【読売新聞】 特別養子縁組をあっせんする東京の民間団体が昨年7月、突然事業を停止し、東京都が、この団体があっせんを予定していた子供らの安全確認に乗り出していたことがわかった。団体は2009年の事業開始後、300人以上のあっせんを手が
【読売新聞】 特別養子縁組をあっせんする東京の民間団体が昨年7月、突然事業を停止し、東京都が、この団体があっせんを予定していた子供らの安全確認に乗り出していたことがわかった。団体は2009年の事業開始後、300人以上のあっせんを手が
子どもの貧困率は全国平均で7人にひとり。その多くが、離婚し母親だけで子どもを育てる、いわゆる母子家庭だ。 今回の極限メシでは、国内の貧困に目を向けてみる。話を聞いたのは、貧困シングルマザーの支援を行うNPO代表の山崎ちぐさ(仮名)さん。彼女が活動する西日本の中核都市は生活保護が20人に1人、所得水準は周囲の府県の中でも低水準に留まっている。正確なデータはないが、シングルマザーの数も周囲の市町村に比べて多いと言わざるをない状況だ。 彼女はなぜ貧困家庭に手をさしのべるのか。「食料支援」を軸とした活動の中身はいったいどうなっているのか。そこからどんな現状が浮かび上がってくるのか──。 ※プライバシー保護のため、取材対象者およびエピソード中の登場人物の個人情報は伏せてあります。ご了承ください。 支援先はSOSをくれたシングルマザーたち ※写真はイメージです ──実は私自身が関西出身で、木造モルタル
実感なき数字「7人に1人」と言われる、日本の子どもの貧困。 マスメディアで繰り返し出てくるこの数字を知っている人は多い。 しかしそれは「知識として」知っているのであって「実感をもって」知っているのではない。 「1600年、関ヶ原の戦い」みたいなもの。 テストされれば正解は書けるが、そこに実感が伴っているかといえば、そうではない。 「そんなにいるかなあ…?」というのが正直なところだと思う。 全国各地の講演会場で聞いても、「そんなにいるかなあ…?」と感じる人が平均して7割程度。 5割を切ることはまず、ない。 子どもの貧困に比較的関心のある人たちが来る講演会でそうだから、他は推して知るべしだろう。 そしてそれは、自然で当然なことだ。 見ても「わからない」たとえば、私の近くにも相対的貧困状態の子はいるが、外見上何か他の子と違うところがあるかと言えば、ない。 路上で暮らすストリートチルドレンではない
昨今、日本で子供の貧困問題がクローズアップされているのをご存知でしょうか。その割合は6人に1人と高いものですが、身近な問題として実感している人はそう多くないのも事実です。 ですが、子供の貧困は世代を超えて繰り返し、抜け出すのは困難であり、しかも貧困に苦しむ人の数は拡大傾向を示しています。このことは将来の国内市場の縮小を招き、政府の財政にも影響を与える大きな問題であるとも言えます。日本の子供の貧困問題は決して人ごととして見過ごすわけにはいかないのです。 日本における子供の貧困とは、そもそもどういう状態か? 絶対的貧困と相対的貧困(経済状況による貧困の定義) 「子供の貧困」と聞いてみなさんが思い浮かべるのはどんなものでしょうか。いつもお腹をすかせている、ボロボロでサイズの合わない服を着たような子供の姿かもしれません。見た目で分かる、明らかに貧しい子供、それは「絶対的な貧困」という状態を指します
居場所とは何か?こども食堂や学習支援スペースなどは「子どもの居場所」と言われる。 居場所とは何か。 自分のいる場所を指すこともあれば、得意分野などを指すこともある。「〇〇が私の居場所になった」などという用法もある。 ある場所が誰かにとっての居場所になるかどうかは、もともときわめて個人的・私的なものだったが、近年では「高齢者の居場所」「子どもの居場所」と、集団を対象とする場の呼称としても使われる。その場合には、孤立防止といった公共的機能を担う場という意味がある。 聞こえのよい言葉だが、用法が広く、今一つつかみどころがないと感じる人もいるのではないか。 どういう条件を満たし、何が提供されれば、そこは居場所になりえるのか。 「居場所」の今日的用法を踏まえつつ、その意味するところを、子どもの貧困問題から考えてみたい。 「子供たちの居場所となる拠点を整備する」と謳うポンチ絵(「子供の未来応援基金 生
