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ブックマーク / xtech.nikkei.com (30)

  • 「飛び込み営業のやり方を聞いた」

    今回のテーマは飛び込み営業のやり方です。手当り次第に飛び込んでも、無駄が多いばかりで非効率です。手順を踏むことで、効率的な営業が可能になり、無用な不安を打ち消すことも出来るのです。 「みんな、白地図は持ったかい?」と五十嵐さんが聞いてきたので「はい、持ちました」と全員が無言でうなずきます。 「よし、それでは今から飛び込み営業の手順を言うから、今日この会議が終わったら早速実行するように。最初にやることは、まず担当エリアの土地や雰囲気になれること、今日はこれしかやらなくていい」 みんな不思議そうな顔をしています。僕も五十嵐さんの言っていることの意味がさっぱり分からなかったので、聞き返しました。 「慣れるとは、どういうことですか?」 すると「山田さんはどう思う?」と、切り返されてしまいました。 「えっと、普通はなじんだり、うち解けたりすることだと思います」 「その通り。なじむためには普通、何をす

    「飛び込み営業のやり方を聞いた」
  • Facebook,外部サイトとの連携を実現する「Facebook Connect」を正式公開

    ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「Facebook」を運営する米Facebookは米国時間2008年12月4日,Facebookの情報や機能と外部サイトとの連携を実現するデータ・ポータビリティ技術「Facebook Connect」を正式公開した。同社Webサイトを通じてソースコードやサンプル・アプリケーションを入手できる。 Facebook Connectは,Facebookのアカウント情報,友人,プライバシ設定などをサードパーティのWebサイト,デスクトップ・アプリケーション,デバイスで利用できるようにする技術。7月より開発者向けに提供し,テストを実施していた(関連記事:Facebook,「Facebook Connect」の導入で24のWebサイトと提携)。 テスト期間中に,CNETCNN.com/Forum,Joost,MyBarackObama,TechCru

    Facebook,外部サイトとの連携を実現する「Facebook Connect」を正式公開
    kipa
    kipa 2010/06/29
  • 儲けのストーリー描き、IT活用で具現化する

    IT経営を実践するには、社長の思いを起点とした経営戦略企画とIT経営企画の立案が欠かせない。重要経営課題を洗い出し、自社の強みを生かす儲けのストーリーを描く。そして、IT活用で具現化する方策を明確にしなければならない。 IT経営の重要性に気付いた経営者が進めるべき次のステップは、頭の中にある思いを“形式知”にすること。具体的には経営戦略企画書とIT経営企画書を作ることだ。 この2つの企画書は「IT経営」へのロードマップでもあり、社員と思いを共有するためのコミュニケーション・ツールでもある。現場の実務担当者にとっても、改革を進めていく上で欠かせないアプローチだ。今回はこれらの企画書作りの概略とポイントを紹介しよう(図1)。 「3~5年後に、どんな会社になっていたいですか?」――。ITコーディネータの支援は、社長が会社の行く末にどのような思いを持っているのかを確認することから始まる。目指すべき

    儲けのストーリー描き、IT活用で具現化する
  • 「IT技術者はやりがいがある仕事か」---学生とIT産業のトップが公開対談:ITpro

    独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2008年5月28日,同機構が主催したイベントIPAX2008で学生と経営者との公開対談を開催した。経営者はCSKホールディングス 取締役 有賀貞一氏,コムチュア 代表取締役社長 向浩一氏に元NEC代表取締役社長で現IPA理事長 西垣浩司氏が加わった。学生代表は慶應義塾大学,九州大学,千葉工業大学,東京情報大学,東京工科専門学校から各校2名が登壇し,うち4名は女性。司会はインプレスR&D 編集局長 田口潤氏が務めた。 「IT産業は技術革新が起き続けているのに,学生に人気がないと言われる。当に人気がないのか。IT産業は学生からどう見られているのか。率直な意見を聞きたい」(田口氏)。公開対談は昨年に引き続いて2回目となる。 IT企業のイメージは 最初に投げかけられた「やりがいのある仕事とは」という問いに対しては,学生からは以下のような回答が出てきた。

