日本を訪れているアメリカのケリー国務長官は、12日に行った中国指導部との一連の会談を通じて、中国が、挑発的な言動を続ける北朝鮮に圧力を強めるべく具体的な措置を取るという手応えをつかんだことを明らかにし、中国に強い期待を示しました。 韓国、中国に続いて就任後初めて日本を訪れているアメリカのケリー国務長官は、14日、岸田外務大臣と会談を行いました。 会談後の記者会見でケリー長官は、北朝鮮の問題について、習近平国家主席ら中国の指導部と12日に行った一連の会談で、「中国は言葉だけの政策は必要ないことを明確にした」と評価しました。 そのうえで、「中国がほかの国々に加わって、実効性のある対策を取ると信じている」と述べて、中国が北朝鮮に対する圧力を強めるべくアメリカなどと歩調を合わせて具体的な措置を取ることに手応えをつかんだことを明らかにし、強い期待を示しました。 一方、日中の対立が続いている沖縄県の尖
「ハラル」なしでは門前払いのイスラム圏 日本の中小企業が認証を得て、ビジネス拡大中 MONEYzine 4月14日(日)16時0分配信 新たなるビジネスチャンスの地と称され、いま世界から熱い視線が注がれるイスラム圏諸国。中東はもちろん、アジアでも経済発展の著しいインドネシアやマレーシアなどが含まれ、対象は世界人口の約3割を占める20億人、規模にして60兆円となる市場を形成している。 この巨大なイスラム圏諸国市場において、暮らしに密着し、誰もが対象となる「食」の分野はとりわけ注目を集めている。しかしビジネスを始めるにあたり、避けて通れないのが「ハラル」なる認定制度だ。そのため日本でも、ハラル認証を巡る動きが活発化している。 アラビア語で「許された」との意味を持つ「ハラル」とは、イスラム圏諸国で商品販売やサービスを始める際に、文字通り許されるとお墨付きとなる制度だ。日本風にいえば、さまざま
中国でヒトへの感染が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザウイルスは、13日に初めて感染者が確認された北京で、新たに4歳の男の子の感染が確認され、中国政府は感染の拡大に警戒を強めています。 北京市の衛生当局によりますと、新たに感染が確認されたのは北京に住む4歳の男の子です。 北京市では、13日、初めて7歳の女の子の感染が確認され、両親が生きた鳥の販売に従事していたことから、周辺の関係者などの検査を行ったところ、14日夜、男の子の感染が分かったということです。 この男の子にインフルエンザなどの症状は出ていないということで、市ではこの男の子を病院に入院させて詳しく調べています。 中国で、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスの感染が確認された人は合わせて61人となり、このうち13人が死亡しています。これまでは、東部の上海とその周辺地域を中心に感染が確認されていましたが、13日、北京で初めて感染
世の中のほとんどの人間は、馬鹿でもない代わりにさほど賢くもなく、独創的なこともしない代わりに独りよがりなこともしない、ということは我々が日々実感するところですが、こと歴史に関しては「名君/暗君」「文明/野蛮」「進歩/退嬰」の二分論で切り分けたくなるのもまた然り。専門の歴史学者もこうした二分論から完全に自由にはなっていないのですが、しかし、これはちょっと如何なものかと。 いま使われている歴史の教科書では聖徳太子の事績や実在に疑問がつけられたり、鎌倉幕府の成立が1192年ではなくなっている。「いいくに作ろう鎌倉幕府」は今や「いいはこ(1185年)作ろう鎌倉幕府」になっているのだ。 そして、教科書の変化で目に付くのは、人物評価の「上がった人」「下がった人」の明暗である (中略) 劇的に評価が上がったのが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉である。1988年版にはこうある。 〈生類憐みの令をだして犬や鳥
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