まさに快進撃とも言える活躍を見せるバンド、羊文学。『平家物語』のオープニング・テーマとなった“光るとき”をはじめ、さまざまな場面において、そのサウンドがより多くの人々に触れる機会も格段に増えている。そんな現在の彼らを捉えた華やかなニュー・アルバム『our hope』がここにリリースされた。OTOTOYでは本アルバムをハイレゾ配信するとともに、ここに塩塚モエカのインタヴューをお届けしよう。 アルバム『our hope』ハイレゾ配信中 インタヴュー&文 : 井草七海 写真 : 西村満 正直に告白すると、今作を再生しながらちょっと涙ぐんでしまった。日に日に悪くなっているように感じられる世界と隣り合わせで、自身のちっぽけな生活をあくせくと回している自分……どっちを向いたって希望を信じ切れないこの頃にあって、今作から聴こえてくる澄み切ったサウンドはまるで曇天の隙間から降ってくる真っ白な光のようにさえ
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