アパは料金設定が災いし厳しい評価 ホテル部門では、ビジネスホテルと東京・大阪のシティーホテルをそれぞれ調査した。ビジネスホテルのトップは国内で16ホテルを運営するカンデオホテルズ。「3B(バス、ベッド、ブレックファスト)」を充実させてきたことで、高い評価を得ている。展望露天風呂や高級ブランドのベッド、60品目以上の朝食ビュッフェが売りだ。 一方、全国で約170のホテルを展開するアパホテルズ&リゾーツの評価は低かった。総合スコアは27.8点で、カンデオホテルズの約6分の1の水準で、ランキング対象となった35社中最下位。ホテルについては、(1)客室、(2)共用部、(3)接客サービス、(4)コストパフォーマンスの各項目についての満足度を調べており、アパホテルとカンデオホテルズを比較すると以下の通りだ。 アパホテルの評価が低かった大きな要因の1つに、繁忙期における価格高騰に対する不満がありそうだ。