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ブックマーク / realsound.jp (12)

  • 創立70周年の東京創元社が擁する翻訳ミステリの名門レーベル・創元推理文庫の魅力とは? 現役編集者3名に聞く、長い歴史の中で生まれた傑作群

    創立70周年の東京創元社が擁する翻訳ミステリの名門レーベル・創元推理文庫の魅力とは? 現役編集者3名に聞く、長い歴史の中で生まれた傑作群 アーサー・コナン・ドイル『緋色の研究』アニバーサリーカバー版 1959年(昭和34年)の創刊以来、翻訳ミステリを中心に多数の名作を世に送り出してきた東京創元社の文庫レーベル【創元推理文庫】。1963年(昭和38年)にはSF部門(現在の創元SF文庫)、1969年(昭和44年)には怪奇と冒険小説部門(現在のホラー&ファンタジー部門)、1985年(昭和60年)にはゲームブック部門を新設するなど、時代のニーズに応えて変化しながら、長年に渡って日の翻訳文化とミステリ小説の発展を支えてきたレーベルだ。 2024年に東京創元社が70周年を迎えたことを受けて、同レーベルからはアーサー・コナン・ドイル『緋色の研究』のアニバーサリーカバー版をはじめ、犯人当てミステリの傑作

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    kikinight 2024/09/15
  • OMSBに聞く、ラッパー・ビートメイカーとしてのMPC&DAW論。歌寄りのフックが増えた理由も“機材の変化”?

    OMSBに聞く、ラッパー・ビートメイカーとしてのMPC&DAW論。歌寄りのフックが増えた理由も“機材の変化”? 音楽家の経歴やターニングポイントなどを使用機材や制作した楽曲とともに振り返る連載「音楽機材とテクノロジー」。第14回に登場してもらうのは最新アルバム『ALONE』とそれを携えた初ワンマンライブが評判だったOMSBだ。 SIMI LABのメンバーとして名を馳せて以来、ラッパー/ビートメイカーとして多岐に渡る作品に携わってきた彼はどのような機材とキャリアを歩んできたのだろうか。初めてのビートメイクやラップ、MPCやDAWを導入したころの思い出など、興味深いトピック満載でお届けしよう。 「MPCは簡単な英単語さえ分かれば、使うほどに理解が深まるのが楽しかった」 ――OMSBさんはビートメイクとラップの両方をされていますが、始めたのはどちらが最初でしたか? OMSB:ビートメイクからです

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    kikinight 2023/03/10
  • ラノベには正典や古典は存在しないーー『ライトノベル・クロニクル』が描き出す現状

    直木賞や屋大賞で候補になる作品だけがベストセラー小説ではない。ライトノベルの世界には、関連書籍を含めた世界累計が3000万部を超える鎌池和馬「とある魔術の禁書目録」シリーズや、2000万部に及ぶ伏瀬「転生したらスライムだった件」といった人気シリーズがごろごろしている。 飯田一史による『ライトノベル・クロニクル2010―2021』はこうした、"大人"たちがワイドショーやニュースで取り上げないラノベの現況を教えてくれるガイドブックであり、同時にスマホの普及やボカロの台頭といった状況が、ラノベ好きですら追い切れない変化をジャンルにもたらしている様子を露わにした研究書だ。 ジャンルとしてのラノベには現在しかない――『ライトノベル・クロニクル2010―2021』に登場するこの言葉が、ライトノベルというジャンルの傾向を、的確に捉えている気がしてならない。時雨沢恵一『キノの旅―the Beautifu

    ラノベには正典や古典は存在しないーー『ライトノベル・クロニクル』が描き出す現状
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    kikinight 2021/04/17
  • 空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ

    今週ほどこのコラムが書きにくい週はない。全国各シネコンの公開初日の異常なまでのスクリーン割り多さが明らかになった先週半ば以降、ソーシャルメディア→ウェブメディア→テレビという順番で、あらゆるところで話題の中心となっている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の爆発的ヒット。今さら数字を上げるのも躊躇われるが一応。10月16日に公開された同作の初日金曜日の動員は91万507人、興収は12億6872万4700円。土日2日間の動員は251万人、興収は33億5400万円。オープニング3日間の動員は342万493人、興収46億2311万7450円。いずれも2位以下を大きく引き離して、歴代1位となる空前の初動成績を打ち立てた。 この数字は、先週末2位に初登場した『夜明けを信じて。』の約25倍。今年公開された『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』、『事故物件 恐い間取り』

