ブックマーク / blog.tinect.jp (20)

  • 文章が読めない人のなかには「文章をちゃんと読まなくてもいい」と思っている人が結構いる

    先日、当サイトで『正確に文章が読めない人の話。』という記事が公開され、たくさんの人に読まれていた。 記事中では、読めないのは読み飛ばしや勝手な解釈が要因であることが多く、文字で認識するのが苦手な人には音声(声)で伝達するほうがいい、と締められている。 たしかに、連絡事項をすべて書いたにもかかわらず、「あれ、そんなこと書いてありましたっけ?」と言われたり、「すみません、ちゃんと読んでませんでした」と謝られることはある。 いくら丁寧に書いても、相手が読んでくれないことにはどうしようもない。 困ったものだ。 でもね、知ってるんです。 文章が読めない人のなかには、結構な割合で、「文章をちゃんと読まなくてもいい」と思っている人がいることを。 漢字が読めなくても気にしないゲーム実況者たち わたしはゲームが好きで、よくゲーム実況(ゲームしている様子を配信しているもの)を見ている。 そこで驚くのが、漢字が

    文章が読めない人のなかには「文章をちゃんと読まなくてもいい」と思っている人が結構いる
    kidd-number5
    kidd-number5 2023/02/19
    読まない人に「読まないとあなたが困りますよ、損しますよ」と理解させることが、「読む」ようになる一番手っ取り早い方法なんじゃないか
  • 「やりたい・教えてくれ」と言ってくる割には、とくに努力をしない人たちに、うんざりした話。

    また、友だちがひとり減った。 オンラインゲームをやっていればいろんな人に出会うから、そのぶんだれかと疎遠になるのはしょうがない。 ゲームに対する考え方がちがうからなんとなく距離ができて、遊ばなくなったってだけの話。 ……いや、正直にいうよ。 その人はやる気はあるけど向上心がなかったから、「もういいや」と距離を置いたのだ。 「教えてくれ」「ただし言われたとおりやるわけじゃない」人たち 先日、安達さんが執筆した『「気ではない人に、いくら教えても、無駄」と言われた時の話。』という記事を読んだ。 そこで、先輩にそれを質問した。 「忙しい時に、どうやったらを読む時間を作れますか」と。 ところが、その主宰者は言った。 「時間は作りなさい。」 あまりにも抽象的だと思ったので、私は言った。 「そのやり方を、具体的におしえてほしいのです。」 ところが先輩は言った。 「当に私が言ったとおりにやりますか?

    「やりたい・教えてくれ」と言ってくる割には、とくに努力をしない人たちに、うんざりした話。
    kidd-number5
    kidd-number5 2021/10/02
    あーこれ最近良く感じるやつだわ(社外の話だけど)
  • 「仕事で成長」って、本当に必要ですか?

    何か月か前の話で申し訳ないんですけど、「まなめはうす」のまなめさんっていう、コーラばっかり飲んでる変な人がこんな記事書いてたんです。 部下の教育に失敗した話 そう思う私だからこそ、部下には学ぶ時間さえ与えれば成長できると思って、業務を進めなくてはいけない立場でありながらも、可能な限り時間をつくってあげたんですよ。 部下になった時点で数か月後には別のPJに異動することも決まってたこともあって、そのための準備とかスキルアップとか必要と思って。 結論から言うと、私が作ってあげた時間は無駄に終わり、後日人からも、もっと仕事をふって欲しかったと言われたのですが。 これ、実は私も同じようなことしちゃった、正確にはしかけちゃった経験があるんですよ。 前の会社の時の話なんですけどね。 その会社って、あるプロジェクトが終わると即他のプロジェクトにアサインされて、「隙間の時間」的なものが当に全然なかったん

    「仕事で成長」って、本当に必要ですか?
  • なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

    ちょっとまえ、面白い記事をツイッターで拝見した。 企業の採用担当が、面接時に見ているポイントを端的に表現したものだ。 曰く、「事実と意見を分けて説明できるかは圧倒的に重要で、これができない人はかなり厳しい。」とのこと。 クローズな勉強会などで話をしたら好評だったのでブログに書きました / 面接時に見ているポイント – VOYAGE GROUP techlog https://t.co/64ehNAYLAi — Masanori KOGA (@makoga) October 29, 2019 彼がこれを重視する理由としては 「事実と意見を分けて説明するのがうまい人が書いた障害報告書は読みやすい」とある。 確かに読みやすい文章を書く人は、知的能力が高い事が多いので、採用の精度は良いのではないかと推測する。 ただ、この文章を読んで感じるのは、 「なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるの

    なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。
  • マネジャーになったら、「スキルの成長」から「人格の成長」に軸足を移さないと、行き詰まる。

    異動の時期である。 昇進し、マネジャーなどの管理職となった方も多いだろう。 管理職になると、組織の中枢として新しい仕事の仕方が求められるようになる。 裁量も報酬も大きくなり、「組織を動かす」やりがいを強く感じる人もいる。 だが、それにうまく適応できない人も多い。 「管理職がこれほど難しいとは思いませんでした」 「部下が思った以上に言うことを聞きません」 「コミュニケーションが大事だとわかっていても、時間が取れないです」 そんなふうに、管理職の難しさを語る人は数知れない。 しかし、いちメンバーであったときは様々な仕事をうまくできたはずの彼らがなぜ、管理職という仕事に「適応できない」ケースがこれほどまでに多いのだろう。 * 私は前職、管理職研修の講師を頻繁に行っていた。 私がやっていた中で、特に人気があった研修は、「新任」の管理職研修だ。 「具体的で」「すぐに使えて」「効果の高い」、管理職とし

    マネジャーになったら、「スキルの成長」から「人格の成長」に軸足を移さないと、行き詰まる。
    kidd-number5
    kidd-number5 2019/04/15
    “しかし、マネジャーの仕事は、その延長線上にあるものではない。 究極的には、マネジャーに必要なのは、真摯さ、つまり人格の本質にかかわることであって、スキルではないのだ。”
  • 今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う

    どうもしんざきです。とある業界の、社員100人ちょっとの企業で中間管理職をしています。 同業他社の管理職同士で飲むことがたまーにありまして、先日は何故か「どれくらい古いパソコン用語を知っているか勝負」という、冗談抜きでひとかけらの生産性もない話で盛り上がっていました。 平成も終わろうかというこの時代に、HYMEM.SYSの記述方法についての宗教議論とか、当になんの役にも立たないのでやめて欲しいです。超楽しかった。 で、その時、もう一つ盛り上がっていた、というか愚痴の言い合いになっていたのが、「ちゃんとタスク切れる人不足」という話でした。 毎度毎度、人手が足りている、足りていないの話になるのは管理職飲み会あるあるです。飲み会の一つの焦点といっても良いかと思います。 業界にもよるのかも知れないんですが、実をいうと今、採用自体は割とスムーズにいっているという話を聞くことが多いんです。 それも、

    今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う
  • 尊敬する上司に教えてもらった、「仕事を任されたら何をすべきか」8箇条

    仕事を任されたら何をすべきか」というタイトルのメモが出てきた。駆け出しだった頃、尊敬する上司に教えていただいたものだ。 メモのすっかり忘れていたが、今の仕事のやり方を振り返ると、ほぼ教えていただいたとおりにやっている。私にとっては宝のようなメモだ。 殴り書きでざっくり書いてあるだけなのだが、今読み返してもなかなか役に立つので、ここに記すことにする 仕事を任されたらどうするか8箇条 1.納期を確認せよ 納期を守れない奴は社会人として生きていけない。納期遵守は信用を獲得し、納期遵守は人の能力を高め、納期遵守はお金を生みだす。 2.成果を合意せよ 仕事を任せる側が、成果を明確にしてから依頼をするケースは少ない。任せる側は、「成果がモヤモヤしていて、考えるのに手間がかかる」から、信頼できる相手にそれを任せるのだ。 したがって、相手と会話し、音を引き出し、成果を合意せよ。合意できれば、仕事は半分

    尊敬する上司に教えてもらった、「仕事を任されたら何をすべきか」8箇条
  • 「若手に劣るベテラン」問題と、「トッププロ」の凄まじさについて。

    前から疑問に思っていた事の一つに、若手に負けるベテランの存在があった。 普通に考えれば、ベテランというのは経験豊富な方々だ。知識も経験もそこそこあるわけだから、少しぐらい仕事を覚えた若手になんて負けるはずがない。 そう、負けるはずがないのだ。 けど現実問題、僕の周りにはビックリするぐらい使えないベテランがいたり、異なる専門分野からやってきた門外漢の方が、専門分野にいる人間よりも博学だったりする事例があまりにも多すぎるのである。 これ、ほんと何でなのか疑問で疑問で仕方がなかったのだけど、最近になって 「素人」と「プロ」、そして「トッププロ」の違いがどこにあるのかがようやく腑に落ちてきた。 というわけで今回は、この3つの人種について、段階を追って説明していこう。 素人とプロの違いがマニュアルを使えるかどうか 日の医者のほとんどは、医学部を卒業し国家試験を合格した後、病院勤めを開始する。 普通

