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ブックマーク / bigissue-online.jp (144)

  • 20年に及んだホームレス生活から脱出した女性にインタビュー : BIG ISSUE ONLINE

    「いらっしゃい。どうぞ入ってください」 メルボルン都心部にあるダニーの自宅。木々が茂る前庭で満面の笑みを浮かべ、手を振って私たちを迎え入れてくれた。かわいいプードル犬のルビーが撫でてもらおうと、足の間を縫って歩く。草花やサボテンが植わった鉢の間には「犬の足跡のない家はホームとは呼べない」という立札が見える。 ダニーが家の中を案内してくれた。4ヵ月前に入居して以来、いろいろと手を入れて、彼女の楽園を作り上げたのだ。手工芸品やチャリティショップの掘り出し物など、彼女にとっての宝物が飾られ、とても魅力的だ。 台所ではタイカレーが弱火にかけられている。ヘルシーなべ物を買って保存し、料理をすることができる。そんな小さなことが大きな違いを生むとダニーは言う。洗濯をする時にも、洗濯物を盗まれないかなどと心配する必要がない。友人を家に呼べるし、自分だけの鍵の束がある。 「ドアに鍵をかければ安全だと思える

    20年に及んだホームレス生活から脱出した女性にインタビュー : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/10/16
    “オーストラリア中をさまよい、20年にわたるホームレス生活を経験した一人の女性。”
  • 10月15日発売の『ビッグイシュー日本版』489号、表紙&特集は「幸せのアーバンファーミング」、スペシャル「ピーター・バラカン」 : BIG ISSUE ONLINE

    2024年10月15日発売のビッグイシュー日版489号の紹介です。 表紙&特集「幸せのアーバンファーミング」、スペシャルインタビューは「ピーター・バラカン」です。 続きを読む

    10月15日発売の『ビッグイシュー日本版』489号、表紙&特集は「幸せのアーバンファーミング」、スペシャル「ピーター・バラカン」 : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/10/14
  • 『ライフ』誌史上二人目の女性報道写真家ハンゼル・ミートの生涯 : BIG ISSUE ONLINE

    写真家ハンゼル・ミートは、20世紀前半に米国労働階級の生活を写真に収めたことで知られる。「報道写真の黄金期」とされる1930年〜1950年代にかけて、ミートの作品は世界中の写真誌に掲載された。しかし彼女自身の人生も、貧困と社会による不当な扱いにさいなまれ、困難に満ちたものだった。 Photos by Uli Reinhardt ミートは1909年4月9日、ドイツ・オッペルスボームに生まれた。生家は信仰深く、父親は、年金生活者や貧しい旅行者への間貸しや、小さな商店を営むことで生計を立てていた。1920年に家族で移り住んだはフェルバッハで、ミートは将来の夫となるオットー・ヘーゲレと出会っている。ミートは15歳で家出し、縫製工場で働き、時計職人の技も身につけた。 18歳の頃、ミートはオットーとともに祖国を離れ、6か月かけてヨーロッパを徒歩と自転車で半周する旅に出た。ユーゴスラビア(当時)のとある

    『ライフ』誌史上二人目の女性報道写真家ハンゼル・ミートの生涯 : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/10/06
    “報道写真の黄金期」とされる1930年〜1950年代にかけて、ミートの作品は世界中の写真誌に掲載された。”
  • 路上で雑誌を販売する人たちが25歳の自分に手紙を書いてみた : BIG ISSUE ONLINE

    人生を振り返ったときに、「あの時ああしていればよかった」「あの頃の自分に大丈夫だよと言ってあげたい」と思える経験は一つや二つはあるのではないだろうか。では、人生につまずきホームレス状態に陥ってしまった人たちは、自分の過去を振り返りどんな言葉をかけるのだろうか。 国際ストリートペーパーネットワーク(INSP)では毎年、世界各地のストリートペーパー販売者に記事を執筆してもらっている。この年はINSPが25周年を迎えたこととかけて、「25歳の自分に宛てた手紙」を書いてもらった。 17ヶ国、25のストリート誌から50人以上の販売者の手紙が寄せられた。過去に思いを馳せる者、未来を垣間見る者、今現在の生活を見つめなおす者...彼らの今の思いとは。 オーストリアのストリートペーパー『Apropos』 「どんなに辛くても、諦めるな」/ルイス・スラマニグさん(62歳) 今、振り返ると、辛い時期を乗り越えてき

