■「6.5%成長まで減速しても問題はない」中国高官の発言とその波紋■ Li Keqiang - World Economic Forum Annual Meeting Davos 2010 / World Economic Forum ■リコノミクス3本の矢 経済・金融改革に意欲を見せる李克強首相。バークレイズ・キャピタルによると、リコノミクス(李克強経済学)の3本の矢は「景気刺激策は採らない、デレバレッジ、構造改革」だという(FT中文)。3本目の矢はアベノミクスと一緒だが、1本目、2本目の矢は真逆となっているのが面白い。 デレバレッジ(債務を減らす)はGDPの押し下げ圧力となる上に景気刺激策は採らないというのは、「ある程度の成長鈍化は織り込み済み」という雄々しい宣言なのだが、では果たして「どの程度まで下がることを許容するのか?」という点が焦点となる。 3月の全人代で2013年の経済成長目
中国経済のメッキがついにはがれた。水増しが疑われていた貿易統計で、6月の輸出、輸入ともマイナスに転落、沖縄県の尖閣諸島問題をきっかけに反日姿勢を強めたことが裏目に出た。これに追い打ちをかけるのが米国だ。10日にワシントンで開幕した第5回米中戦略・経済対話で、バイデン米副大統領は中国に「影の銀行(シャドーバンキング)」問題の改革を迫った。90年代以降続いた中国の高度成長期は終わり、深刻な金融危機や長期停滞期の入り口にさしかかっている。 「中国は深刻な問題に直面している。銀行セクターの改革や、影の金融セクターを制御しなくてはならない」 バイデン副大統領は米中戦略・経済対話の開幕演説で、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)国務委員(外交担当)と汪洋副首相を前にこう言い切った。 戦略・経済対話では中国による国家ぐるみのサイバー攻撃問題が表面に出ているが、中国経済も重要なテーマと
(CNN) 米テネシー州で、女が近所に住む男性の自宅のプールで全裸で泳いでこの男性の目を釘付けにし、その隙に夫が泥棒に入って貴重品などを盗み出す事件があった。 CNN系列局WKRNによると、事件は同州クロスビルで6月27日に起きた。被害者のスティーブン・アマラルさんはプールで泳ぐ女の姿に20分ほど見入っていたといい、その間に自宅から宝石類や銃などが盗まれた。 泳いでいたのは近所に住む女で、この日夫婦でアメラルさんの家にやって来て、プールで泳がせてほしいと頼んだ。女は自分の夫にたばこを取りに行かせた後、全裸で泳いでも構わないかとアマラルさんに尋ね、アマラルさんが許可したという。 アマラルさんはプールから出た女にタオルを貸し、一緒に教会に行かないかと誘ったが、時間がないからと断られたと話している。 容疑者2人の身元は判明したものの、まだ逮捕されるには至っていない。被害総額は約2000ド
■「影の銀行」「中国経済の危機」とはなにか?■ 日本メディアを眺めていると、「シャドーバンキングで中国バブル崩壊か!」的な見だしをあちらこちらで見かける。中国経済は明日にも崩壊しそうな盛り上がりである。記事「中国で短期金利が異常急騰、それでも中国政府が動かない理由とは」で取り上げた6月20日の上海インターバンク市場の金利急騰を引き金に、中国経済に対する懸念が高まったことに由来する。もっとも上海インターバンク市場の金利はその後急落し、3%代前半という平常値に復帰している。 中国経済の変調を受け、日本でにわかに脚光を浴びたのが「シャドーバンキング」(影の銀行)だ。山のような関連記事が発表されているが、その中には豪快すぎるミスリードが存在することも少なくない。 そんな記事もあるのならば、ごく初歩の初歩の「影の銀行」解説にもまだ需要はあるのではないかとの狙いから本記事を書いてみた。 ■「影の銀行」
7月4日は米国の独立記念日だった。多くの人が家族や友人とバーベキューに興じるほか、夜には花火を楽しむのが恒例行事だ。ここニューヨークでも、マンハッタン島の西側を流れるハドソン川で合計4万発もの花火が打ち上げられた。 【詳細画像または表】 独立記念日を過ぎると、米国は本格的な夏休みシーズンに入る。とりわけ、期末試験を終えたばかりの米国の大学生にとっては待ちに待った休みとなるはずだが、今年は、夏休みの到来を手放しで喜べない学生もいるようだ。 ■ 学生ローンの借入残高は景気後退下でも増加 というのも、連邦政府が貸し手となる学生ローンの金利低減措置が7月1日で失効し、一部のローン金利が3.4%から6.8%へと倍にハネ上がったためである。こうした金利上昇により、米国の学生約2000万人のうち、およそ700万人が学生ローン負担の増加に直面すると予想されている。 議会は新たな法律を制定し、7月1
中国バブル崩壊の足音が、ひたひたと近づいてきているような気がします。中国を代表する株価指数、「上海総合指数」は、6月24日に2000ポイントの大台を割り込みました。2008年のリーマンショック前には6000ポイントを付けていたことからすれば、3分の1以下にまで下落したことになります。中国バブルは崩壊するのか。その時、投資マネーはどう動くのか。草食投資隊の3人に語ってもらいました。 シャドーバンキングの正体とは? 中野 中国の「シャドーバンキング(影子銀行)」って、話題に上っているじゃないですか。なんだか、あまり得体が知れないのが気持ち悪いですね。これって、要は表に出てこないお金の流れということですよね。 藤野 かつての日本にもあった無尽講、頼母子講のようなものでしょ。中国の四大国有商業銀行、つまり中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行に属していない銀行あるいは金融機関というのが
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