2021年7月19日のブックマーク (1件)

  • 主要SF賞を総なめにした『宇宙へ』の続篇にして、単独でも読める宇宙開発SFの傑作──『火星へ』 - 基本読書

    火星へ 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:メアリ ロビネット コワル早川書房Amazonこの『火星へ』は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の主要SF賞を総なめにした『宇宙へ』の続編にあたる。話は繋がっているが、それぞれの巻で話はオチていて、違ったおもしろさのある作品なので、どちらから読んでもらってもかまわない。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 『宇宙へ』について 『宇宙へ』で描かれたのは、1952年に地球の海に巨大な隕石が衝突し、それによって巻き上げられた水蒸気によって地球に破滅的な地球温暖化が進行していくことが明らかになった世界だった。最終的には、地球は人が住める環境ではなくなってしまう。そのため、史実ではアポロの月着陸以後下火になった宇宙開発が、この〈宇宙へ〉シリーズでは活性化し、月や火星といった他惑星にその活路を見出すことになる。 また、『宇宙へ』で特徴的

    主要SF賞を総なめにした『宇宙へ』の続篇にして、単独でも読める宇宙開発SFの傑作──『火星へ』 - 基本読書
    kichine
    kichine 2021/07/19
    前作は歴史改変が面白かった(挿入されている新聞記事が本物とか)。確かに主人公は恵まれてるとは思うけど、続編でそこが描かれているなら楽しみ。