    路上で雑誌を販売する人たちが25歳の自分に手紙を書いてみた : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/10/03
    “17ヶ国、25のストリート誌から50人以上の販売者の手紙が寄せられた”
  • 学校がフードバンクを運営せざるを得ない英国の現状 : BIG ISSUE ONLINE

    英国では、何百万もの家庭が子どもに十分な事を与えられないでいる。料不安を経験することは子どもの心を大きく傷つけ、学業にも悪影響を及ぼす。学校が運営するフードバンクの最新事情について調査を進めているブリストル大学教育学部上級講師のウィル・ベイカーが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。 15年の間にフードバンクが40倍に急増 学校が独自のフードバンクを運営し、貧困家庭に寄付で集まった料を提供していることが、筆者の研究*1 などから分かっている。教育機関――初等学校から中等学校までーーが、子どもの貧困料不安、困窮といった問題の前線に立たざるを得なくなっているのだ。 *1 Schools and food charity in England 2008年に金融危機が広がった頃、英国内にはごく少数のフードバンクしかなかったが、現在では国内のいたるところに存在する。

    学校がフードバンクを運営せざるを得ない英国の現状 : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/09/16
  • セクスティング教育の必要性 : BIG ISSUE ONLINE

    セクスティングとは、自撮りのわいせつ画像や動画、あるいは露骨な文章をオンラインにアップしたり、携帯電話で送ったりすることをいう。14〜18歳の約7千人を対象としたオーストラリアの調査によると、性的な画像やメッセージを「受け取ったことがある」が86%、「送ったことがある」が70%と、セクスティングが若者にとって「普通の行為」である実態が浮き彫りとなった。豪エディスコーワン大学の研究者ジゼル・ウッドリーらが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。 Mart Production/ Pexels , CC BY セクスティングを罰することの是非 筆者らは、オーストラリアの10代のセクスティング、ならびに人間関係と性教育(RSE)の実態について研究を行った*1。30人の若者(11〜17歳)へのインタビューを49回実施し、1年後にも19回のインタビューを実施した。その結果、セク

    セクスティング教育の必要性 : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/08/30
  • 真夏の酷暑から販売者を守るために行っていること : BIG ISSUE ONLINE

    「ビッグイシュー」の路上販売は、「ホームレス状態、連絡先・保証人・履歴書なしでも、誰でもすぐに始められる仕事」として、イギリスではじまりました。雑誌を仕入れて路上で対面販売する形をとることで、仕事を求めるホームレス状態の方に最速その日のうちにご案内することができます。これまでに登録者数は2070人、16億1,883万円の収入を提供してきました。(24年3月末時点) しかし近年の夏は、猛暑日としてカウントされる日が年々右肩上がりに増えています。お客様からも「路上のビッグイシューの販売者が暑さで倒れないか心配」とご心配をいただくことが多くなりました。 Q:真夏、炎天下で販売を続けているのを見ると、熱中症にならないか心配です。 ビッグイシューとしてどのような熱中症対策をされているのでしょうか? お心を寄せていただきありがとうございます。 東京・大阪事務所では、例年梅雨明け頃から9月ごろまで、NP

    真夏の酷暑から販売者を守るために行っていること : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/08/01
    “2024/08/01”
  • 路上生活者が熱中症で死亡する確率は家のある人の12倍ー凍死対策と同等の暑さ対策を : BIG ISSUE ONLINE