さまざまな分野の専門家やライターが記事を寄稿するオンラインメディア「Yahoo!ニュース個人」の年間アワードを発表するカンファレンスが12月7日、東京ステーションホテルで開かれ、2016年のベストオーサーに法政大学教授で社会活動家の湯浅誠さんが選ばれた。 ・「Yahoo!ニュース 個人」、2016年のベストオーサーに湯浅誠氏 | AdverTimes(アドタイ) アワードの発表後に、湯浅さんの受賞記念スピーチがあった。その内容が素晴らしかったので、全文を紹介したい。 湯浅さんは「子どもの貧困」をテーマに、Yahoo!ニュース個人で記事を発信している。そのときに心がけていることとして、(1)貧困問題の「牽引車」と位置付ける(2)読者の疑問に応える(3)さまざまな人々の目線を合わせて阻害要因を取り除く、という3点をあげた。 この考え方は、子どもの貧困問題だけでなく、いろいろな社会的な課題につい
最近、貧困問題をテーマにしたWEBサイトの記事やブログ記事を多く見かけるようになりました。 当ブログは貧困問題をテーマにしています。素直に言って、多くのWEBライターやブロガーの皆さんが貧困問題を記事にしてくれるのは、本当に嬉しい。 ライターやブロガーの皆さんが貧困問題の記事を書けば書くほど、「貧困の可視化」が進むと思っているので、ぜひ、どんどん書いて行ってほしいと思っています。 ですが、一つだけ気がかりがあるんです。 それは、一部のWEBライターやブロガーの皆さんは、国(政府)に貧困問題解決を期待していない、求めていないという事なんですよ。 個人の力で解決するしかないと考えている。もしくは、国(政府)に貧困問題解決を期待するという意見は、左派、リベラルの戯言(たわごと)として片づけてしまっている、ように思うんです。 しかし、それは大きな間違いなんですよ もちろん、国(政府)が簡単に変わる
http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/07/221155 読んで色々考えさせられた。 せっかくなので、身の上話を増田に吐き出そうと思う。 すごい田舎の底辺中学を卒業してるけど、地元同級生たちや親戚達の常識感っていうのは独特だなぁとずっと思ってた。 上京してからは特にそう思ってて、同じ日本なのに本当に違う世界が共存しているんだなと思ってそれがもう日本だと思ってた。 この記事を読んで、そうかそれは「低学歴の世界」と「高学歴の世界」の溝だったんだと納得した。 地元は田舎だからか両親ともに兄弟が多くて、いとことか30人くらいいるんだけど、その中で大学に行かせてもらったのは俺くらい。 俺の両親は、他のいとこが次々と中卒・高卒で働き始めたりしているのを横目に、頑張って俺を大学まで行かせてくれた。 両親が大学まで俺を行かせたかった理由としては学歴コンプレ
「はしごの下にいるんだよ。それ以外におれたちが誰なのかをはっきりさせる言葉があるのか。おれたちははしごの下にいて、食うや食わず、それだけさ。おれたちのための言葉なんてない。はしごの下には工員がいて……やがて上に上がっていく。でも、おれたちは?失業者じゃない、工員じゃない、何でもない、存在しないんだよ!社会の乞食だ。それがすべてさ。何者でもないんだ!」(工場勤務歴20年以上の41歳RMI受給者の語り) セルジュ・ポーガム『貧困の基本形態』終章の冒頭に掲げられたエピグラフ 10/22に現代フランスを代表する社会学者であり、貧困の社会学で有名なセルジュ・ポーガム教授の講演に行きました。講演のタイトルは「貧困の基本形態 日本的特殊性の有無について」となっており、今年日本語訳された『貧困の基本形態』のタイトルをそのまま掲げつつ、さらに日本の貧困についても語ることが期待されました。 日仏会館フランス事
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
