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ブックマーク / xtech.nikkei.com (596)

  • アンテナ問題を早期終結させたかったJobs氏、別の議論に火をつける

    新型スマートフォン「iPhone 4」の電波受信問題について開いた記者会見で、米AppleのSteve Jobs最高経営責任者(CEO)が行った説明の内容を巡って波紋が広がっている。 AppleのJobs氏は米国時間2010年7月16日、米カリフォルニア州クパチーノの社で記者会見し、iPhone 4は体の持ち方によって電波が遮られ、受信感度が低下すると説明した。 対策として、米消費者情報誌の実験で問題が解決されることが明らかになった「Bumper(バンパー)」と呼ぶ専用ケースをすべてのユーザーに無償で配ると発表。その一方でBumperを使ってもiPhone 4を気に入ってもらえない場合は、故障していないものを対象に返品に応じ、全額返金すると説明した(関連記事:iPhone 4のアンテナ問題、専用ケースで解決---米消費者情報誌)。 しかしJobs氏がこの会見の中で「これはiPhone

    アンテナ問題を早期終結させたかったJobs氏、別の議論に火をつける
  • 電子書籍だけじゃないiPad、ユニークな放送/映像サービスが続々登場

    9.7インチ型のIPS液晶ディスプレイを搭載し、瞬時に起動して使える米Appleのタブレット端末「iPad」は、Webページや動画、電子書籍など、様々なデジタルコンテンツの消費スタイルを変えるビューワーとして、注目を集めている。 日民間放送連盟の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)は2010年5月27日に定例の記者会見でiPadの発売について「我々にとっては緊張すべき状況を迎えた。テレビがこれまでメディアの中において、広告を集める力で相当優位だった状況を失わないようにしていきたい」と述べた。実際には、テレビ局は積極的に打って出る動きを活発化させている。今回は放送/映像関連の取り組みについてまとめた。 ブランド構築狙う番組/事業者関連アプリ 放送用のコンテンツをそのまま二次利用するのではなく、事業者や番組のブランドやキャラクター、世界観を生かしたアプリをiPad向けに提供したのが、テレビ東京の「

    電子書籍だけじゃないiPad、ユニークな放送/映像サービスが続々登場
    kirifue
    kirifue 2010/07/20
    テレビ局やラジオ局によるiPadへの取り組みの一例。てか、OTTAVAって、デフォの字が小さくない? #ipadjp
  • 「はやぶさ」の成果とは何なのか?

    2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」(写真)が2003年の打ち上げから約7年をへて地球に帰還し、カプセルの回収に成功した。筆者は部屋の片隅でほこりをかぶっている小冊子を読んでみたくなった。4年ほど前の2006年秋に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)「はやぶさ」プロジェクトマネージャーである川口淳一郎教授の講演を聞いた時の講演録だ。 この講演の時点で、はやぶさは既に満身創痍(そうい)だった。ホイールが壊れ、燃料が枯渇しかけた状態で、宇宙空間で漂っていた。川口教授は「2010年に地球に帰そうとしているが、まだまだ困難なことが続く」と率直に話していた。 “着陸失敗”を強調していたマスコミ 講演録によると、川口教授は「記者会見で、記者たちはフレンドリーに質問してくれるのに、翌朝新聞を見ると“着陸失敗”と書いてある。(見出しを付ける)編集部の人はなかなか厳しい」と冗談交じ

    「はやぶさ」の成果とは何なのか?
  • AppleのSteve Jobs氏、Fortune誌の「技術業界で最も頭が切れるCEO」に選ばれる

    米経済誌「Fortune」は米国時間2010年7月9日、「技術業界で最も頭が切れる人」を発表した。最高経営責任者(CEO)部門では、米AppleのSteve Jobs氏が選ばれた。 ここで言う「頭が切れる(スマートな)人」とは、知能指数を問題にしているのではなく、聡明でなおかつ人々の生活やライフスタイルに変化を与えるほど影響力を持った人を意味する。同誌は、Jobs氏が手がけたデジタル音楽配信サービス「iTunes」、映画制作会社「Pixar」(米Disneyが買収)、スマートフォン「iPhone」、タブレット型コンピュータ「iPad」を挙げ、「1つの業界を揺るがすだけでも幸運だというのに、4つの業界に影響を与えている。これこそスマートだ」と評している。 同調査では、CEO、デザイナー、創設者、アナリスト、エンジニアなど10カテゴリーから「最も頭が切れる人」と上位候補者4人を選定した。CEO

