浦和車両放火内ゲバ殺人事件(うらわしゃりょうほうかうちゲバさつじんじけん)とは、1977年(昭和52年)4月15日に埼玉県浦和市(現:さいたま市南区)で発生した内ゲバ放火殺人事件。 革労協(解放派)が革マル派4名を殺害した[1]。 事件の概要[編集] 1977年(昭和52年)4月15日午後9時5分、埼玉県戸田市の革マル派の印刷工場「こだま印刷」からワゴン車(いすゞ・エルフ)が発進した。このワゴン車は敵対党派の襲撃から身を守るために、金網や鉄板を取り付けて改造するなどの特殊仕様の装甲車両であった。 浦和市に差し掛かった頃、4tトラックがワゴン車の前に飛び出した。ワゴン車は急停止したが、後ろからも2tトラックが数回に渡り衝突し、2台に挟まれる状態となった。そして、トラックから約10人の人間がワゴン車を取り囲み、ドアを乱打して開かないようにした上で窓ガラスを割り、ガソリンを流し込み火を付けた。
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