坂本慎太郎が、2019年8月にリリースした『小舟』以来となるニュー・シングルを2作連続で発表した。2020年11月11日の『好きっていう気持ち』に続いて本日12月2日にリリースされたのが、A面の表題曲とB面“歴史をいじらないで”をカップリングした『ツバメの季節に』だ。本作は7インチ・シングルが店頭に並ぶほか、配信で聴くことができる。 今回の2曲には、わたしたちが直面する現実が歌詞に直接的に落とし込まれている。そんな『ツバメの季節に』の歌詞について、前作『好きっていう気持ち』と同様に、坂本のファンである新進気鋭の小説家・奥野紗世子が綴った。 *Mikiki編集部 坂本慎太郎、二ヶ月続けてのリリースである。 今月リリースされた“ツバメの季節に”と“歴史をいじらないで”は、もっさりふわふわなサウンドで〈不安なことばかりだけど踊ろうよ〉と呼びかける先月の“好きっていう気持ち”、“おぼろげナイト”と
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