シチョウって面白いんです。 三村先生のブログのシチョウ、 いつも楽しみです。 a印からスタートです。 【棋譜再生】 ↑石をピコピコできます。 この問題は2009年2月7日作で、シチョウ問題第1作。 只今2問目を作図中ですが、完成するかどうか 明日は手合です。 王座戦予選C 叶井天平五段と対局します。
台湾で張栩棋聖が賞金を出してプロアマオープンの13路棋戦「張栩杯」が開催されている話を前に書きました。 http://ameblo.jp/igokyoto/entry-10414749652.html 張栩棋聖は、「13路は強いほうが勝つ」という趣旨の発言もしています。(日経の王座戦観戦記より) これは、9路と比べて、ということなんですね。9路もまだまだ研究しつくされているとは言えませんが、相手の研究ルートにはまりこんでしまうと、たとえ棋聖・名人であっても弱敵(?)にコロっと負かされてしまうことは十分に有り得ます。「4手目が敗着でしたね。もう挽回できませんね」....みたいな。 13路ならば実力通りの結果が出せる。格下の相手には決して負けない、張栩棋聖はそう言ってるわけです。 また、9路だと19路と勝手が違いすぎて別のゲームみたいになってしまいますが、13路ならば「序盤・中盤・終盤」「実利
Author:Texにしゃん FC2ブログへようこそ! 最新記事 上達法 (03/07) 9路盤で上達! (03/06) 少し高度な囲碁の技術 (03/03) 分からなければ仕方ない (03/02) 空き三角 (03/02) 最新コメント 長谷川加奈美:上達法 (03/19) Texにしゃん:簡単詰碁 (08/15) omachi:簡単詰碁解答 (07/29) texにしゃん:Q&A (08/17) ttugio:Q&A (08/08) さくら:簡単詰碁 (12/17) さくら:手がない (12/16) 月別アーカイブ 2021/03 (5) 2021/01 (1) 2020/12 (2) 2020/11 (1) 2020/10 (4) 2020/09 (2) 2020/08 (1) 2020/07 (11) 2020/06 (4) 2020/05 (62) 2020/04 (61) 20
紹介が遅れたが、3月下旬に発売された 「決定版!中国流布石だけで勝つ方法」 (MYCOM:小松秀樹著。以下、「勝つ方法」)。 まえがきを読むと分かるが2004年7月に刊行された、 中国流をシステム化することを狙いとした、 下の「中国流の徹底解明」(以下、「徹底解明」)の増補改訂版である。 構成は内藤由起子。 しかし「大幅に加筆」したという一文に偽りなく、 ざっと見た感じでは半分以上が書き換えられている。 ケースA 具体的には「徹底解明」では第1章で 上のケースAの形を中心に解説しているのに対し ケースB 「勝つ方法」では最近のプロの流行であるケースB、 白1のカカリから派生する変化を中心としている。 尚、「徹底解明」ではケースBは4ページのみ。 また上の白5、一間バサミに対して、 黒6の二間高ガカリが流行っているというのも新しい情報だし、 また上の白6の小ゲイマジマリという対策も 「徹底解
先日行われた、春蘭杯2回戦、 李昌鎬九段(韓国)VS古霊益五段(中国)戦 古霊益五段の黒番です。 黒1と打ったとき、 李昌鎬九段が投了しました。 僕は、細かいと思いながら並べていたので、 「へぇ~ここで投了するのか~ さすが、計算出来る人は違う!」 と、いたく感心。。。。 試しに、終局まで適当に図を作り 目算したら・・・・・ あれっ、白が半目勝ってる!!! その後も時間をかけて調べましたが かなり際どい半目勝負。 どちらかと言えば、白が厚い気もする。 一昨日、控室で居合わせた、 王銘エン九段にも伺いましたが、 やはり半目勝負とのこと。 つまり、李昌鎬九段は勝つチャンスが 十分ある碁を投了してしまったのです。 ”神算”とまで言われる、 あの李昌鎬九段が、なぜ投了??? 中国ルールで行われたこの大会 黒番7目半コミだしです。 つまり、普段の6目半より 1目違うのを忘れていたのか? あるいは、直