    「IT技術者はやりがいがある仕事か」---学生とIT産業のトップが公開対談:ITpro
  • 【特選フリーソフト】安倍晋三氏の公式サイトが採用したオープンソースCMS Plone:ITpro

    2006年9月26日,内閣総理大臣に就任した安倍晋三氏の公式サイトは,オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)を採用していることをご存知だろうか。「Plone」と呼ばれるCMSである。同サイトは2006年の3月にリニューアルを実施した際,同じくオープンソースのCMSであるXOOPSからPloneに移行している。 Ploneはオープンソースのアプリケーション・サーバーZope上で稼働するCMSである。特徴はインストールが容易なこと,アクセス権管理機能がきめ細かなこと,ワークフロー・エンジンを備えること,視力の弱いユーザー向けのアクセシビリティにも対応していること,そしてカスタマイズやアドオン・ソフトウエア作成の効率が高いことなどだ。 ここ数年,Ploneの採用サイトが増加している。欧米における事例はPloneコミュニティのポータルサイトであるplone.orgの事例リストをご覧いただ

    【特選フリーソフト】安倍晋三氏の公式サイトが採用したオープンソースCMS Plone:ITpro
  • 議事録のプロ

    システム構築の現場は,人と人とのコミュニケーションの場でもあり,ヒアリングや報告などさまざまな目的の会議がたくさん開かれる。そこで問題となるのが「議事録」だ。会議の議事録の取り方を観察していると,実に様々な流儀・方法を目にすることができる。 時々見かけるのが会議をすべて録音して,後日,誰かがほとんど1日費やして聞きなおしてすべて書き出すというもの。出来上がった議事録は数ページに及び,それを関係者に配ったとしても誰も見ようとはしない。それほどに冗長な議事録ではなくても,議題ごとに誰が何と言ったかについて克明に記述された議事録はよく目にする。 第一話で登場したIさんは要求定義ヒアリングのプロであるだけでなく,議事録のプロでもある。Iさんに「議事録の書き方はどうしたらいいか」と尋ねると,「決まったことだけ書いてください。それ以外は基的にいらないといっていいでしょう」と言い切る。 会議の場では様

    議事録のプロ
    kipa
    kipa 2008/04/10
  • 第56回 デザインの対費用効果[ROI]

    デザインに投資すべきか。この問いに対する答えは,様々なことを明確にしてくれます。デザインを見栄え中心のお化粧直しという意味で捉えているのか,デザインの持つ「力」に気づいてそれを活用しようとしているのか。今,デザインやUI(ユーザー・インタフェース),UX(ユーザー・エクスペリエンス)と呼ばれるものをどう経営資源と観るか,そこにその企業のヴィジョンが感じ取れます。 デザインは経済的効果を生まないか? Web開発において,デザインに多額の開発費を投入するには勇気が要ります。対費用効果を読み切れないからです。経営会議等において,数字を土台にした説得力のあるプレゼンがしにくいからでしょう。 事実,デザインにどれだけ投資したから,どれだけのリターンがあったかとう数字は余り表に出てきません。成功体験を後続部隊にみすみす教えてくれる企業は少ないからです。しかし,皆無ではありません。多くのデータは,Web

    第56回 デザインの対費用効果[ROI]
  • 制作技術を読み解く -- ウェブページ「レイアウト」の基礎知識

    製品情報やオンラインマニュアルをウェブで提供する場合、そのコンテンツを提供するメーカーのドメインの中で「スペシャルコンテンツ」のような独立した体裁を取ることが多い。ここではそうした独立コンテンツで特に有効なレイアウトテクニックについて説明したい。 標準的な画面サイズを求める ぺージ全体の構成を決めるにあたり、最初にしなければならないのは基準とするディスプレーサイズを決定することだ。サイズはターゲットとするユーザーが標準的に使用している大きさで決める。 ここ最近の標準的なディスプレーサイズは1024×768ピクセルだ。ここから表示に使用する領域のサイズ全体を割り出す。1024ピクセル幅の場合、960ピクセル程度がコンテンツの最大幅となる。最小限のディスプレーサイズは800×600ピクセルの解像度だが、こちらに合わせると表示に利用できる最大の幅は760ピクセル程度だ。 対応ユーザーの幅を広げる

