セバスチャン・スタンが若き日のドナルド・トランプ前アメリカ大統領に扮する『The Apprentice(原題)』が、第77回カンヌ国際映画祭で5月20日(現地時間)にお披露目され、8分に及ぶスタンディングオベーションで歓迎された。 『聖地には蜘蛛が巣を張る』(2022)のアリ・アッバシ監督がメガホンを取る本作は、検察官として赤狩りで名を馳せた後、著名人の弁護士に転身した悪名高いロイ・コーンとの関係を中心に、不動産開発業者だった若きトランプの姿を描く。脚本を手掛けたのは、ジャーナリストのガブリエル・シャーマンで、タイトルは、トランプの名を世に広めた米NBCのリアリティ番組「アプレンティス」をトリビュートしている。