    「若手に劣るベテラン」問題と、「トッププロ」の凄まじさについて。
  • 「世界が一向に良くならないのは、あなたが何もしてないから。」といわれた時の話。

    まだ20代半ばだった頃。 会社の不条理に辟易した私は、様々なものに不満を抱いていた。 社内の無意味な序列、 人の話を聞かない上司、 無駄な会議、 非効率な手続き…… そういったものすべてが不満の源泉だった。 不満が募れば、人は、その原因を何処かに求めたくなる。 私は様々なを読み漁り、「組織の欠点」について、ひいては「社会の欠点」について、知識をつけた。 例えば、話を聞かないプロジェクトマネジャーは、プロジェクトを失敗させる確率が高いし、ピーター・ドラッカーは「人事の間違いは、異動させた側の責任」とハッキリと言っていた。 頭でっかちになった私は、ほとんどありとあらゆる事象に、ケチを付けることができた。 そして「なぜ世の中は、一向に良くならないのか」と嘆いたのだった。 ***** ある時、比較的仲の良かった先輩が、 「飲みに行きましょう」と、誘ってくれた。忙しいと断ったが、「まあいいからさ」

    「世界が一向に良くならないのは、あなたが何もしてないから。」といわれた時の話。
  • 「ちゃんと考えられない人」につけるクスリはあるのか。

    かなり昔の話だ。 クライアント先で、一人の男性から相談を受けた。 彼は同じ年代の中でも「できる人」だと評判で、役員への昇進も期待されていた。 だが、彼は仕事上のコミュニケーションで苦労していた。 「ちょっと相談にのってもらえますか。」 「はい。」 「一週間前、エクセルのシートに一人ひとり、現状分析と来期の目標、そして達成のための施策を書いて提出してもらいました。」 「憶えています。」 「ところがです。提出されたものを見ると、……内容がひどくて。」 彼は溜息をついた。 「新人なら良いですよ。でも管理職でもひどい内容のものが結構あります。私の指示がマズいんですかねえ……。」 私はそれを見せてもらった。 様式は丁寧にできているし、不親切なものとは感じない。 だが、提出された内容については、確かに私も首を傾げざるを得ない点が多数あった。 例えば「現状分析」欄には、今期の売上について間違った数字が記

    「ちゃんと考えられない人」につけるクスリはあるのか。
  • 面接だけで、有能かどうか見抜けるか?

    採用市場が活況を呈しているが、「うまく採用できず悩んでいる」とこぼす経営者、幹部は少なくない。 その悩みは大きく2つ。 「応募がない」と「入社させてみたら、思っていたほどパフォーマンスの高い人物ではなかった」 というものだ。 そして、後者は前者に比べて、より深刻である。 あるwebサービス業の幹部は 「面接では素晴らしい人物に見えた。しかし、半年たって今思うと、「騙された」というのが正直な感想だ」 と言った。 「試用期間にやんわりと辞めてもらった。頭もよく、コミュニケーション能力は素晴らしかったが、手を動かせない人物は要らない。」 「クビにした人からは、苦情などは来ていないのですか?」 「給料3ヶ月分を渡して辞めさせた。カネを受け取っているし、退職願も出させたから、訴訟にはならないと思う。」 「そうですか。お互い不幸ですね。」 「面接で、事前に見抜く方があれば良いんだけどね。イマイチな人を

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  • コミュニケーションにまつわる8つの誤解

    先日「コミュニケーション」について議論する勉強会に参加してきた。 集まってきている方の多くは、いわゆる「できる人」だったので、コミュニケーションは得意な方が多いだろうと思った。 だが、話を聴くと 「コミュニケーション能力にはあまり自信がなかった」 「就活で苦労した」 「今でも人前で話すのはそれほど得意ではない」 と、言う方が大半を占めている。 つまり、彼らの殆どは、後天的に学習によってコミュニケーション能力身につけた、と言える。 ということは、彼らは「コミュニケーション」を理解することで身につけることができた人々だ。 おそらく、そこには体系化された何かがあるに違いない。 そこで、彼らの話を聴いてみると、根底にあるのは、 「コミュニケーション能力は誤解されている」 という事実だ。 つまり、「身につけたい」と思っているときのイメージと、「身につけた」後のイメージが異なるため、苦労している人が多

