前回のイタリア擬人化で、第1回のヴィルヘルム2世の絵に描かれたメイデンたちは紹介を終えました。 19世紀から20世紀初頭までの国際情勢に影響を与えるからこそ、擬人化されて戯画となる国々はこれで全てとも言えます。 当然ながらヨーロッパ中心の視点なので、アジアやアフリカはキャラクターがまるで固まっておらず、ヨーロッパ人視線の原住民像や動物的存在で描かれてきました。 次回からの擬人化は、戯画としての描かれ方をとりあげてみようと思っています。 20世紀に入るまで他国の支配下にあり、独立を果たせずにいた国もアイルランド、ポーランドと紹介しましたので、こんどはスウェーデンとロシアに挟まれたフィンランドを紹介します。 “フィンランディア”は海と湖に囲まれた土地に立つブロンド女性として描かれます。武器を持つ場合には、剣を持つライオンの国章入りの赤い盾を持ちます。 大北方戦争、ナポレオン戦争、第一次大戦から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く