本因坊リーグ・三村智保九段戦(白) 本因坊リーグ最終局は、一斉対局。 2敗の僕は、1敗の井山名人と山下天元が 両方とも負けない限り、挑戦の可能性は無し。 黒Aとヒラいた局面。 白1から強引に切断しに行きましたが これが、無理筋でした。 白1では、白Bと上から利かすぐらい。 ここで、相手が長考。 一緒に考えているうちに・・・ 黒1から、3,7のノゾキが利き、 黒11までまるで無理じゃないか!! 左上の黒石に攻めが利くと 思っていましたが、ほぼ生き形。 ここで、負けを覚悟。 いたたまれなくなり、トイレに行くと 山下ー結城戦が終局した様子。 黒板で山下勝ちを確認し、 ”消化試合だし、痛い負けじゃないか~” 実戦は、黒1,3だったので 超難解の攻め合いに突入。 両者とも最善を尽くせず、 お互いの石が逃げ出すという 妙な結末に。 その後も難しかったのですが 最後は2目半勝ち。 消化試合なのに、両者秒
< 第35期名人戦挑戦者決定リーグ戦第12局 観戦記 > 小県 真樹 九段 対 坂井秀至 七段 第1譜 1〜23手 第2譜 第3譜 第4譜 第5譜 第6譜 第7譜 小林流 2010年4月1日 使い方 打ち手再生 さっそく盤上に目を向けていただこう。碁盤を時計回りに90度回転させると黒5のシマリが懐かしく感じられる。名人戦リーグに限れば、第31期を最後に打たれていなかった。 かれこれ20年にはなる。黒3、1、5の布陣は、小林光一九段が名人戦七番勝負で愛用し、のちに小林流ともいわれた。いまは黒5が新鮮にさえ映る。開幕2連敗の小県、まずは隅をシマって、じっくり戦うつもりだろう。なお、5で黒A、白19、黒Bと構えるのも小林流。前者が新しい小林流だが、現在は後者のほうが人気が高いか。 黒13までの定石に続いて、白14とコスミツけ、黒15に左辺白16と受けたのは坂井。こちらは、同じ小林でも小林覚
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今回も相手は自分の地をひたすら欲しがる人が相手でした。 100の地があるとして100欲しがる……明らかに欲張りすぎです。 ただし無理も此方次第で通るのが囲碁。 如何に相手の薄みをついて的確な攻撃をするか問われる訳ですがこれが中々大変です。 あっさり生きられたて得が出なかったりすると意味がないからです。 KGSにて 黒:7k 白:6k(私) この段階で欲張り屋さんの予感がしました。 左下隅にも入ってくるだろうし上手く対処出来ないと辛い展開になると思ったのですが……。 黒4の繋がる手を見損じ(涙) これは大失敗! 仕方なく中央の勢力をまとめて勝負をかける事にしました。 模様の中に黒が入ってきました。 此方の作戦通りの展開になり助かりましたが、前図の黒としては繋がった時に欲張らずに穏便に逃げ切りを測れば図ればかなり優勢だったのではないかと思います。 終局図 模様の中の石は撫で斬りで中押し勝ちです
私はいま定職を持たず、ネットで株やFXをして食べている。そして合間にネット碁を打つのを趣味としている。まさにネトゲ廃人である。 さてネトゲ廃人は囲碁も株もFXも最近ついている。運で勝たせてもらっている感じがする。しかし折角の運を活かしきれているとは思えない。もう少し智恵があれば勝てるというより負けを少なくしてトータルでもっと勝てるはずだ・・と強く思う。 ま、天井で買って底で売れるなどというほど相場は甘くない。しかし勝率を上げる技術・方法論は無限にあるはずで己の至らなさ、未熟さを痛感する次第だ。 ネット碁では4段に復帰してから初戦は惨敗したがその後5連勝している。5連勝の中身は実力で勝っているとは言えない。そこでさっき打った碁の自分の悪手についてメモしておく。 第1図 私の黒、実戦の進行。 黒1を犠牲に3を利かして忙しく打ったが大いに悪い。 第2図 こう打つよりなかった。実戦では黒3と辛抱す
第3回大和証券杯ネット囲碁 グランドチャンピオン戦・決勝 河野臨九段との対局(黒) 黒1に白AやBが定石ですが、 白石が多い場所なので、 白2と打ちたくなります。 続いて・・・・ 黒1に、白2なら黒3,5と 大きく生きて不満ないのですが・・・ 黒1には、白2と頑張ってきます。 以下白12まで戦いですが、 白AやBの石があるので、黒が苦しそう。 よって、実戦は黒1から黒5まで さっさと生き、黒7から黒9の強硬手段。 この後、白Aから競り合いに。 実は、5年ほど前、僕の実戦で これとよく似た碁を打っています。 その碁は、白の立場でしたが、 あっという間に苦しくなり それ以降、「この布石は、黒が良い」 と思い込んでいました。 しかし、河野臨九段は、 僕の5年前の碁を、覚えていて さらに、研究会の対局でも、この形を経験し 「白が打てる」との感触だったようです。 どうも、河野九段のほうが 正しかった
