初めて大学生のインターンの対応をしたのは、私が社会起業大学の事務局をしていたときでした。当時は猫の手も借りたいくらい忙しい状況。しかも、大学生は学校に来ている数あるインターンシップ先の中から自分の意志で選んでくれたというではありませんか。 インターンとして採用しようと書類選考の時点で決めていたので、顔合わせという感覚で面接を担当しました。どんな学生が来るんだろうと楽しみに待っていたら、やってきたのはちょっと元気のなさそうなひょろっとした学生。大学3年生にしてはやや頼りなさそうです。まぁ「W大学だし、優秀なんだろうな」と思って話してみても、なかなかつかみどころがない。「なんでインターンシップしようと思ったの?」と聞いたところ「やっぱ、就活の前に一度やってみたくて」というちょっとがっかりな答え。なぜ社会起業大学を選んだのかは聞きましたが、どんな答えだったのか忘れてしまうほどでした。 続いて同じ