    空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ
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    kikinight 2020/10/23
    今回のヒットは、VPFが終了したことによるスクリーン数制限が無くなったことが、最もの要因です。これまではどんなに多くても、通常のシネコンで2スクリーン使用=12回程度しか回せなかったため。
  • 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』訳者・吉田雅史に聞く、ヒップホップ批評の新たな手法

    もしあなたがヒップホップのビートについて思いを巡らせたことがあるなら、2006年に発表されたJ・ディラのアルバム『Donuts』が特別な作品であることに疑いはないだろう。ジャンルを問わずあらゆる音源からサンプリングし、その手法の可能性を最大限に引き出すテクニック、あえてクォンタイズをかけないことで生まれる絶妙にヨレたビート、溢れるほどのアイデアの中に滲み出る深い音楽愛、そして迫り来る死の匂いーーアルバムを通して聴けば、彼がどれほどの時間=人生をビートメイクに捧げてきたのかが自ずと伝わり、その深遠なクリエイティビティに触れることができるはずだ。同時に、リリース直後の同年2月に32歳の若さでこの世を去った天才ビートメイカーが、なぜ最後に病床でこれほど挑戦的なアルバムを作ろうとしたのか、多くの謎を投げかけてくる作品でもある。 ジョーダン・ファーガソン『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』(DU

    『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』訳者・吉田雅史に聞く、ヒップホップ批評の新たな手法
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    kikinight 2020/09/26
  • <特別編・後編>宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評:人間より優れた倫理を持つ存在と戦う必要があるのか?

    リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は特別編として、6月1日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライブ配信企画「100分de宮台」の第4回目を対談形式にて掲載する。後編では、前編(参考:<特別編・前編>宮台真司の『ミッドナイト・ゴスペル』評:サラダボウルの中にいた「見たいものしか見ない」主人公が「倫理」に気づく)で語ってもらったNetflixオリジナルアニメ『ミッドナイト・ゴスペル』とポストヒューマン的世界観を共有するNetflix攻殻機動隊SAC_2045』を論じる。作が問いかける、「ポストヒューマンのルーツ」だという倫理の行方、感情の劣化の描写、そして作品内で示唆される、民主主義国家で暮らす人々の未来像についてまで語ってもらった。 【『ミッドナイト・ゴスペル』を踏まえた『攻殻機動隊SAC_2045』】 ダースレイダー(以下、ダース):『攻殻機動

    <特別編・後編>宮台真司の『攻殻機動隊 SAC_2045』評:人間より優れた倫理を持つ存在と戦う必要があるのか?
  • LINEノベルはなぜ成功しなかったのか? 新たな小説投稿サイトが勝ちにくい理由

    2019年夏に鳴り物入りで始まった小説投稿・閲覧サービス「LINEノベル」が2020年8月31日をもってクローズすることが、7月8日に発表された。 「LINEノベル」参入以前から、日小説投稿サイトは「小説家になろう」「エブリスタ」「アルファポリス」「カクヨム」が大手として存在し、ほかにも無数のサイト・アプリが生まれては消えていっている。 しかし成功するのは難しい。ここではLINEノベル固有の問題も含めて、そのポイントを整理してみよう。 マッチングサービスは「皆が使ってるから使う」ネットワーク効果がエグい 既存の投稿サイト、なかでも最大手である「なろう」に対するユーザーの不満は山積している。典型的なものは「いくら人気になってもサイト自体では稼げない(書籍化されないと作家にお金が入らない」「人気ジャンルが偏りすぎている」などだ。 それゆえ、なろうの欠点を補うような「機能」を考案して参入する

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    kikinight 2020/07/11
  • 興行会社ティ・ジョイに聞く、コロナ以降のシネコン運営 映画館の意義を模索する時代がやってくる

    コロナ禍における映画業界の現状、そしてこれからについて考えるリアルサウンド映画部の特集企画『「コロナ以降」のカルチャー 現在地から見据える映画の未来』。第4回は新宿バルト9をはじめ国内21劇場を運営(共同経営含む)する株式会社ティ・ジョイから法務チーム長の田代天馬氏、法務チームの柴﨑立哉氏、総務チームの田村順也氏にインタビュー。シネマコンプレックスとして、多くの観客に映画を届ける彼らは、今回のコロナ禍をどのように見ているのか。その影響や今後の映画館運営、コロナ以降の映画館のあり方について話を聞いた。(編集部) ついに営業が再開する映画館 ーー私もシネコンでアルバイトをしていたのですが、映画館は大雪の日も台風の日も営業を続けていて、当の意味で年中無休なんだと思っていた節があります。今回の新型コロナウイルスの影響で映画館が続々と休館しているのがある意味信じられないというか、一種の神話が崩壊し

