中国の小説家にはよく『中国のスティーブン・キング』やら『中国のアガサ・クリスティ』など『中国の○○』という肩書が付いていますが、これによく利用されるのが東野圭吾でしょう。名前だけに留まらず彼の作品すらも頻繁に使われこれまでに幾度も『容疑者Xの献身に劣らない』とか『中国版白夜行』などのキャッチコピーに利用されてきました。 まず1人目はご存知周浩暉。 死亡通知単 黒暗者 著:周浩暉 周浩暉がいつ頃『中国の東野圭吾』と呼ばれ出したかは不明ですが、彼の百度百科(中国版ウィキペディア)には2年以上前からその記述があったはずです。(百度百科: 周浩暉 ) 2人目はおそらく出版社側のアマゾンのSEO対策で勝手に『中国の東野圭吾』と名付けられた賀奕。 五道口貼吧故事 著:賀奕 アマゾンの編集者推薦文に 『賀奕とは誰だ?中国の東野圭吾だ!五道口に潜む文章の鬼才。』 と書かれていますが言ったもん勝