    英国の新しい研究によると、ホームレス状態にある43歳の健康状態は、住まいのある85歳の健康状態に相当するという。ホームレス状態の人によくある症状は、心臓疾患、呼吸器系の問題、臓器障害、傷口からの感染症などだ。さらに昨今は、熱波も致命傷になり得る。ドイツのストリートペーパー『アスファルト』から、熱波対策の遅れを指摘する記事が届いた。 DK Media/iStockphoto 極寒対策に遅れを取る熱波対策 長年、ドイツの福祉局や公安局では、冬の厳しい寒さ対策に力を入れてきた。最悪の事態を回避できるよう、夜通し開いているカフェ、暖を取るためのバス、炊き出しなど「冬季緊急援助プログラム」を提供し、十分とはいえないものの一定の成果を上げてきた。 しかし昨今、気候危機は新たな脅威を生み出している。「暑さは寒さと同様に危険です」と話すのは、ドイツホームレス支援同盟(BAG W)の広報担当ベリット・ポンス

    路上生活者が熱中症で死亡する確率は家のある人の12倍ー凍死対策と同等の暑さ対策を : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/07/24
  • 「知れば知るほど、生きやすくなる」‐そんな本とイベントを入り口に視野を広げてくれる個人書店:「MoMoBooks-モモブックス-」(大阪) : BIG ISSUE ONLINE

    全国的に書店の数が減りつつあるにもかかわらず、あえて新規出店に挑戦する個人書店には、どんな思いが込められているのだろうか。 2023年春に大阪・九条にオープンした、個人書店「MoMoBooks-モモブックス-」店主の松井良太さんとパートナーの松井桃子さんに、お店を始めた経緯や想いについてお話を伺った。 九条の路地を入った長屋にあるお店 「トークライブハウス」の前職を経て、書店を選んだわけ 松井さんたちの前職は「トークライブハウス」の企画・運営だ。「トークライブハウス」とは、その都度設定するテーマに合わせてそのジャンルの経験者や識者を招き、その場で繰り広げられる対話を参加者と楽しむライブハウスのこと。 松井さんたちが働いていたライブハウスでは、お笑いから社会派まで幅広いジャンルのイベントを開催することで、幅広い視点から社会を考える機会を提供していた。「その時、その場所、その人たちとでしか得ら

    「知れば知るほど、生きやすくなる」‐そんな本とイベントを入り口に視野を広げてくれる個人書店:「MoMoBooks-モモブックス-」(大阪) : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/07/24
    “コロナ禍などを経て、自分たちが暮らす大阪・九条のまちで、「より幅広い層の人たちが、いつでも気軽に来られる場所をつくりたい」と考えるように”
  • 自閉症の人物を演じる自閉症の人気俳優クロエ・ヘイデン : BIG ISSUE ONLINE

    「私の感情レベルは0か100なんです」と女優クロエ・ヘイデンは話す。「悲しみや失望を感じると、もうほかには何の感情も感じられなくなるんです」。その感覚にとらわれて身体的な痛みにつながることもニューロダイバーシティ*1には珍しくないという。ポジティブな感情も同じくらい強烈で、「幸せを感じると、ほかのことはすべてどうでもよくなって、心も体も魂もすべてが乗っ取られるかんじになります。自閉症者が味わう喜びは、人にとっても、その喜びようを目にする人にとっても、とても美しいものです」 *1 自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などの発達障害を、それぞれの脳・神経系の差異や特性であるとし、生物学的なバリエーションの一つとして位置付ける考え方。 SNSのフォロワー合計数は100万人を超える人気 花柄のダンガリーに、髪には花を散らばせたヘイデンは、典型的なZ世代女性のひとりだ。プロフィールに「自閉症 +

    自閉症の人物を演じる自閉症の人気俳優クロエ・ヘイデン : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/07/24
  • 「誰もが輝けるまち 宝塚」における、生活協同組合コープこうべ・宝塚店とビッグイシューの取り組み : BIG ISSUE ONLINE