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    kikinight 2020/06/01
  • KOHH、最終作『worst』に至るまでーー動物性のゆくえ

    動物みたいなアーティストだね――地元クルーとともにわいわいやっていたKOHH & MONY HORSE「We Good」や、その後間髪入れずにドープなトラップチューンを連発しまくっていた2013年~2014年頃、KOHHに対して、私は最大限の賛辞を込めてそう思っていた。凡百のアーティストとは違う、何か抜群の運動神経と身体感覚で動いている、生き物として別物かのようなある種の特異性を感じていたのである。 “KOHH以前”という時代 彼が現れる前のゼロ年代、日のラップミュージックはSEEDAによって一つの完成形を見ていた。最高のビートに対して、“これしかない”という完璧なリズム感と間合いと押韻でラップし、高すぎるスキルで完全無双を果たしていく。かくして、ラップミュージックは芸術となった。技巧的なもの。真似できないもの。美しいもの。崇高なもの。ラップゲームによる批評性と技術鍛錬の連鎖が化学反応を

    KOHH、最終作『worst』に至るまでーー動物性のゆくえ
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    kikinight 2020/05/15
  • LINEノベルは新たな小説創作の場となるか? 「令和小説大賞」受賞作に見る、狙いと展望

    LINEが運営する小説投稿・閲覧プラットフォーム「LINEノベル」発の新人賞「令和小説大賞」の第1回受賞作が2020年3月3日に発表された。(編注:メイン画像はLINEノベルの公式サイトより) そもそもLINEノベルとは LINEノベルは2019年4月16日に投稿受付を開始し、同年8月8日からiOSにてサービスイン(アンドロイド版は9月から)した小説サービス。 「小説家になろう」などと同様に投稿された小説を無料で読めるだけでなく、LINE文庫などでLINEが版元となってを刊行する小説がアプリ上でも配信されるほか、各出版社から刊行された既刊がいわゆる「話売り」(正確にはレンタル)形式で読める――毎日3枚無料チケットが配付され、それ以上読みたければ課金という多くのマンガアプリで採用されているのと同じチケットモデル――、というものになっている。 ダウンロード数やアクティブユーザー数は今のとこ

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    kikinight 2020/03/13
  • 映画館のWeb予約システムは“エンタメ”となるか? 立川シネマシティの施策

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第16回は“Web予約でエンタメできるか?”というテーマで。 『ガールズ&パンツァー劇場版』で日各地の音響の優れた映画館を回っては音響を監修され、映画興行の新たな地平を切り拓いた岩浪音響監督がまたも各地を尋ね、特別音響で上映するという新しい試みが話題のSFアニメーション『BLAME!』の上映が始まりました。 『シドニアの騎士』の二瓶勉が原作で、劇場公開初日からNetflixでの配信も開始されているという、今世界的に増えつつあるスタイルの公開でもあります。 Netflixの会員ならば映画館に行かずとも自宅で観られ、それどころか日付が変わったと同時に、劇場の初日朝イチ回よりも早く観られるわけです。良い時代になりました。しかしこれは映画館とし

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    kikinight 2017/05/25
    キャンセル出来るのは便利だね。
  • Zeebraが明かす『フリースタイルダンジョン』ヒットの理由 「はっきり言って“無理ゲー”のつもりだった」

    ラッパーのZeebraがオーガナイザーを務めるMCバトル番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)が、大きな盛り上がりを見せている。2015年9月に始まった同番組は、MCバトルRPGゲームの要素を取り入れているのが特徴で、チャレンジャーが“モンスター”と呼ばれるプロラッパーに挑むスリリングさが評判を呼び、Rec2で早くもラスボス・般若が登場した際はネットを中心に爆発的な話題となった。従来のヒップホップファン以外からも支持され、いまも進化し続けている同番組は、どんなビジョンのもとに運営されているのか。Zeebra人に話を聞いた。 「般若の登場回で、番組の持つドラマ性が一気に加速した」 ――『フリースタイルダンジョン』は、これまでヒップホップを聴かなかった層にも拡がりを見せている番組だと感じています。この番組が始まった経緯について、改めて教えてください。 Zeebra:もともとのブーム

    Zeebraが明かす『フリースタイルダンジョン』ヒットの理由 「はっきり言って“無理ゲー”のつもりだった」
    kikinight
    kikinight 2016/05/09
    あ、YouTube配信やめてたんだ。AbemaTVね。
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