化」してゆくかは「課題」なのだが、「問題」ではない。 つまり、避けようのない与えられた「関門」みたいなものであろう。一人ひとりが生きるという営みのなかで試行錯誤してぶち当たり、突破していかなければならない(

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    keystoneforest 2019/02/11
    老いることには何の問題もない、とわたしも思います。それを問題と判断するのは社会であったり、医療であったりするのでしょうか。老いをありのままに受け入れようとすれば、そこにはただ課題があるだけでしょうね。
  • 2019.2.5 『老いの空白』① - カメキチの目

    カメキチの目 私は自分を『年より』とか『老人』というけれど、60を越えたら人は立派なそれだと思っている(寿命がのびた現在では時代にあわないといわれるかも)。 だから「老いる」ということには強い関心がある。 現在の自分のことであり、これからますますそれらしくなるから。 「大人」といわれるようになってからの20代、30代、40代、50代。 60になってしまうと、「あっというまにこんな歳になった」としみじみ思う。 それまでと確かにちがう自分を見、実感する。 (鏡に、白髪、シワだらけ、ハゲ、若かりし時代の《少しはあった》輝き・張りを失った己がみえる) 昔のあれこれが思いだされ、なつかしむことが格段にふえた。 それだけではない。 「老い」そのものと、そのちょっと先、続きであり終わりである「死」を思い考える。 中年といわれるころになったら、(家庭生活も順調、仕事おもしろい。いまは幸せいっぱいであって

    2019.2.5 『老いの空白』① - カメキチの目
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    keystoneforest 2019/02/11
    鏡は残酷ですね。なんの遠慮も忖度もなくそのままを見せてくれます。でも…と思うことがあります。鏡が残酷なのではなく以前の自分と今の自分を比べてしまう自分の考え方自体が残酷さを招いているのではないか、と。