WikiLeaksは、VISAやMasterCardなどの大手金融企業による送金拒否の影響で資金不足に陥っており、しばらくは“経済封鎖”との戦いに専念すると発表した。 告発サイトのWikiLeaksが10月24日(現地時間)、ロンドンで記者会見を開き、資金不足を理由に活動を中断すると発表した。現在、米金融大手のVISA、MasterCard、Bank Of Americaやオンライン決済大手の米PayPalなどが、WikiLeaksへの送金を拒否している。 記者会見では、VISA、MasterCard、Bank Of America、PayPalのロゴを逆に印刷した壁紙を背景に、創業者であるジュリアン・アサンジ氏が「活動を将来につなげるために、すべての公開活動を中断し、経済封鎖との戦いと資金調達にすべてのリソースを集中しなければならない」と語った。
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