    AppleのSteve Jobs氏、Fortune誌の「技術業界で最も頭が切れるCEO」に選ばれる
  • iPadがやって来た

    iPadを使い始めて、約1カ月たった。このところ、仕事以外でWindowsマシンを使う場面はめっきり減った。ネットブックもほこりをかぶっている。ラジオやビデオの視聴、新聞や天気予報、地図の閲覧、それに電子メールなど、パーソナルユースで使う端末は、たいていiPadである。 一家だんらんのスタイルが変わった 変わったのは自分だけではない。一家だんらんのスタイルも変わった。 例えば旅行の計画を練る場合、以前だと、おのおのノートPCを持ち寄って、まるで会社の会議のような格好で話し合っていた。これに対し現在は、1台のiPadがテーブルの真ん中に置いてあるだけ。みんなが同じGoogle Mapを見て、縦にしたり横にしたり、拡大したり縮小したり。ここからあそこへはこうやって歩いていけるとか、音声認識を使って「ちょっとだまってちょうだい」と言いながら検索したりする。 ディスプレイが、IPS液晶パネルだから

    iPadがやって来た
  • 近づくキーボードレス時代、変わるアプリ

    iPhone/iPadの登場で、ユーザーインタフェース(UI)のデファクトスタンダード(事実上の業界標準)は、これまでの米マイクロソフト発から米アップル/米グーグル発へと変わり始めた。特にiPad以降は、「もうノートPCは不要」と話す利用者が増えるなど、“キーボードレス+フィンガータッチ”が受け入れられている。新UIの台頭は、企業情報システムの開発要件へも影響する。 ユーザーインタフェースが、情報システムの重要な要素であることは否定のしようがない。これまでは、メニューの表示方式やファンクションキーへの機能割り当てなどの多くが、マイクロソフトのWindowsや各種アプリケーションの仕様に沿ってきた。アプリケーションベンダーにすれば、「ユーザーが使い慣れたインタフェースに合わせれば、導入時の操作習得などが軽減されるため、新規参入やリプレースが容易になる」からだ。新たなソフトを導入しても、経験則

    近づくキーボードレス時代、変わるアプリ
  • MozillaがiPhone版Firefoxを作れない理由

    米Mozillaは2010年7月1日、Firefox向けの機能拡張ソフト(アドオン)「Firefox Sync」(旧称Weave Sync)の最新バージョン1.4を公開したことを明らかにした(Mozilla Japanのブログ記事)。Firefox Syncは、複数のパソコンやスマートフォンでFirefoxのブラウザーデータを同期できるようにするアドオン。Mozillaのサーバーを介して、Firefoxのブックマークやパスワード、閲覧履歴、フォーム入力履歴などを同期する。バージョン1.4では日語へのローカライズが行われており、より使いやすくなったとしている。 Firefox Syncの便利な点は、自宅や勤務先、モバイル用のパソコンなど複数のパソコンを使っている場合でも、一つのパソコンでFirefoxの設定を施してしまえば、その設定をサーバー経由で他のパソコン上のFirefoxに反映できる

    MozillaがiPhone版Firefoxを作れない理由
    kirifue
    kirifue 2010/07/12
    Appleの規制はブラウザにも。iPhoneは素晴らしいが、いくらJobsでも全てを手に入れることはできはしない。 #iphonejp
  • 現状:オープンシステムが危ない

    「オープンシステムは素晴らしいものに思えた。早く開発でき、拡張の自由度が高く、製品の価格自体も安いのでコストダウンもできる。だが実際に導入してみると、それまでメインフレームで培ってきた運用体制をたった半年で失った。あっという間だった」。合成ゴム製造大手の日ゼオンの情報システムを開発・運用するジスインフォテクノの石橋健取締役は、1990年代半ばをこう振り返る。同社は現在、運用体制を10年越しで立て直している最中だ。 オープンシステムの輝きに隠された影の部分。それが今ユーザー企業を苦しめている(図1)。早く安く作れるというメリットは、運用のことまで意識しないままにオープンシステムを乱立させた。その結果、運用がままならない状況を生み出した。新技術を使えるというメリットはベンダーの開発競争の成果だが、それが製品や技術の短命化につながった。マルチベンダーの製品を組み合わせることで1社に縛られなくて

