誤報で香港のテレビ局に罰金 NHKニュース誤報で香港のテレビ局に罰金 12月5日 16時43分 中国の江沢民前国家主席が死去したと誤って伝えた、香港のテレビ局に対し、香港の政府は、きちんと情報の確認を行わずに放送し、社会的な影響も大きかったなどとして、日本円でおよそ３００万円の罰金の支払いを命じました。 この問題は、香港の民間テレビ局「ＡＴＶ」が、ことし７月、「江沢民氏が死去した」と伝えたもので、中国国営の新華社通信が全面否定したことなどから、翌日、誤りを認め、報道を撤回しました。香港の放送事務管理局は５日、ＡＴＶの報道に関する調査結果を発表し、今回の誤報はきちんと情報の確認を行わなかったことが原因で、報道の撤回にも時間がかかり、社会的な影響は大きかったなどと指摘しました。そのうえで、ＡＴＶに対し、３０万香港ドル（日本円でおよそ３００万円）の罰金の支払いを命じました。香港で誤った報道をした放送局に罰金が命じられるのは初めてで、香港
