ようやく日本でもソフトバンクからiPhoneが発売されることとなりました。個人的にはiPhoneが売れようが売れまいが心底どうでもいいと思っている私が、iPhoneがどのような層に売れるのか考えて見ます。 中高生は眼中にない iPhoneはおしゃれを訴えるガジェットです。持っているだけでおしゃれな女になれるのです…というのが錯覚であるとわかっていても、持つ喜びを異様なほどくすぐります。むしろガキが持っているとマイナスイメージです。 想像しにくい人もいるかもしれませんが、かつて携帯電話は金持ちの象徴でした。嘘だと思ったらオリバー・ストーンの「ウォール街」を見てください。あごの割れた大金持ちが海岸で短パンで弁当箱に向かってしゃべっています。その弁当箱が携帯電話です。大金持ちしか買えなかったのです。あの映画が出たころ、日本の若者の誰一人として、携帯電話がこれほど普及するとは思っていなかったのです