「note」が美術館に法人プランを無償提供。その狙いをCXO深津貴之に聞く誰もが自由にテキストや画像などを投稿できるサービス「note」。いまや6300万の月間アクティブユーザーと260万の会員を抱えるこのプラットフォームが、文化施設に対して有料の法人プランを無償提供している。この背景にあるものと狙いとは何か? noteでCXO(Chief Experience Officer)を務める深津貴之に話を聞いた。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 美術館とnoteをつなぐ 2014年4月にサービスを開始し、いまや月間アクティブユーザー(MAU)数6300万(2020年5月)、会員登録数は260万を誇る「note」。テキストや画像など、気軽に様々な表現ができるプラットフォームとして、メディアや多くの著名人も使うサービスへと成長してきた。 noteロゴマーク そんなnoteが、8月に画