Twitterが第二次ブームみたいな感じになってきて、第一次ブームのときになかった(ような気がする)言葉のひとつに、「なう」という言葉があります。「帰宅なう」とか、先の衆院選で話題になったものでは「初めて下野なう」とか「当選確実なう」とか。すごいよなあ、ここまで微分化しますか、と感心します。 コメントが賑わうタイプのブログやソーシャルブックマークのコメント欄なんかで最近目につく言葉は「噴いた」という言葉。これも、きっと、今この瞬間、みたいな気分を表現するためのものですよね。 ウェブのコミュニケーションツールは、出版という行為を簡便にしたり、時間を短縮したり、分散された情報を集積したり、ウェブの得意とする分野において高度化する一方で、リアルに優位性のある分野に対しては、テクノロジーでどこまで近づけるかという課題を持ちながら進化を重ねているような気がします。私はギークではないので、そのあたりの
最近いくつか Twitter の新規登録者を増やすような出来事が続いていたせいか、「参加してみたけど何が面白いのか分からない」的な議論を再び目にするようになってきていると感じるのですが、個人的には Twitter は「何が面白いのか分からないサービス」でいいんじゃないかと思ってます。 例えばウチの奥さん。僕が Twitter を使って何やらやっているのを見て、自分でも始めてみたのですが、最初はわけが分からずにつまらなかったようです。しかしゆっくりと続けているうちに、今ではフォロワーも100人を超え、夫の知らない(という表現は問題があるけど)交流が始まっている様子。 彼女が Twitter を続けるにあたって、僕は特に何の説明もしませんでした。いくつか関連サービスを紹介したりしたものの、「この人をフォローするといいよ」とか言うことはなかったし、ましてや「1,000人以上フォローしてからが真の
民主党は、官房長官などの記者会見を記者クラブ以外にも開放する方針を打ち出しています。これは当然のことですが、この機会にメディアの側も記者クラブを見直してはどうでしょうか。欧米にもpress clubはありますが、文字どおり記者会見などのときだけ使われるクラブで、各社の記者が24時間はりついて家賃も電気代も役所もちで、一緒に麻雀するような奇習は、世界のどこにもありません(韓国も廃止した)。それは官民癒着の象徴であるばかりでなく、経営の苦しくなってきたメディアにとっても重荷になっているのです。 私がNHKに勤務していた15年以上前から、社内でも「あんなにたくさんクラブに要員を貼り付けるのは無駄だ」という批判がありました。特に効率が悪いのは社会部で、当時は警視庁だけで30人近い記者がクラブにいました。警視庁だけではなく、6つの方面本部にそれぞれ数人の記者がいて、警視庁キャップは部長なみの権力をも
ゲーム理論にメカニズムデザインという分野がある。これ自体は非常に数学的に高度なので、一般の読者にはおすすめできないが、基本的な考え方は福祉経済学を拡張した規範的ゲーム理論だ。普通のゲーム理論は、あるゲームのルール(利得行列)のもとで人々が合理的に行動するとどうなるかという結果を予想するが、メカニズムデザインでは逆に、望ましい結果を実現するゲームのルールはどのようなものかを考える。 最近、2週間ほどツイッターを使ってみて、意外にノイズが少ないことに気づいた。直感的には、断片的な「つぶやき」を全世界に発信できるとノイズだらけになりそうなので、私もアカウントをとったまま休眠状態だった。しかし先週のネットラジオで聴取者の反応を募集するために使ったら、意外にちゃんとした意見が集まった。これについて先週のASCII.jpで書いたら、いろんな反応がきた。 Dankogaiは「たとえ@celeb 三国
「いま何をしているか」を140字でつぶやきあう、Twitterというサービスが注目を集めている。PCや携帯電話を使ってどこからでも書き込めるほか、知らない相手とでも簡単につながれる気軽さが人気を集めているようだ。 最近では企業の活用も進んでおり、米国ではDellやPePsiなど、日本では日本オラクルや福助などが公式アカウントを開設している。朝日新聞社(@asahi、@asahicom)やCNET Japan(@cnet_japan、@cnet_editorial)もそれぞれTwitterで情報を発信している。 Twitterの魅力はどんなところにあるのだろうか。6月10日に開催されたサッカー日本代表ワールドカップ予選の様子をTwitterで実況し、注目を集めた朝日新聞社の「マッキー」と、個人でもTwitterを使っているCNET Japanの永井美智子記者が語った。なお、モデレーターは、文
Today's Google doodle is UFO. Clicking on the logo will take you to a search for a term "unexplained phenomenon." Why today? No one knows. Telegraph says that 'One of the things bothering the online community is that early on Saturday morning the new logo could be seen in some places, but not others. "Am I the one that is going crazy?" asks a blogger in Arizona who can't see the logo.' Read Goo
東海大学で開かれたシンポジウム「メディアは地域を変えられるのか」のパネルディスカッション「魔法の杖はない −地域メディアが地域を活性化できるのか」で、コーディネーターを務めてきました。 90分の時間がありましたが、誰もが分かる成功事例や明確な方程式が示されず、「もやもやしている」という印象をもたれた方も多かったかもしれません。ある意味でそれは狙い通り(つまり、タイトル通り)の展開でした(進行が不十分で意図が伝わりにくかったことは大いに反省点ではありますが…)。シンポに参加できなかった方も含め、地域メディアをめぐる議論の参考になればと思い、ブログで振り返ることにします。 パネリストは、寺島英弥さん(河北新報生活文化部長)、原田博子さん(はままつ子育て情報ぴっぴ理事長)、前川道博さん(長野大学企業情報学部企業情報学科准教授)、加藤久登さん(愛知県東郷町企画情報課情報推進係係長)。それぞれが地域
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く