東京都の小池百合子知事は2017年5月4日、7月の東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に向けて、都議会で連携する公明党の都議選候補者と並んだ初の街頭演説を、都内で行った。 1カ所目の荒川区の都立汐入公園前には約5000人が集結。「みどりの日」のこの日、小池氏は戦闘カラーの緑色のジャケット。公明党の選挙カーも、緑色にデコレーションされた。 長く自民党と東京都議会の多数与党を形成してきた公明党。 しかし、小池人気の迫力を目の当たりにした公明党は、小池都知事が最高顧問となった新党「ファーストの会」と、都議選で候補者の相互推薦に踏み切ります。 都議選後、公明党の議席確保にも、都議会での「小池氏系」躍進にも、公明党と都民ファーストの協力が欠かせない状況だというのです。 私は国政で自民党と与党を組んでいる公明党が自民党を切って、小池新党にどっと流れたのに驚いたのですが、考えてみると公明党は機を