    現状:オープンシステムが危ない
  • iPadやKindleでの読書スピード、印刷本より時間がかかる

    製品開発コンサルティングを手がける米Nielsen Norman Groupの共同設立者Jakob Nielsen氏が米国時間2010年7月2日に発表した調査結果によると、印刷された書籍より、米Appleの「iPad」や米Amazon.comの「Kindle 2」を使った読書の方が時間がかかるという。 アーネスト・ヘミングウェイの短編小説を読むのにかかった時間は、iPad電子書籍コンテンツを読む方が印刷媒体に比べて6.2%長く、Kindle 2は10.7%長かった。 調査は、読書好きでよくを読むという人にiPadKindle 2、パソコンのモニター、印刷媒体の4形態で短編小説を読んでもらい、24人の読書スピードを測定した。読み始めてから読み終わるまでの全体的な平均時間は17分20秒だった。 また読書後に各形態の満足度を7段階で訪ねたところ、iPad(満足度5.8)が最も高く、Kind

    iPadやKindleでの読書スピード、印刷本より時間がかかる
  • 高価なルーターはもういらない──ソフトウエアルーター「Vyatta」に期待

    JANOG25が1月に終わったかと思えば、もう梅雨の季節です。何かと時の移り変わりが早く感じるようになってきました。人に言わせるとそれは歳のせいだと。なんとなく、認めたくない気もしますが、エンジニアが集まる宴会などに出席するといつの間にか自分が年上の部類に入っているのに違和感を覚えつつも、そういう年になったのかと思うばかりです。 さて、感傷に浸っている場合ではありません。すぐに夏がきます。夏はイベントの季節です。インターネット関連のイベントも夏から秋にかけて目白押しで、私がかかわっているものだけで三つほど開催されます。 ネット管理者注目のイベント 三つのイベントの概要をご紹介しましょう。 1) JANOG26 7月の7日、8日の二日間で、今回はなんと都内での開催です。 JANOGが東京で開催されるのは珍しいと思う方も多いかと思います。ですが、実は二つ前のJANOG24も東京の日経ホールで開

    高価なルーターはもういらない──ソフトウエアルーター「Vyatta」に期待
  • iPhone 4に見る“我慢”

    Appleの最新スマートフォン「iPhone 4」がデビューした。タブレット型の姉妹機「iPad」と同系のA4プロセッサや高精細ディスプレイ、大容量メモリーなどを、手のひらサイズのきょう体に収めた製品だ。ただiPad以上に排熱やバッテリに制約がある以上、性能チューニングのさじ加減は難しい。iPhone 4は何を“我慢”した製品なのか。ベンチマークテストの結果から推察した。 800MHz動作で“我慢” iPhone 4の主な仕様は、960×640ドット表示の3.5型液晶パネル、動作周波数非公開のA4プロセッサ、500万画素デジタルカメラといったところ。3.5型の液晶パネルながら、9.7型の液晶パネルのiPadの1024×768ドット表示(XGA)に迫る解像度である。 iPhone 4を1週間弱試したところでは、iPadとそん色ない体感速度だ。iPadをそのまま小さくしたような印象を受ける。

    iPhone 4に見る“我慢”
  • 「IE6の利用はやめて」、内閣官房が各省庁に移行を推奨

    内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は2010年6月17日、各府省庁に対して、Internet Explorer 6(IE6)からInternet Explorer 8(IE8)への移行を推奨したことを明らかにした。 IE6は、2001年8月にリリースされたWebブラウザー。最近では、セキュリティや互換性の問題が頻発。例えば2010年1月には、IE6だけを狙った攻撃が確認されている。このためマイクロソフトなどでは、IE6のユーザーに対して、最新版IE8への移行を推奨(図)。グーグルなどのWebサービス提供者は、IE6への対応を順次打ち切っている。 しかしながらNISCによれば、中央省庁の中には、バージョンアップすることなくIE6を使い続けているところがあるという。組織内のシステム(Webアプリケーション)を、IE6用に構築しているためだ。IE8に移行するとなると、既存システムがIE

