米カリフォルニア州ロサンゼルス市で最低賃金を15ドルに引き上げる条例に市長が署名したことを受け、ニューヨーク州ニューヨーク市で同様の措置を訴えるスローガンを掲げる労働者たち(2015年1月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARK RALSTON 【4月2日 AFP】米ニューヨーク(New York)州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事と州議会は3月31日、同州ニューヨーク市の最低賃金を時給9ドル(約1000円)から15ドル(約1670円)に引き上げることで合意した。 米国では現在、09年から時給7.25ドル(約810円)に据え置かれている連邦最低賃金を引き上げる動きが全米の自治体レベルで相次いでいる。ニューヨーク州知事と議会の合意の3日前にもカリフォルニア(California)州議会が、同州の最低賃金を時給15ドルに引き上げる同様の合意に至っている。 クオモ知事は