米フロリダ州パークランドで14日午後、高校で乱射事件があり、少なくとも17人が死亡した。容疑者は元生徒で、犯行に使われたとされる銃は「AR-15」。軍用自動小銃「M-16」の民間向けモデルだった。 銃暴力対策を掲げる市民団体「Everytown for Gun Safety」の調査によると、2018年に入り米国の学校内や近くで起きた発砲事件は、少なくとも18件目。生徒が死傷した発砲事件は、2018年に入りすでに6件目という。 米国では2013年以来、通報のあった学校発砲事件は291件。平均で毎週1回は発生していることになる。 今回の事件は、2012年12月に東部コネチカット州で小学校が襲われた事件以来、最悪とみられる。同州ニュータウンのサンディ・フック小学校では2012年、銃撃犯が6歳と7歳の子供20人と職員6人を射殺した後、自殺した。 コネチカット州選出のクリス・マーフィー上院議