やっぱり沖縄で働きたい。でも… 宮城正樹さん(37)が働く三重県の自動車部品工場は、従業員600~700人のうち半分以上が沖縄から来ている。50代以上の人も少なくない。働く理由は、宮城さんのように家族の生活費のためから、学費や開業資金のためまでさまざま。 現地の人に「沖縄ってそんなに仕事ないの?」と聞かれる。「仕事はあるけど給料が安いから」と答える。工場で働く同僚も、沖縄での給料は10万円ちょっとだった、という人が多い。いったん沖縄に戻って働いても、仕事が比較的楽で給料の高い期間工に戻ってくる人が多い。 ■ ■ 宮城さんの工場での仕事は部品の溶接だ。1日立ちっぱなしで、それに慣れるまでが大変だが、単純作業の繰り返しで、「誰にでもできる仕事」だという。 内装の仕事は給料は上がらなかったが、技術が身に付いた。「キセツの仕事は何年やっても、ほかのところで使えるようなスキルは身に付かないと思
![(2ページ目)「沖縄とは年収が200万円違う」 8人の子を持つ父、本土で出稼ぎを続ける理由 | 「働く」を考える | 沖縄タイムス+プラス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6268edee2dd777c16523a7c3f749e905c12b6b4b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Foki.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2Fb%2F1200wm%2Fimg_2b5303a81ea28a27511010c2744d123c71549.jpg)