またひとつ、全く信頼できない地震予知研究が発表されています。 日本経済新聞の記事: 「地中の微弱電流で「地震予測率58%」 東海大など (2012年11月12日)http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1000S_S2A111C1CR0000/ この記事の内容をまとめますと、 (1)研究結果を発表したのは、東海大や東京学芸大などの研究グループ (2)1997年5月~2000年6月、神津島で観測された地電流の変化と、周辺で発生したマグニチュード(M)3以上の地震の関係を調べた。 (3)「異常」が観測された回数は19回で、うち11回はM3以上の地震が30日以内に発生しており、同グループの長尾年恭教授は「予測率58%」という意味ある数字が得られたとしている。 (4)期間中に発生したM3以上の地震は23回だった。 ・・・全く話になりません。彼らのような、統計的に