福島第一原発で放射性物質を含む水が建物から漏れ出た問題で、排気口の弁が手動であったことが分かりました。人為的なミスが原因だった可能性があります。 東京電力によりますと、福島第一原発で7日、汚染水から放射性セシウムを吸着する装置がある建物の排気口で水漏れが見つかり、220億ベクレルの放射性物質を含む水およそ5.5トンが漏れ出したと試算されています。 この建物では当時、装置の洗浄作業が行われていましたが、本来は手動で閉めておくべき弁が16カ所のうち10カ所で開いていたということです。 東京電力は弁について、当初は自動と説明していました。 早ければ8日から漏れ出た水がしみ込んだとみられる土の回収作業に着手する方針です。 ▶処理水批判の中国で“ブーメラン”魚売れず関係者悲鳴 日本は販路開拓で“脱中国”へ ▶蓮池薫さん初証言 拉致被害者の生活と横田めぐみさんら「8人死亡」の嘘 ▶カキの“生食用”と“