「JKビジネス」と呼ばれる、女子高校生との添い寝などをうたった店を規制する新たな条例の制定に向けて、警視庁が都内の実態を調べたところ、こうした店が半年前より40店舗余り増えていることが分かりました。 それによりますと、こうしたサービスを売り物にする店は174店舗に上り、去年6月に比べて42店舗増えていたことが分かりました。全体のおよそ7割、120店舗が秋葉原に集中し、特に、制服姿の少女が店の中で食べ物などを提供してゲームや会話をする「JK喫茶」や、「JKカフェ」と呼ばれる店が増えているということです。 警視庁は去年、4つの店を検挙しましたが、店を構えない「無店舗型」の営業形態も出てきていて、実態の把握が難しくなっているということです。警視庁は、来月にも学識経験者などで作る有識者会議を立ち上げ、今回の調査などを基に新たな条例の具体的な中身を検討することにしています。