    『ビッグイシュー日版』は、ホームレス状態の人たちに仕事を提供するため作られ、主に路上で販売されている雑誌です。 誤解されることも多いのですが、路上でのビッグイシュー販売は違法ではありません。 テーブルを設置するなどして「占有」する場合は違法ですが、ビッグイシュー販売ではテーブルなどの設置をすることはなく『移動販売』の形式をとっていますので、道路法上の占用許可(同法32条参照)等は必要ない※のです。 *参考までに、弁護士の見解をご紹介します。 https://www.bengo4.com/c_18/n_796/ ビッグイシューは2024年に創刊20周年を迎え、販売開始当初よりはずいぶん多くの方にその意義や活動を知っていただけるようになりましたが、それでも時々、直接的/間接的に「邪魔」「移動しろ」等の苦情を寄せられることもあります。 兵庫県の宝塚駅もそのひとつ。宝塚駅は、JRと阪急の乗り換え

    「誰もが輝けるまち 宝塚」における、生活協同組合コープこうべ・宝塚店とビッグイシューの取り組み : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/06/21
  • 原発前のめりの中長期計画、しかし世界の発電電力量に占める原発シェアは低下中 : BIG ISSUE ONLINE

    岸田文雄首相は2024年3月28日、「2024年度中を目途とするエネルギー基計画改定に向けて、議論を集中的に行う」ことを表明した。「エネルギー基計画」(エネ基)とは日の中長期のエネルギー政策の基的な方向を示すもので、3年に1度改定される。私たちはこのエネ基にどのように向き合えばいいのだろうか。 昨年、日政府は「GX実現に向けた基方針」を策定した。GXとはグリーントランスフォーメーションという和製英語の略で、「脱炭素社会を目指す取り組みを通じて経済社会システムを変革させ、持続可能な成長を目指すこと」だという。GXでは原発の積極利用方針が打ち出され、原発再稼働だけでなく、将来の原発新設も目標に据えられた。23年の「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」では、米英日など25ヵ国が2050年までに原発の設備容量を現在の3倍にするという共同宣言を発表した。原発を気候変動対

    原発前のめりの中長期計画、しかし世界の発電電力量に占める原発シェアは低下中 : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/06/21
  • 密売人から最高位の鷹匠へ。貧困地域の若者を支援「ロドニーズ・ラプターズ」--人生変えたワシミミズクとの出合い : BIG ISSUE ONLINE

    タカやワシなどの猛禽類を世話しながら、鳥とともに地域の若者支援に邁進する鷹匠が米ワシントンDCにいる。貧困地区で育ち、薬物に依存していた若き時代に、自身を変えてくれた恩を返すためだ。 ※下記の記事は『ビッグイシュー日版』409号からの転載です。 米国で数少ない黒人鷹匠 世話した成鳥、野生に帰す ロドニー・ストッツは50歳。コカインが蔓延していた頃のワシントンDC南東部で育ち、自身も若い時は違法行為に手を染めた。でもそれはもう遠い昔のこと。今やストッツは、鷹狩りの最高位「マスター・ファルコナー」の資格を持つ、米国で数少ない黒人鷹匠の一人となった。白人が主流である鷹匠の世界に挑み、猛禽類(※1)の世話に心血を注いできたのは、同じような境遇で育った若者を助けたいという思いからだ。 ※1 ワシ、タカ、フクロウなど、鋭い爪とくちばしを持ち、他の動物を捕する鳥類。 米国でわずか30人ほどしかいない

    密売人から最高位の鷹匠へ。貧困地域の若者を支援「ロドニーズ・ラプターズ」--人生変えたワシミミズクとの出合い : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/05/20
  • CO2最大排出源は富裕層。気候変動対策の観点からも貧困格差の是正を : BIG ISSUE ONLINE