かなり説得力のある本を読んでしまいました! 人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書) 作者: 諸富祥彦 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/05/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 諸冨さんの「人生を半分あきらめていきる」です。 この本、タイトルに惹かれちゃったんですよね。なんか時代の雰囲気を表していると思いませんか? ポイントは、タイトルにある「半分諦める」という言葉にあるんです。 現代は、生きづらさが蔓延しています。当ブログで何度もお伝えしているように、今後、経済成長を望む事は出来ないし、ブラック企業、ブラックバイト、高齢者の孤独死、そして貧困問題。 社会問題が山積みの中で、私たちがやらなければいけない事は何でしょうか? 僕は思うんです。僕らは、諸冨さんが本のタイトルで表したように、人生を半分諦めるべきなのではないか?! こんな事を言うと、「え
センディル・ ムッライナタンとエルダー・ シャフィール『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』はビジネス書ではない。日本語タイトルからは、「todoリストはこう使え」とか「会議は無駄防止のため、立ってせよ」といったノウハウが書かれた本に思える。実際、私はこの本を「ビジネス書・時間術」のコーナでみつけた。「いつも「時間がない」あなた」が、時間の欠乏を解決しようと、この本を読んでも即効性の解決方法を得ることはできないだろう。 "SCARCITY Why Having Too Little Means So Much"という原題のこの本が主に取り上げるのは、時間の欠乏よりむしろ金銭の欠乏である貧困についてなのだ。 筆者がキーワードとして用いるのが、「処理能力」だ。 処理能力は計算する能力、注意を払う能力、賢明な決断をする能力、計画を守る能力、そして誘惑に抵抗する能力を示す。処理能力は
仁藤:困窮状態にある10代の女の子を中心に支援活動をしています。中身としては大きく分けて4つあって、1つ目が夜間巡回と相談事業。夜の街を歩いて、ひとりでいる女の子とか、帰れずにいる少女たちと出会うような活動と、全国から寄せられる相談に対応します。 手法は様々で、直接会うこともあれば、LINEや電話を通してということもあります。やっぱり本人たちになじみのあるツールからの連絡は多いですね。去年1年間で90数人から相談があって、そのうちの3割ぐらいが地方の子でした。北は北海道から南は九州まで。週末に講演で全国を回っていますが、その機会を使ってその土地で相談者に会うようにしています。 一緒に食事することが支援に 仁藤:活動の2つ目が、食料面での支援です。これにはとても力を入れていて、一緒にご飯を作って食べたりするような場所や時間を持つんです。本当に貧困状態の子は、今日食べる物がないとか、誰かと食卓
大都市と地方の経済格差が叫ばれて久しく、さらにその差は拡大傾向にあるということがもっぱらの問題になっています。そんな経済格差を「1人あたりの収入額の違い」で比較して、分かりやすい例とともに示してくれるサイトが「地方格差検索」です。 地方格差検索を作りました。:村上福之の「ネットとケータイと俺様」:ITmedia オルタナティブ・ブログ http://blogs.itmedia.co.jp/fukuyuki/2015/02/post.html このサイトは株式会社クレイジーワークス代表で、「オルタナティブ・ブロガー」としての肩書きも持つ村上 福之氏によるもの。村上氏は「地方格差検索」を作った狙いを以下のように説明しています。 今住んでいる地方自治体を入力すると、どんだけ格差があるか教えてくれます。たとえば、大阪市は東京都港区とチキンナゲット18,142個分の格差があるのかーと、教えてくれるサ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く