    コミュニケーションにまつわる8つの誤解
  • 「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」にどう立ち向かうべきなのか

    タイトル長すぎると思ったんですが、「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」ってなんか適切な呼び方あるんでしょうか。 軽くぐぐったんですが、うまい略称が見当たりませんでした。どなたか、適切な略称をご存知でしたら教えてください。 まあ、字面から言わんとしているところは了解していただけると思います。 例えばPTAとか。例えば町内会とか。例えばマンションの自治会とか。 もしかすると企業や学校でもそうなのかも知れませんが、「ある程度長く続いていて、硬直化した組織」では、しばしば下記のような状態が見受けられることがあります。 ・どう考えても不要かつ無駄な作業が、何故か改善・撤廃されない ・改善しようとすると、そこに長くいた人から何故かよく分からない抵抗や圧力がかかり、改善することが出来ない ・現在の作業者も全員無駄な苦労だということを認識しているが、嫌々その作業を継続している ・

    「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」にどう立ち向かうべきなのか
  • 会話のうまい人とそうでない人の決定的な差がどこにあるか、ようやくわかった

    公私共に、会話のうまい人を、たくさん見てきた。会話はコミュニケーションの基礎であり、また終着点でもある。上手であることに越したことはない。 ではどうすれば、会話が上手い人、あの人と話すのが楽しいね、と言われる人になり得るのだろうか。 一説によれば「聞き上手となるべき」という人がいる。ウンウン、と相手の話をよく聞き、相手に気持ちよく喋ってもらうことに注力せよ、という。 しかし最近、それはどうも違う、と感じることもある。聞き上手であることは特定のシーンにおいては重要なのだが、必ずしもそうではない。 例えば私は普段「聞き上手」の人をあまり求めていない。 なにか観察されているのでは、と勘ぐってしまうからなのだが、むしろ話上手、と言われる人の方が与しやすく、会話も続くのだ。 また、世の中に散らばる「会話のしかた」は、いかにもマニュアル的で個別のシーンで使い勝手が悪い。だから最近まで私は「会話に王道な

    会話のうまい人とそうでない人の決定的な差がどこにあるか、ようやくわかった
  • 社員ががんばっているのに業績が伸びないのは、社員を頑張らせすぎているから。

    あるスタートアップに勤務する知人がいる。 彼は一つの部門を任されており、売上・利益に対して責任をもっているので、当然、期末になると、成果に対して説明を求めらる。そしてつい先日も、目標に対しての進捗を報告する会議があったとのこと。 ところが、彼は不満気である。 「自分は、期首に立てた計画をピッタリ達成したんだよ。」 「んー…」 「そしたら、上から「もっとやれたでしょう」って。アホかと。」 「ほうw」 「そう、じゃあ、期首に立てた計画は一体何だったのかと。」 「まあ、そうですよね。」 「そうwムカついた。だったら最初から期首の計画を承認するなといいたい。」 つまり、衝突が生じているのは、次の点だ。 彼の上司にとって、「計画」とはその通りにやるものではなく、下をドライブするための単なるツールに過ぎない。だから、計画通りかどうかよりも、下が「常に全力」であることのほうが重要なのだと言える。 逆に彼

    社員ががんばっているのに業績が伸びないのは、社員を頑張らせすぎているから。
  • 人に仕事を依頼するのが上手な人は、こうやって頼んでいる。

    誰かに仕事を依頼するのが苦手な人は結構いる。 マネジャーになったにも関わらず「自分でやったほうが早い」と手を動かしてしまう人も数多くいるが、それではマズい。 当然のことながら、相手にこちらの依頼を確実に遂行してもらうスキルは、必須であるとともにマネジメントの要諦でもある。 だが「こちらの依頼を確実に実行させる」と一口に言っても、その実践はそれほど簡単ではない。例えば、簡単な打ち込み作業を、あなたがアシスタントにお願いするとしよう。 「こちらの営業資料のデータを、急ぎ、エクセルに打ち込んでほしいんだけど」 アシスタントの方は言う。 「今日は結構忙しいんですが……」 「夕方までになんとか!」 「わかりました。」 しばらく後に様子を見ると、期待通り打ち込まれている……と思いきや、少し見ていくとなんかデータがおかしい。 「ここ、間違ってますよ」と指摘すると、「あ、すみません」と直してくれた。 だが