    「IE6の利用はやめて」、内閣官房が各省庁に移行を推奨
    kirifue
    kirifue 2010/06/29
    IE6もいよいよ限界だな。
  • スマートフォンをめぐり抜本的に変わる「少し先の未来」

    NTTドコモ スマートフォン事業推進室 アプリケーション企画 担当部長 山下哲也氏のプレゼンテーションでは、NTTドコモという所属企業のサービス紹介、製品紹介だけでなく、スマートフォンという「今までとは違う何者か」で、何が起こるのか、そして開発者に何を期待するのか、という点を前面に押し出していた。 「携帯電話事業者の一員」という立場での発言だけでなく、スマートフォンの時代に起きることを端的に伝えようとした講演だったように思えた。どのように変わるのか。山下氏が示した言葉を手がかりに見てみよう。 まず「デバイスが多様化、高度化、モバイル化」(山下氏)する。電話やパソコンという従来からあるデバイスの範囲を超え、常時電源が入り、常時インターネットに接続し、利用者の手元で使われる、新たな情報流通の窓口が誕生する。 「ユーザーインタフェース(UI)が決定的に違う。マウスとキーボードから、より直感的なU

    スマートフォンをめぐり抜本的に変わる「少し先の未来」
  • Androidアプリを審査して分かった3つのこと

    審査員は大変---取材先で審査員を見て、いつもそう思っていた。 例えば「全国高等専門学校プログラミングコンテスト」という高専生向けのプログラミングコンテストである。「自由部門」では、その名の通り、自由な発想のもと作られたプログラムを、審査員が審査する。取材で展示を順番に見ていくと、明らかによくできたものもあれば、残念ながらそうでないものもある。大変なのはその先だ。筆者が「よい」と感じるものはどれも、何かしらの問題を技術力で解決している。それらの中で優劣をつけるのは難しい。 筆者もその大変さに直面した。ITproは、Androidアプリケーションの開発コンテスト「Android Application Award 2010 Spring」を主催している。おかげさまで300を超えるご応募をいただき、2010年5月13日にその締め切りを迎えた。そのあと、ご応募いただいたすべてのアプリケーションを

    Androidアプリを審査して分かった3つのこと
  • 「Webアプリの脆弱性対策は簡単です」

    「Webアプリケーションの脆弱性対策は簡単です」。 セキュリティ関連の取材をするようになって10年以上になるが、セキュリティ対策が「簡単」だと聞いたのは恐らく初めてである。取材の相手は、TISの早矢仕善弘氏(技術部 セキュアワン室 室長)。ソースコードを対象にした脆弱性チェックツールとして広く利用されている米Fortify Softwareに、同社ソフトの検証を依頼されたこともあるというセキュリティの専門家である。 早矢仕氏によるとWebアプリケーションの脆弱性は、たった四つの原則を守れば防げるという。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)など著名なものはもちろん、最近になって発見されている数多くの脆弱性が、いずれかの原則の対象になる。四つの原則を紹介しよう。 (1)ユーザー入力を精査する Webページのフォームなどに入力された文字列は、きちんとチェックしなければ

    「Webアプリの脆弱性対策は簡単です」
  • [4]巨大通信会社を手玉にとったアップル

    iPadは、世界の携帯電話業界を大きく揺さぶった端末だ。2010年1月の発表から多国展開が始まった5月まで、「自分の国ではどのキャリアがiPadを扱うのか」が話題になった。日ではNTTドコモがアップルとの契約前にiPad向けに「SIM」(シム)と呼ばれる通信用チップを提供すると宣言した。ところが、日国内でiPadを扱うキャリアはソフトバンクモバイルに決まった上に、他国のiPadにはない「SIMロック」と呼ばれる仕様になり、NTTドコモはSIMを提供することもできなくなった。日の携帯電話事業者の最大手であるNTTドコモは、恥をかかされることになったのである。 キャリアに要求を突き付けるアップル アップルとキャリアの間には、契約締結後も常に緊張感が漂う。アップルは、キャリアに独占販売権と引き換えに、iPhoneの料金プランや販売方法などについていろいろとうるさく口を出したり、販売台数のノ