    制作技術を読み解く -- ウェブページ「レイアウト」の基礎知識
  • 顧客は,Webプランナーを待っている:ITpro

    プロローグ~連載を始める前に~ 皆さんには,企画書1で,顧客を振り向かせたり,唸らせたり,感動させた経験があるだろうか? また,制作したWebサイトで,顧客を舞い上がらせたり,驚かせたり,感激させた経験はあるだろうか? そのような体験に,企画力は不可欠だ。技術仕様の理解や制作技術の習得以上に重要だ,と言っても過言ではない。 だが,現状はといえば,どうだろうか。 美辞麗句を並べたパワーポイントによるプレゼンテーションや,美しいトップページのラフデザイン,さらに短納期低予算が評価されて,受注確定。その結果は,理念が見えない企業紹介。素通りする経営方針。お決まりの項目だけのデータベース検索。良く言えば「標準的」悪く言えば「ありきたり」。「何か」が足りない。 足りない原因は,顧客と制作者の間の顕著なヒエラルキーにある。顧客の希望だけを落とし込んだ企画書,顧客からの原稿そのままのテキスト。制作者側

    顧客は,Webプランナーを待っている:ITpro
  • ブックマークに入れておきたいお役立ちサービス/Webページ一覧:ITpro

    出典:日経NETWORK 2006年11月号 35ページより 記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

    ブックマークに入れておきたいお役立ちサービス/Webページ一覧:ITpro
  • Consultant頭を3倍に回転させ能動的に考える

    コンサルタントはシステムエンジニア(SE)の延長と考える人は多い。だが、私から言わせればSEとコンサルタントは不連続だ。SEは決められた要求に従って仕事をするのに対し、コンサルタントは何をすべきかをひねり出して能動的に仕事をする必要があるからだ。 両者の業務は全く逆方向を向いており、エンジニア(E)がコンサルタント(C)になるには発想の境界線を越えなければならない。私はこの境界線を「E2Cバウンダリ」と呼んでいる。能動的な発想を身に付け、E2Cバウンダリを超えた人材でなければ、コンサルタントは務まらない。 コンサルタントはSEとは頭の使い方が大きく異なる。顧客をリードするために、顧客より数倍脳みそを使うからだ。私の経験では、次の3つが必要だ。 第一に、子供のような好奇心、探究心を持つことである。日常のどんなささいなことでも関心を払い、アナロジー(類似)として何か顧客の役に立たないかと考え続

    Consultant頭を3倍に回転させ能動的に考える
  • 第1回 WebサービスAPI+マッシュアップことはじめ

    Web 2.0の要素として,「マッシュアップ(mash up)」という言葉がよく聞かれるようになりました。マッシュアップとは,複数のWebサービスを融合して,新しいサービスとして提供する形態を指します。コンテンツ・ホルダーがWebサービスとして自社データの提供を拡大してくる中で,マッシュアップによって新たな価値を生み出す場が広がってきました。 この「マッシュアップ・ラボ」では,WebサービスAPIやマッシュアップ技術の最新動向と,マッシュアップ・サイト構築の要素となる各社のAPIの具体的な使い方についてサンプル・コードを交えて紹介していきます。 1回目となる今回は,まずWebサービスAPIとマッシュアップについて簡単におさらいすることにします。 1000以上のマッシュアップ・サイトが登場 この1年で,スクロール地図を利用したサイトがとても増えてきました。不動産業者の物件地図,飲店の情報マ

