改革派官僚、霞ヶ関を去る 古賀茂明さんが、本日、霞ヶ関を去ります。 公務員制度改革や企業再生に尽力し、震災後にはいちはやく東電再生プランを公表した「改革派官僚」の古賀茂明さんは結局民主党の閣僚からは仕事を与えられず、自ら経済産業省を辞めるという道を選びました。「国民のために働きたい」と言い続けてきた古賀さんのやりたかったこととは何だったのか。また、今後はどのようなことをやろうとされているのか。お話をうかがってきました。 ――遂に経済産業省を辞めるというこになったそうですが、霞が関に遺す言葉みたいなものってありますか 古賀:辞めるって言っても、死んじゃうわけじゃないから(笑)。辞めるっていうのは、改革をあきらめるという意味じゃないんです。それは外に出ても引き続きやろうと思っているんですよ。ただ、今の政権というのは改革ができないし、やる気がないから、僕の使い道って、待ってたってどうせないんです