近年、著名人が自らの心の病について明かす機会が増えている。サッカー界でも、現在は日本でプレーするアンドレス・イニエスタの発言が注目を集めた。 様々な反応を呼び起こした名手の語りは、元ドイツ代表GKロベルト・エンケの隠された闘いの記録を家族や元チームメイト、監督の証言と本人の日記から描いた『うつ病とサッカー』を翻訳し、自らもうつになった経験を持つ木村浩嗣さんにはどう響いたのか。想いを綴る。(Yahoo!ニュース 個人 2018年12月12日掲載) ヴィッセル神戸でプレーしているアンドレス・イニエスタが今年5月と先月11月は2度、「鬱(うつ)」にかかっていたことを告白した。 イニエスタが初めて鬱について語ったのは、2016年発売の自伝だったが、ここにきて連続してテレビで自分の経験を明らかにしたことでスペインでも話題になった。 SNSの浸透でサッカー選手のインタビュー自体をメディアで目にすること
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