    人に仕事を依頼するのが上手な人は、こうやって頼んでいる。
  • 社外・他人と「何か一緒にやりましょうよ!」の時に大事なこと。

    組織の境界がなくなりつつある現在、他者とコラボレーションする力は、ビジネススキルの中でも最も重要な力の一つとなった。 例えば私の知人のある研究者は、「まだ分野として確立していない部分が、チャンスなんだ」という。 「専門ばかり深く研究する人もいる、でも、当に新しくて価値ある研究は、その分野と分野の間に存在している。逆にどのジャーナルに載せるかは、結構難しいんだけどね。分野と分野の間だと、これは物理でもないし生物でもない……みたいなことって多くて、査読できる人も少ないし。」 と言った。 よく言われるように、優れたアイデアの質は、知識の組み合わせの妙にあるが、知識の地平線があまりにも広大になっているので、人が一生の間で到達できる知識の全体に占める割合は小さくなり続けている。 したがって、自分の持つ知識だけで仕事をしようとすれば、必ずや独善と凡庸に陥る。 これを打開するためには、異なる業界、異

    社外・他人と「何か一緒にやりましょうよ!」の時に大事なこと。
  • 「変わらなきゃ」言う人いるけど「変わらなくていいから、働け。」とオレは言いたい。

    少し前に、私の先輩で、非常にクチの悪い方と一緒に事をしたことをふと思い出した。 彼は今、某大手企業で若手の育成にあたっている。若手にどうしてもひとこと言いたいが、言っていいかわからないので相談がある、とのことだった。 彼が「言っていいかわからない」というときは大抵ろくな話にならない。 どうせ彼は、私の話など聞かないのだ。 「またいつもの付き合いか……」と思いつつ、店に向かう。 飲み物を注文するや否や、彼は語りだした。 「あー、あれだ今日の話。」 私は訊ねた。 「で、若手に何がいいたいんですか?」 「あのな、最近「自分を変えなくちゃダメなんです」とか「変わりたいんです」とか言う若いやつが増えてる気がすんだけど、アレなんだ?」 「そんなたくさんいるんですか?」 「研修をやって、レポートを提出させると、だいたい4、5人に一人くらいは、「変わらなきゃダメだと思いました」って書いてくる。何かのテン

    「変わらなきゃ」言う人いるけど「変わらなくていいから、働け。」とオレは言いたい。
  • 自由にやっていいよ、と言われ、怖がる人と喜ぶ人がいる。

    「自由にやっていいよ」って言われて、結果を出せる人は当に仕事ができる人だ。これはガチである。 なぜなら「自由」と言うのは、とても強力だが使いこなすのが難しい、例えればRPGの終盤に出てくる、「うまく使うとすごい強いんだけど、デメリットの大きい上級者向けの武器」だからだ。 実際、この「自由を使いこなすスキル」は、かなり個人差があり、「勉強ができる人」だからといって自由を満喫できるとは限らないし、かといって「オレは縛られるのが嫌だぜ、自由に生きるぜ、ヒャッハー!」って言っている人が必ずしも自由を使いこなせているわけでもない。 そういった人々は「自由」に見えても、実際は誰かの考えた型にとどまっていることも多い。 必然的に、「自由」は2極化を生み出す。 そもそも、「自由」とはなんだろうか。 19世紀の功利主義者、ジョン・スチュワート・ミルは「かつて、自由とは、政治的支配者の専制から身を守る事を意

    自由にやっていいよ、と言われ、怖がる人と喜ぶ人がいる。
  • 何言ってんの、出来のいい人ばかりなら、マネジャーなんて必要ないじゃない

    中途採用で「いい人がいない」と嘆く経営者やマネジャーは多い。 「いい人」の定義は様々あるだろうが、大体において ・素直で能力が高い ・コミュニケーションがウマい ・専門技能がある といったことを挙げる人が多い。まあ、要するに「仕事ができる人」をいい人と言っている。そして、いい人が足りていないのはおそらく事実である。 だが、正直に言って、いい人はほんの僅かしか、中途採用市場にはいない。人間の能力が正規分布していると仮定すると、偏差値60以上の人は全体の15%しかいないのだ。そして、その15%は「職場を選べる立場」にある。 したがって、彼らは市場にあまり出てこない。人脈で仕事が見つかる人たちだ。 また、逆に「極めてできない人」に出会うこともほとんどない。偏差値40以下の人もまた、15%しか存在しないのだ。だから、多くの場合採用できるのは全体の70%を占める「普通の人」だ。 ————————–

    何言ってんの、出来のいい人ばかりなら、マネジャーなんて必要ないじゃない
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