    電気自動車、太陽光発電、ヒートポンプ......気候変動対策を推進していくには、国内外を問わず、富裕層と低所得層を分け隔てる「富と資源の大きな格差」に向き合わなければならない。なぜこの格差がネットゼロ*1 移行の大きな障壁となるのか、エマ・E・ガーネット(オックスフォード大学健康行動チーム研究員)とシャーロット・A・クカウスキ(ケンブリッジ大学気候変動緩和ポスドク研究員)が『ネイチャー・クライメートチェンジ』に発表した論文*2 の内容を紹介しよう。 *1 温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスをとり、CO2排出量を正味ゼロにすること。 *2 Tackling inequality is essential for behaviour change for net zero (2024) 世界中の富裕層貧困層のCO₂排出量の差に焦点を当てたNGOオックスファムの最新分析によると、最も裕福な

    CO2最大排出源は富裕層。気候変動対策の観点からも貧困格差の是正を : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/05/03
    “『ネイチャー・クライメートチェンジ』に発表した論文*2 の内容を紹介しよう。”
  • 坂本龍一“もっと怒って、怖がって、怖気づくべき。このままでは、世界はあと20年、持たないんじゃないですか?” : BIG ISSUE ONLINE

    世界的な音楽家であると同時に、数々の環境・平和活動にも取り組む坂龍一さん。3・11市民のつどい「Peace on Earth(ピース・オン・アース)」に参加した坂さんが語る、3・11後の日の変化と社会活動、そして未来。 Photos:高松英昭 478号(2024年5月1日発売)の「スペシャル企画 坂龍一」に合わせて、すでに完売した236号(2014年4月1日発売)掲載の「坂龍一さん スペシャルインタビュー」をオンラインで公開いたします。 ここに来ていない人に どう関心をもってもらうのか? 東日大震災から丸3年を迎えようとしていた3月8日、坂龍一さんは東京・日比谷公園のステージにいた。3・11市民のつどい「Peace on Earth(ピース・オン・アース)」に参加するためだが、会場が脱原発と震災復興の機運に包まれる中、ひとり坂さんの表情は晴れなかった。 「12年末までは震災

    坂本龍一“もっと怒って、怖がって、怖気づくべき。このままでは、世界はあと20年、持たないんじゃないですか?” : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/05/01
    “236号(2014年4月1日発売)掲載の「坂本龍一さん スペシャルインタビュー」をオンラインで公開”
  • 北海道、最終処分地には“不適地”-文献調査から概要調査へ進めたいNUMO : BIG ISSUE ONLINE

    2020年11月から、北海道の寿都町と神恵内村で行われてきた文献調査の報告原案がNUMO(原子力発電環境整備機構)より公開された。原案は経済産業省の放射性廃棄物小委員会技術ワーキンググループ(WG)で審議されている。同案は最終的に縦覧されるが、800ページという膨大なもので、とても読み切れるものではない、と批判が起きている。

    北海道、最終処分地には“不適地”-文献調査から概要調査へ進めたいNUMO : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/04/27
  • フィンランドのホームレス対策「ハウジングファースト」20年の実績 : BIG ISSUE ONLINE

    ホームレス問題が深刻化している多くの国をよそに、フィンランドではホームレス人口を低減させている。フィンランドが「ハウジングファースト施策」ーーホームレス状態にある人たちにまず住居を提供し、その後で個々人が抱えている問題に対応するーーに舵を切ったのは約20年前のこと。一体フィンランドはどのようにして安価な住宅を数多く提供することができたのか。フィンランドに倣い、同スキームを採用しようとしているスウェーデンのストリートペーパー『ファクトゥム』誌のライター、サラ・ブリッツのレポートを紹介する。 諸外国が視察に訪れるY財団の活動 筆者がヘルシンキを訪れたのは11月。冷たい風が吹きすさび、湿った海風がからだに沁みる。答えの一つに、この「寒さ」があるのだろうと考えた。住まいを失ったからといって路上に出るのは命の危険がある、そのことをフィンランドは歴史から痛いほど学んできている。1967年、とあるシェル

    フィンランドのホームレス対策「ハウジングファースト」20年の実績 : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/04/19
    “ホームレス問題が深刻化している多くの国をよそに、フィンランドではホームレス人口を低減させている”
  • 最大の難関はデブリ取り出し、福島第一原発、廃炉作業はすでに10年遅れ : BIG ISSUE ONLINE

