2015年3月15日に発売されると、瞬く間に話題となり自身初となる全米1位、全英や他の国でも1位を獲得したケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の3枚目のアルバム『To Pimp A Butterfly』。 このアルバムについて、『バタフライ・エフェクト:ケンドリック・ラマー伝』(河出書房新社、2021年)の翻訳を担当したヒップホップジャーナリストの塚田桂子さんに解説いただきました。 <関連記事> ・ケンドリック・ラマーの傑作『Good Kid, mAAd City』を読み解く ・ケンドリック・ラマー『DAMN.』解説:ピューリッツァー賞受賞作 ・ケンドリックも出演、スーパーボウル ハーフタイムショーレビュー ケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』が、この3月でリリース7周年を迎えた。そこでジャーナリストのアレックス・パッパディマスが、この不朽の名作