ScrumFestOsaka2021 での発表資料です
こんにちは、LayerX で主にインフラを担当している高江です。 今回は、一見地味ではありますが実はとても役に立つ機能である Terraform import についてお話したいと思います。 Terraform import とは 公式サイトでは次のように説明されています。 Terraform is able to import existing infrastructure. This allows you take resources you've created by some other means and bring it under Terraform management. 要するに、AWS 等のサービスプロバイダー上に既に存在する、Terraform 管理されていないリソースの情報を取得して Terraform 管理下に置く(tfstate ファイルに import する)
ディレクターがいない現場で仕事をするという貴重な経験をした。 今回は、ディレクターがいない開発現場のヤバさを共有したい。 そして、そういった現場が生まれる悲劇をくいとめることに貢献したく思う。 どういた開発体制だったのか ヤバさ1:全体的な方針が立てられない ヤバさ2:情報を管理する人がいない ヤバさ3:会議をしきる人間がいない ヤバさ4:揉めた時に間に立つ人がいない まとめ どういた開発体制だったのか 会社が特定されるといりいろとこまるので、ざっくりいうと、 ・30~40名ほどの開発体制 ・受託開発 ・エンジニアとデザイナー中心 といったところだ。 ディレクターがいなくても成立する様な小さなプロジェクトというわけではない。 ヤバさ1:全体的な方針が立てられない 受託開発なので、クライアントがいるわけだが、このクライアントに対して、各担当者が思い思いのやり方で対応することとなった。 その結
驚きの発表から3年 大胆な方針転換 ——LayerXの創業からもうすぐ3年となります。2018年7月のFacebookへのポストでGunosyの経営は任せ、福島さんご自身はLayerXに専念するという発表に驚いたことをよく覚えています。これまでをどう捉えていますか? LayerX 代表取締役CEO 福島良典氏 福島良典氏(以下、福島氏):会社方針が劇的に変化しました。設立当初はキャッシュがない中で人員も抱えていたので、クライアントビジネスでしっかりと稼ぎながらやっていこうと考えてました。ある一定の利益を出せる段階まではいきましたが、正直あまりスケールするような長期継続性のあるビジネスになりませんでした。 そんな中で2020年5月に30億の資金調達ができました。[※1]それを契機に自社プロダクト開発の方針に切り替え、2020年の夏ぐらいから自社プロダクトを仕込みはじめ、2021年には経理向け
メディア運営をするにあたって、最初の壁が「マネタイズ」であることは言うまでもない。 ダボス会議で「世界のメディア・リーダー100人」に選出された、メディア論の第一人者、ジェフ・ジャービスは、メディア企業が利益をあげることの重要性を説く。 重要なのは持続性である。これはつまり、情報を提供し続けられるだけの利益があがるかどうかということだ。 だが、ただインターネット普及以降に失われた収益を何かのかたちで取り戻せばいいというものではない。少ない収益でも持続できるよう、効率化をする必要がある。以前のような独占が望めない今は、無駄を省いて組織の規模をできる限り小さくすべきだろう。 また、大切なのは、情報に価値を付加して人々に提供することである。そうすることではじめてジャーナリズムは自らの存続に必要な利益が得られるようになる。 (デジタル・ジャーナリズムは稼げるか ジェフ・ジャービス 東洋経済新報社)
WEBサービス開発みたいな界隈でもう5年マネージャー業をしているので、おそらく人並みにはプロジェクトマネジメントの手法に触れてきている。実際やってきたこともあれば、やってはいないが事例やテクニックとして知っていることも含む。*1 そうやって過ごしてきたが、結局プロジェクトマネジメント手法よりも絶対にどうにかする覚悟、つまり精神論の方が重要だという個人的な結論に至っている。 どんなに精緻に工数とリスクを見積もって振り返りを繰り返しても、「まあ遅れてもいいや」という空気ではプロジェクトは遅延し続ける。逆に見積もりが雑でも「どうにかする覚悟」さえあればなんとか目標とした期日に間に合う。 もちろん覚悟と精神論でやっていると残業が常態化して炎上と言って差し支えない状態になるのだが、覚悟がなくて遅延したプロジェクトも最終的に炎上としか言いようのない状態になるので、同じ炎上なら期日に間に合っている方がマ
Jamstackを既存のシステムに導入するかを検討する機会があった。 紆余曲折したものの、未だに暫定的な結論しか出ていない。 とはいえ、わりと頑張った。 今回は Jamstackとはなんぞや? Jamstackの特徴 Jamstackの技術 弱みを解決する策 実際に検討した話 を雑に紹介したい。 個人的なメモなので、間違っているところがあるのを考慮願いたい。 Jamstackとは? JamstackのJamは以下の頭文字をとっている。 JavaScript APIs Markup まず、フロントエンドを持たないAPI群がある。APIはブラウザのJavaScriptから叩かれるかもしれないし、後述するようなSSG =「Static Site Generator」のフレームワークが叩くかも知れない。どちらにせよユーザーに配信されるのはSSGが出力した、Markup。つまりプリレンダリングされた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く