    福島第一原発の爆発事故から13回目の3月11日がやってくる。第一原発の中では廃炉作業が思うように進んでいない。このところトラブルが続いている。2023年10月にはアルプス装置の中で作業員5人が被曝するという事故が起きたばかりであった。 今度は汚染水が漏れるトラブルが発生した(2月7日)。トラブルは第二セシウム吸着塔(サリー)の入り口で起きた。原子炉から受け入れた高汚染水からセシウムやストロンチウムを吸着除去する設備の出口から漏洩した。設備は点検中だったが、閉じるべき弁が開いており、漏洩につながった。東電HDは、漏洩量は5.5t、放射能量はガンマ線量で220億ベクレルと評価している。この事故のトラブルも前回と同様、作業前に手順確認をきちんと行っていれば避けることができたと考えられる。どちらも手順を守っていなかったことから起きた。 廃炉作業ではさまざまなことが行われているが、大きくは2つのこと

    最大の難関はデブリ取り出し、福島第一原発、廃炉作業はすでに10年遅れ : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/04/13
    “少量の取り出しからその先の計画はまだ固まっていないという段階である。にもかかわらず51年の廃炉は動かさない”
  • “依存”より強い“嗜癖(しへき)”(アディクション)。ギャンブル障害、自分の意志が発動しないーーゲスト編集長 帚木 蓬生さん : BIG ISSUE ONLINE

    でいち早くギャンブル障害(いわゆる、ギャンブル依存症)の治療にかかわり、ギャンブル障害の現状を発信してきた精神科医で作家の帚木蓬生さん。ギャンブル障害の歴史、症状、診断、回復への道を語る。 下記は2017-04-15 発売の『ビッグイシュー日版』309号(SOLD OUT)からの転載です。 人々は危険を承知、歴史は厳しい取り締まり 月の患者の3分の1がギャンブル関連のことも 偶然による勝ち負け、賭けられる金品、実施のルール、この3つさえあれば成立するギャンブル。古代エジプトでは、ギャンブルの負債を返すために石切場の労働者になった貴族がいるし、『日書紀』は689年、持統天皇の時代に双六(サイコロ賭博)が禁止されたと伝えている。 「人の脳は報酬に惹かれるように進化してきたんです。古来、人々はギャンブルのリスクを承知していて、厳しく取り締まることでリスクを最小限に収めてきました。ところが

    “依存”より強い“嗜癖(しへき)”(アディクション)。ギャンブル障害、自分の意志が発動しないーーゲスト編集長 帚木 蓬生さん : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/04/10
    “精神科医で作家の帚木蓬生さん。ギャンブル障害の歴史、症状、診断、回復への道を語る。 ”
  • 人身取引で強制結婚させられるインドの女性たち : BIG ISSUE ONLINE

    「カシミール地方の手工芸産業の仕事をあっせんする」と“嘘の約束”に騙されたラフィカ(32歳、仮名)が、とある村人のもとに売られて10年以上が経つ。インド東部、西ベンガル州の貧しいイスラム教徒の家庭で、両親と3人のきょうだいと暮らしていた彼女は、仕事をもらえるどころか、カシミール地方ブドガム地区に暮らす男性のもとに、わずか5万ルピー(約9万円)で人身取引されたのだ。 インド統治下のカシミール地方の村を歩く女性たち。この地域は、人身取引による強制結婚が横行している。 Credit: Athar Parvaiz/IPS 馬車の御者として生計を立て、一部屋だけの木造の小屋で暮らしているラフィカの夫は、人身取引の業者にお金を払うため、所有していた唯一の牛を売らざるを得なかった。「10年経った今、ようやく自分の運命を受け入れられるようになった」とラフィカはいう。というより、現実を受け入れるしか選択肢が

    人身取引で強制結婚させられるインドの女性たち : BIG ISSUE ONLINE
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    kiku72 2024/03/28