    第1回 WebサービスAPI+マッシュアップことはじめ
  • NTTデータが全文検索エンジン「Ludia」をオープンソースとして無償公開:ITpro

    NTTデータは10月11日,同社が開発した全文検索エンジン「Ludia」をオープンソース・ソフトウエアとして無償公開した。オープンソースのDBMS PostgreSQLに格納されたテキスト・データの全文検索を行う。同社では「商用のデータベース管理ソフトに匹敵する速度と精度を備える」としている。 NTTデータでは「データベース内のデータの全文検索ではこれまで,オープンソース・ソフトウエアでは日語に対応した高速・高精度なものが存在せず,データベースからデータを取り出し別のシステムを構築する必要があった。Ludiaは商用のデータベース管理ソフトに匹敵する速度と精度を備える」としている。 Ludiaは,N-gramと形態素解析の2種類の全文検索インデックス方式をサポートする。ブーリアン検索,近傍位置検索,類似文書検索といった検索が可能で,検索結果の合致度を示す「スコア」も提供する。 Ludiaは

    NTTデータが全文検索エンジン「Ludia」をオープンソースとして無償公開:ITpro
  • 初心者がJavaを“超高速”で学ぶためのコツ:ITpro

    皆さんの中には,「いまどきJavaくらいできなきゃねぇ~」と言われてからもう何年も過ぎちゃった…なんて人も多いのではないでしょうか。いつ何時「新しいプロジェクトJavaでいくから」なんて上司に言われたりしないか,内心ドキドキしてる方もいらっしゃるでしょう。私が受け持つJavaの授業でも,受講生の方からそういった悩みをよく聞きます。 しかしよく聞いてみると,なんだかとても効率の悪い勉強をしているなあと驚くことがあります。なぜなら多くの方が「Javaの入門書で勉強しているのにJavaのプログラムを作れるようにならない」と言われるからです。COBOLやC言語のプログラミング経験があるにもかかわらずです。 なぜJavaの学習がなかなか進まないのでしょうか。残念ながら「Javaのスキルが上がらない」という方の多くは,「データとアルゴリズム」「Javaの文法」「オブジェクト指向」の三つをきちんと学べ

    初心者がJavaを“超高速”で学ぶためのコツ:ITpro
  • 現実的な見積もりアプローチを考える

    思えばここ数年,「ソフトウエア見積もり」というテーマを追い続けてきた。2004年9月,日経ITプロフェッショナル(現在は日経システム構築と統合して日経SYSTEMS)で「当に使える見積もり技術」という特集記事を担当。多くのユーザー企業やベンダーに取材し,現場の問題意識の高さや見積もりの難しさを知った。日ファンクションポイント・ユーザ会をはじめ関連団体の会合にも参加し,現場のエンジニアの生の声を聞いた。 その特集が高スコアを得て,気をよくした記者は同タイトルの連載記事を企画(寄稿者は日立製作所の初田賢司氏)。2005年5月から11回にわたって,同連載の編集を担当した(おかげ様でこの連載も大変好評だった)。そしてこの10月2日,同連載をベースに大幅に加筆・修正した単行を刊行する(要求定義に関する単行も同時に刊行)。今回の記者の眼では,これまでの取材や編集などを通じて,見積もりについて“

    現実的な見積もりアプローチを考える
  • 提案書作成の実践テクニック【後編】:メンバーは4~7人で

    I(Issue),S(Solution),O(Operation)をどのように検討し,決めていけばいいのか。人数が多すぎると議論にならないので,メンバーの数は4~7人くらいが妥当だ。メンバーが揃ったら,その中の1人を「アンカー(最終責任者)」とする。 ユーザー企業の情報を集める では,I,S,Oをどのように検討し,決めていけばいいのか。筆者らが実際に行っている作業の流れを以下で示す。 まず,案件について知見のある人を集める。提案書の作成時には自社の精鋭を集め,知恵を結集して作り上げる必要がある。もちろん問題を的確かつ効率的に整理・分析でき,その解決策に対して議論できる人はそう多くはない。また,そのような人は例外なく多忙であり,協力してもらうには組織の壁が邪魔する場合もある。だが,あえてそれをやらなければコンペで競合他社に勝つことはできない。 この時,人数が多すぎると議論にならないので,メン

