一転、「札幌開催」が本決まりになった2020年東京オリンピックのマラソンと競歩。これに対して開催都市・東京都の小池百合子知事は「合意なき決定」と述べ、苦渋の同意であったことを匂わせた。しかし、重要イベントを前にした大組織の長としては「最悪」の一言だったと橋下徹氏は小池発言に辛い点を付ける。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(11月5日配信)から抜粋記事をお届けします。 実は前々から構想されていた「札幌開催案」 2020年東京オリンピックのマラソンと競歩の競技会場が、東京から札幌に変更となった。9月から10月にかけてカタールのドーハで行われた世界陸上において、女子マラソンの棄権者が4割に達したことを受けて、急遽選手ファーストの観点から変更となった。 (略) 小池さんは、「そんなの聞いていない!」と猛反発するも、後の祭り。結局、会場変更にまつわる費用を東京都は一切
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