マンションを譲渡されたり、住宅取得資金の提供を受けたりしたときには、基礎控除額(※)を超えると贈与税が発生します。しかし親や祖父母、他人から資金提供を受けたときや、夫婦間で不動産を譲渡したときでも贈与税はかかるのか、どのくらいかかるのか気になる人もいるのではないでしょうか? この記事では、「マンションと贈与税」について、発生するケースや計算方法、暦年課税と相続時精算課税の違いなどや贈与税を払えないときにどうなるのかについて、高柳総合事務所の高柳俊久さんに伺いわかりやすく解説します。 ※基礎控除額とは、贈与税の計算をする際に、贈与財産の価額の合計額から控除する金額のことです。 ※本記事は令和6年(2024年)1月1日現在の法律に基づき作成しています。 贈与税とは? 他人でも贈与税がかかるの? 贈与とは、当事者の一方が財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって効力が