安倍晋三首相は2月21日、東京・芝公園のホテルにある中国料理店で、自民党の稲田朋美幹事長代行や山口泰明組織運動本部長らと会食した。20日に61歳の誕生日を迎えた稲田氏を祝う名目で、山口氏が親交のある首相を誘った。西村明宏官房副長官も同席した。
関西電力の役員らに金品を渡していた福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)が1990年代、高浜町を管轄する福井県警小浜署の複数幹部に多額の商品券を贈るなどしていたことが10月4日、関係者への取材で分かった。関電役員らのほか、福祉行政や嶺南振興担当の福井県幹部にも贈答品を渡していた森山氏が、県当局に加え警察との関係性を深めようとしていたとみられる。 ⇒関電金品受領問題を詳しく 多額の商品券を贈られた元幹部は「そのまま送り返した」としている。別の元幹部は取材に対し「(森山氏は)警察にも顔が利くということを誇示したかったのではないか。警察が何らかの便宜を図ることはありえない」と話した。 関係者によると、中元や歳暮、餞別(せんべつ)などを贈られた幹部も多数いたという。助役退任後も教育委員などとして町と関係を持ち続けていた森山氏に、同町役場で餞別を受け取ったある元幹部は「常識の範囲内だったと記憶してい
日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉を巡り、原子力規制委員会の更田豊志委員長は29日の定例会見で、「1次系ナトリウムの取り出しは難しい」との認識を示した。もんじゅの設計段階では、炉心からの全量抜き取りを想定しておらず、約5年半かかる燃料取り出し後の検討項目の一つとなっている。 もんじゅは燃料の冷却材に液体ナトリウムを使用しており、1次系には約760トンが存在する。水や空気と激しく反応するため、取り扱いが難しい。 原子力機構によると、もんじゅは運転時、炉心に常に燃料を置いておく仕様であるため、配管破断時にも燃料が露出しないよう、炉心のナトリウム液位は常に燃料の上にくる設計となっている。このため、通常点検時の抜き取り方法では、数百トン程度が炉心に残ったままになるという。さらに1次系全体には液漏れ対策の保護容器がかぶせられており、改造も容易ではない。 ただ原子力機
記事一覧 失踪の宮内和也さんを国内で発見 北朝鮮拉致の可能性なし (2016年6月16日午後2時30分) 宮内和也さん 福井県警公安課と敦賀署は16日、同県若狭町の特定失踪者、宮内和也さん(51)=1997年失踪当時(32)=が国内で見つかったと発表した。北朝鮮による拉致の可能性はないとしている。 宮内さんは97年4月24日、三方町(現若狭町)世久見の世久見漁港で行方不明となった。旧三方町職員でカヌーのインストラクターを務め、翌月のカヌー研修を前に同日夕、現地入り。艇庫がある岸壁で目撃されたが、帰宅しなかった。 艇庫前に宮内さんの四輪駆動車があり、カヌー1隻が持ち出されていた。数百メートル離れた海岸の消波ブロックで折れたカヌーが、近くで宮内さんのジャンパーが見つかった。当日は地元漁師が漁をあきらめるほど海は荒れていた。パドルやウエットスーツなどは艇庫に置かれたままだった。 宮内さんは
記事一覧 国の原発シンポ、不満の声相次ぐ 重要性国民理解へ立地道県初開催 (2016年3月17日午前7時20分) 原子力エネルギーなどについて意見交換したパネルディスカッション=16日、福井市のアオッサ県民ホール 経済産業省資源エネルギー庁は16日、原発の国民理解を進める一環で「資源のない日本、将来のエネルギーの姿に関するシンポジウム」を福井市のアオッサ県民ホールで開いた。大津地裁の仮処分決定で関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)が運転差し止めとなった中、経産省側はあらためて政府の再稼働方針を強調。参加者からは終了後「この内容では理解は深まらない」「立地県の立場を考えた安全優先の説明がもっとほしかった」などと不満の声が相次いだ。 シンポは、昨年12月に林幹雄経産相が西川一誠知事と面談した際、原発の重要性に対する国民理解に向け全都道府県で説明会などを開くとした方針を受けたもの。原発立
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