金融庁、オリンパス担当の監査法人を調査へ＝関係筋 | Reuters -１１月１０日、金融庁は、オリンパスを担当した監査法人やその関係者などから事情を聴くなどの調査をする。写真は１０月撮影（２０１１年 ロイター/TYuriko Nakao） ［東京 １０日 ロイター］ オリンパス7733.Tが過去の損失計上を先送りしていた問題で金融庁は、同社を担当した監査法人やその関係者などから事情を聴くなどの調査をする。関係筋が１０日、明らかにした。監査体制が適切だったかなど、不正経理が見過ごされた背景を調べる。 日本公認会計士協会も、オリンパスに対する監査が適正だったか検証を進める構え。 会計士や監査法人が故意や相当の注意を怠って、財務書類の虚偽、錯誤や脱漏があるのに、ないと証明した場合などには、業務停止命令などの行政処分を科すことができる。 オリンパスの監査は現在、新日本監査法人が担当する。２００９年３月まであずさ監査法人（旧朝日監査法人）が担当した。