第3回大和証券杯ネット囲碁グランドチャンピオン戦決勝で高尾紳路9段は河野臨9段に黒番半目勝ちを収めてグランドチャンピオンを獲得した。 高尾9段は序盤19カタツキから21オサエと頑張ったので下辺から戦いが始まり56ソイまで左下1/4が片付いてしまった。 67ツケから戦いは上辺に移ったが74ヘボコスミを咎めて高尾9段のペースになったように感じられた。 さらには111と急所に一撃して壁攻めをして白を苛め抜いてから右上隅135三々コスミに回り楽勝と思えた。 しかしこれからの河野臨9段の追い込みが凄い。 138オキから左下隅の黒をイジメ144ケイマで先手で中央を値切った。 さらに150コスミに高尾9段が155ツギと応じたので178サルスベリに回る手順を得て微細な碁にしてしまった。 しかし序盤の貯金が大きかったのだろう。高尾9段は半目勝ちと逃げきることができた。 最近タイトルと縁遠かった高尾9段これを
次の一手。白番。今ごらんになってるあなたならどこに打ちますか? あいている交点のどこに打ってもいいと思うんですけど^^。 この布石は、 先週(3/22号)の週刊碁に載ってた女流名人戦第二局 謝依旻女流名人対向井千瑛4段の碁です。 千瑛さんは「ろ」に打ちました。 白4,6,8がおもしろいなあ、と ふと思い立って囲碁の棋譜でーたべーす サイトさんでこの布石を検索してみました。 (八方検索GUI) そしたら、千瑛さん、女流名人戦の2週間後の王座予選決勝(3・25 対今村俊也九段)でも全くおなじ打ち方 この白8を「ろ」に打つ例はこのデータベースでは千瑛さん白番の2件だけでした。 (このデータベースにも収録漏れ多いし、これが絶対のなにかだというわけではないのですが) しかも2局とも白の負け。>< 勝手な推察するに、 プロ棋士さんは自分の碁を覚えてらっしゃるものだというし、 千瑛さんがこれを選んだのは
コウは級位者にとって難しいです。 深刻に考えて損コウ打たないように考えてみたら実は簡単だったというお話です。 KGSにて 黒:6k 白:6k(私) 黒1でコウになりました。 白の■は既に生きています。上辺の黒が大きく見えてコウ材に悩みました。 が、実際は 『花見コウ = 自分が負けても大した被害がないが、相手は大損するようなコウのこと』 で白6、黒7は左辺で抜くしかなく白8で黒を▲、■、×に孤立させる事ができました。 黒の上辺が大きくみえましたが実際は3グループの弱い石があり広げる余裕はなく、白の一方的な展開がしばらく続きました。 この時点ではまだ優勢だとは思えなかったのですが、検討中の助言で白の有利と言われてみて確かにそうだななぁ~と思いました。 まだまだ隣の芝は青く見える迷走中の級位者のお話でした。
私の色眼鏡による感想を記したブログです。 私は色眼鏡をときどき掛け替えますから前に書いた感想と違う感想を記すことがあります。 また私の得た情報が正しいかどうかの検証をしていません。ガセネタかもしれません。 あしからず。 午後再開すると山下天元は37ツケから3941デギリを打ち43アテをキカシてから45キリ47カカエと8を噛み取った。左下の白は凝り形で下辺一帯の模様がふっくらした。黒はポイントを上げたのではなかろうか。 50サガリに51トビはどうだったんだろう。58ツケと連絡されては黒サッパリではなかろうか。 64トビに67ノゾキと攻めを狙ったが68ツケで空振り気味、692間トビと強襲しても70ノビで被告がどちらかわからない。 しかし71コスミツケに72アテコミはどうだったんだろう。山下天元は732段バネと必死に食い下がり79カケツギと上辺を食い破った。ここで張栩十段の80キリは魔が差したと
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