    提案書作成の実践テクニック【後編】:メンバーは4~7人で
  • 提案書作成の実践テクニック【前編】:行動促すストーリーを

    ITエンジニアが持つべき提案力は,3つに分けられる。第一は,ユーザー企業の置かれた状況や自社の強みを理解する能力,第二は,それをもとに,ユーザー企業に意思決定を促す提案書を作成する能力,第三は,提案書の内容をユーザー企業に正しく伝えるプレゼンテーション能力――である。この流れに従って,提案力を向上させるポイントやテクニックについて解説していこう。 ユーザー企業の情報を集める 提案書を書くためにまず必要なのは,ユーザー企業の置かれている状況を正しく理解することだ。 提案書の作成前に最低限調べておくべき項目を表1に示した。ユーザー企業はどんな業種で,業界何位の事業規模か。また売上高と営業利益はどの程度で,今回提案する部門の売上比率はどうか,平均年齢は何歳か…。こうした様々な情報を事前に調べておく必要がある。 ある程度大きな企業になれば,「会社四季報」や「日経会社情報」などで容易に調べられる。ま

    提案書作成の実践テクニック【前編】:行動促すストーリーを
  • 提案書評価のチェックポイントを知る:ITpro

    提案活動を行う際に,提案を受け取る側のユーザー企業の考えを知ることは極めて重要だ。ユーザー企業の立場でベンダー選定のコンサルティングサービスを行う筆者が,実際に見た提案書の例を通して,ユーザー企業が提案書に何を望み,どのように評価しているかを解説する。 「ページごとに書式やフォーマットがバラバラで,明らかに社内のいろいろな部署から資料を寄せ集めて作ったということが分かる」,「情報システムに関する問題点や解決策が述べられているが,極めて一般的かつ表面的な内容で,まったくリアリティが感じられない」。 いずれも,筆者がユーザー企業とともにベンダーを選定する際に,実際によく目にする提案書だ。当然のことだが,こうした提案書を高く評価するケースは,まずない。ユーザー企業にとって提案書は自らのビジネスの成否を決めることもある重要な文書だからだ。ではユーザー企業が評価する優れた提案書とはどんなものか。そも

    提案書評価のチェックポイントを知る:ITpro
  • 提案は「プロジェクト」だ:欠かせない「速さ」と「深さ」

    オープン化の進展やIT投資の抑制などによってユーザー企業の悩みが膨らんでいる。そこでベンダーに強く求められているのが,それらの課題を解決するための「提案力」だ。成功のカギは,提案を“プロジェクト”として捉え,再現性のある形に高めることにある。 「もう少し踏み込んだ提案書を出してくれないか」,「単なる製品紹介なら,いらないよ」――。2003年初頭,プロジェクト・マネジャーを務める伊藤忠テクノサイエンスの山田浩氏は,相次ぐ顧客企業からの苦言に対し,頭を悩ませていた。自分たちの作る提案書が,顧客に受け入れられずにいたからだ。 「かつては,サン・マイクロシステムズのサーバーやオラクルのデータベース管理ソフトなど,競争力のある製品が,それこそ“黙っていても売れる”時代があった。ところが最近のユーザー企業は,単なるデータベース・システムの構築ではなく,全社的なデータ統合やその活用方法,取引先や関連会社

    提案は「プロジェクト」だ:欠かせない「速さ」と「深さ」
  • RFP作成術【中編】:提案しやすいRFPを作る

    要求を伝えるための情報は,「何を書くか」と「どう書くか」に分けて考える。まず,書くべき内容を見ていこう良いRFPの条件,すなわちベンダーから質の高い提案や精度の高い見積もりを引き出すために必要な情報は2点。「今後どうしたいか」と「現状どうなっているか」である。 まずは,RFPの全体像を見てみよう。図4は,東京都民銀行が情報系システム基盤の開発に際して,実際に作成したRFPの目次である。案件によって項目の追加や省略はあるが,多くの案件で共通に挙げられる項目がほぼ網羅されている。 ITコーディネータであるフライの井門良貴氏(常務 エグゼクティブコンサルタント)は「RFPには,大きく3つの情報を入れる。(1)要求を伝えるための情報,(2)ベンダーを選ぶための情報,(3)トラブルを避けるための情報だ」とRFPの内容を説明する。 図4に当てはめると,(1)が「1 概要」「5 システム化の内容に関して

    RFP作成術【中編】:提案しやすいRFPを作る