先週号の記事に対する松本側の反論は驚くべき内容だった。松本本人が探偵への依頼を了承していた事実やX氏への脅迫めいた言動を認めた。そのX氏が今回実名で取材に応じ、松本側による出廷妨害のすべてを証言する。 ▶Ⅹ氏が実名告発「田代弁護士の脅迫をすべて明かす」 ▶被害女性たちが連続反論「A子さんを孤立させない」 「『週刊文春電子版』掲載記事について」と題されたA4用紙7枚の反論文に目をやりながら、男性は、意を決したように語り始めた。 「あの日、私が田代政弘弁護士からA子さんに証言台に立たないようにしてほしい旨の打診を受けたことは、紛れもない事実です。私がその申し出を拒絶したのは、何より『性的行為を強要された』とするA子さんの話が真実であり、松本人志氏のおぞましい行為に憤りを感じているからです」 さらに、こう続ける。