印刷関連トピックスドバイタイ王国 3日に投開票されたタイ総選挙で過半数を獲得したタイ貢献党の首相候補で、タクシン元首相の妹インラック氏は4日、他の4党と連立を組むことに合意したと発表した。5党連立の次期政権は、タクシン派と反タクシン派の対立を解消する「和解」の実現に、最優先に取り組むという。 タイ初の女性首相となるインラック氏はこの日、今回の選挙で第4党となったタイ国民発展党など4党の代表と昼食を共にし、連立政権をつくることを確認。うち3党の代表者らと記者会見に臨んだ。 インラック氏は「緊急の課題は、調和と和解を実現し国を前進させること」と述べた。また12月の国王誕生日の祝典の準備や物価抑制、国民生活向上を、和解に次ぐ優先課題とした。