    [4]巨大通信会社を手玉にとったアップル
  • Webレガシーへの道

    6月15日に始まった「iPhone 4」の予約は初日に60万台を超え、日でも米国でも過去最高になったという。米AT&Tでは、初日の予約数が前機種iPhone 3GSを10倍上回り、予約の受付を停止した(関連記事)。ソフトバンクモバイルでも、孫正義氏のTwitterによれば「3GS予約実績の10倍の申込に耐える容量でしたがそれ以上の申込でした」。混乱を招いたことを非難する声も上がっているが、結果としてならば「3GSの10倍」というすさまじい勢いでの普及をもたらした。1カ月前のiPad発売のにぎわいと併せて、2年前にiPhone 3Gが発売されるまでは想像もできなかったモバイル環境が整いつつある。 iPhone/iPadが注目されるのは、単に端末のデザインや機能だけではなく、ユーザーと開発者いずれの目にもアプリケーション稼働のプラットフォームとして魅力的に映っているからだ。これまではどちらか

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  • [3]企業のクラウド端末にも電子看板にもなるiPad

    iPadは、電子書籍ゲームアプリなどのエンターテインメントの機能が注目されることが多いが、実は企業が利用する端末としても大きな魅力がある。美しく大きな画面、企業向けアプリを作りやすい環境、5万円弱からという低価格で、導入を決めたり、導入を検討したりする企業が多い。 東京渋谷区に社を置くアパレルメーカーのニューヨーカーは、店舗にiPadを導入。商品画像や仕様などをiPadで見られるようにしたり、コーディネート例をiPad上で表示したりするようにしている。また、みずほ銀行は7月から試行的に店舗のロビーにiPadを置いて顧客が金融情報や電子雑誌を読めるようにしたり、窓口で金融情報の説明に利用したりする計画である。こうした企業のiPad活用はますます進みそうだ。今回は、その背景にあるiPadの潜在力を紹介しよう。 企業向けに集中管理やセキュリティ機能を装備 iPadは壊れやすいハードディスクを

    [3]企業のクラウド端末にも電子看板にもなるiPad
  • [1]スペック以外で人を魅了するアップルの姿勢

    筆者は、2010年1月27日に米国サンフランシスコで開催されたiPadの発表会に参加し、iPadに触れられた数少ない幸運な一人として、その後数カ月にわたって各地で講演してきた。面白いのが、講演前のiPadの評価が2つにキッパリ分かれることだ。一方は、iPadのスペックシートだけを見て、「ただのデカいiPhoneじゃないか」とガッカリしている人たち。もう一方が、「これはすごいことになりそうだ」と興奮している人たちだ。 確かに、iPadのスペックだけを見たら、それほどすごい製品と思えないかもしれない。それでもiPadが売れているのは、スペックシートではわからない「体験」を提供し、人々を感動させているからだ。その「体験」を生み出すiPadの魅力とそれを生むアップルのものづくりの姿勢を紹介しよう。 解像度はキンドルやノートPCより低い iPadの魅力の一つは、その画面の大きさと美しさだ。筆者のお気

    [1]スペック以外で人を魅了するアップルの姿勢
  • ブロスタTVの動画配信サービスがiPadに対応、専用サイトで全画面再生も可能

    ブロスタTVは2010年6月2日、クリエイターが制作した動画作品を無料配信するサービスを、iPadでも利用できるようにしたと発表した。iPad利用者は、専用URL(http://ipad.brosta.tv/)にアクセスすることで、サービスを利用できる。 ブロスタTVはこれまで、パソコンやiPhoneNTTドコモのiモーション対応端末などに同サービスを提供してきた。今回、米Ooyalaのコンテンツ配信ソリューション「Backlot」が備えるマルチプラットフォーム配信機能を利用し、これまで配信してきた端末に加えてiPadにも対応した。iPad向けに最適化した専用ページを設けることで、直感的に操作できるように配慮したという。動画はiPadに搭載されている標準のプレイヤーで再生され、全画面再生も可能である。 [発表資料へ]

    ブロスタTVの動画配信サービスがiPadに対応、専用サイトで全画面再生も可能